化石燃料起源の物件

まぁ、実物の撮影だけではないと言う事で。
基本的にはプラインジェクションキットの素組みで、一つ一つ緻密に作るのではなく、ぶっちゃけ粗製濫造です。
ほんのお目汚しですが、暇があったら見てやって下さい。

R04/09/22 展示 英駆逐艦 改造連作 第壱弾の壱「ガーランド」->蘭「マルニックス」

9/8に女王が登遐されましたが、別に追悼って意味は無く、単なる偶然でして、今回から多分3隻ばかり英駆逐艦の改造連作です。
第壱回目の今回は、G級駆逐艦の「ガーランド(Garland)」です。
本艦は、同名のまま戦中に波蘭に貸与され、戦後一旦返却されますが、更に和蘭に売却されてフリゲイト(!!)「マルニックス(Marnix)」として在籍し、'64/1/31に退役します。今回はこの和蘭時代を再現してみました。
元ネタはIGBのずばり「ガーランド」ですが、大改造です。
尚、撮影は、ISO200、F16で、注釈中
「istDs」はPENTAX istDs+smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
「D40」はNikon D40+TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
の使用を意味しています。


1.
ttps://onzemarinevloot.weebly.com/hrms-marnix-f-801.html
ttps://assets.marinemuseum.nl/app/uploads/2020/10/WS-Hr-Ms-Paets-van-Troostwyck.pdf
と言った辺りで700/700の写真を結構見つけたので、これを基本としまして、う〜ん、船首楼から後ろは良く判らぬ。右舷真横からの不鮮明写真を見るに無改造で良いだろうって始めました。
まぁ、それでも艦橋や主檣の改造はかなり大規模と想定はされました。
istDs
1/1


2.
で、着手したのですが、
ttp://www.modellmarine.de/index.php?option=com_content&view=article&id=5796:schulfregatte-marnix&catid=511:falk-pletscher
何て、見つけてしまいました。
既に艦橋は弄り始めてしまっており、戻れないし、その艦尾側の拡張については、右舷真横の写真から見ると、異論有りと言う事も有って、そのまま改造続行しました。
istDs
1/1


3.
それにしても、こんな知名度の低そうな・・・と考えるのは、和蘭から遠く離れているからなのですかね。まぁ、挙げたHPも独逸語で記述されていますしねぇ・・・フネを、それなりに頑張って資料集めて作り上げるって暇人が居るのかと少々吃驚です。
お前はどうなんだ??と言われれば、電網突っついて、判る範囲の写真だけででっち上げようと言うお気楽、手抜きですからねぇ〜。同列にはとてもとても恐れ多くて。
istDs
1/1


4.
今回、上記HPみつけた助かった??迷った??のは、塗装です。
舷側、上構側面等は"Vallejo 155"、甲板は"Revell 74"を採用と言っておりますが、そんなん、在庫していないし、調達するのちと面倒。
ここ迄色々と電網を突っついているのですから、更に執念深く探し回った所、今度は、
ttps://acrylicosvallejo.com/wp-content/uploads/2021/09/CC070-Model_Color-Rev18-baja.pdf
ttps://www.mech9.com/p/mr-color-to-vallejo-paint-conversion.html
辺りにも辿り着けまして、結果、C308とLP17を採用する事としました。
もっとも、引き合いに出している700/700の右舷真横の写真を見ると、舷側はもっと濃い色合いじゃなかろうか??とも思えるんですけれどねぇ・・・。
そうは言っても、左舷は見えている艦番号と明度に大きな差を感じず、かなり薄い色調にも思われます。まさかと思うけれど左右で色合いが違う??
Mr.カラーにはC337 グレイッシュブルーFS35237だのC367 ブルーグレー FS35189だのと言った濃いめも用意されているので、何処ぞの阿修羅男爵の様に左右舷の塗料を変えてしまおうか??等と一瞬馬鹿な事も考えましたが、まさかねぇ〜♪
istDs
1/2


5.
ここからは、改造のあれこれです。
先ずは、はりねずみの直後の構造物です。上記のHPには要員退避所との主旨が記載されています。
マウスカーソルオンで拡大します。
istDs
1/4


6.
艦橋、素で組むとこんな感じですが・・・
D40
1/8,1/8
何れも周囲2割程度トリミング

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


7.
翼部が増設されている為、こんな具合にばっさりと切断します。
D40
4/1,4/1,1/4,1/4
何れも5割程度にトリミング


8.
切り離した後に、あれこれと増設部分を追加します。
マウスカーソルオンで拡大します。
istDs
1/15


9.
7,8の造作が載る01甲板も拡大されている為、こちらは本部品(左)を弄るのではなく、まるっきり新規(右)に作成します。
D40
1/8
周囲2,3割トリミング


10.
7,8の天蓋上にも甲板室が建て増しされています。
マウスカーソルオンで拡大します。
istDs
1/4


11.
10の背面ですが、7,8の背面の堡塁が残っているので、これに合わせる形にしました。
マウスカーソルオンで拡大します。
istDs
1/4


12.
船首楼の末端に接続する部品ですが、その上に載る01甲板が拡大・・・前記9・・・され、併せてこちらも高さを合わせます。
艦橋構造物はここ迄。
左加工前、右加工後で、右はマウスカーソルオンで拡大します。
D40
2/1
周囲2,3割トリミング


13.
次は2本の煙突です。
左第一煙突、右第二煙突でして、元々は高さが然程違わないのですが、第一煙突が高く、第二煙突が低くなっているので、第二煙突頂部を1mmちょっと切り離して第一煙突に重ねます。
更に、第一煙突頂部には板状の誘導板と言うか遮風板と言うかが建て増しされています。
D40
1/8,2/1,1/1
何れも中央部4,5割にトリミング


14.
続いて後部上構です。
マウスカーソルオンで拡大します。
istDs
1/30
中央部2,3割にトリミング


15.
どう変わったか??と言う事で、本来の部品4と比べてみます。艦首方向に倍程長くなっています。
もっとも、この長さは、甲板上の他部品取付穴等を隠す目的で設定しましたので、ちと長過ぎかも知れません。
D40
istDs
1/8,1/4
左周囲1,2割トリミング


16.
後部上構末端部の砲座は使いますが、一部彫刻が不要っぽいので自作部分との合い易さも勘案して、途中で切断します。
D40
1/8,1/8
何れも周囲2,3割トリミング


17.
14〜16を合わせるとこんな感じです。
D40
1/15
周囲1,2割トリミング


18.
更に5〜16を全載せしますと、こんな感じ。
istDs
1/1,1/1
右周囲若干トリミング


19.
主砲は、正体不明の独逸製4吋両用砲に換装されています。
これが、妙に短砲身で腰高な感じで、在庫余剰品に適当な物が見つからず、致し方なく3mm角棒で砲塔を218で方針を作っています。回転軸は、袋が行方不明で写し込めませんでしたがφ1mmです。
マウスカーソルオンで拡大します。
D40
1/8


20.
煙突間の機銃座です。これは改造では無く、金属部品の使用を忌避して化成品に置換したものです。
胸壁はプラ紙、機銃はP社の「アメリカ海軍艦船装備セットIII」の20mm単装機銃を転用です。
マウスカーソルオンで拡大します。
istDs
1/2
周囲2,3割トリミング


21.
第二煙突と後部上構との間の機銃座です。これも20と同様でして、胸壁は104、機銃はP社の「アメリカ海軍艦船装備セットIII」の20mm単装機銃を転用です。
マウスカーソルオンで拡大します。
istDs
1/2
周囲1,2割トリミング


22.
20と21は何れも右舷側のみ加工中でしたが、全部置換を済ますとこんな感じです。
D40
1/1
周囲1,2割トリミング


23.
主檣は三脚化されているので、後部側2脚の取り付け案内用で甲板に穿孔します。
D40
1/1
周囲2,3割トリミング


24.
全く新規で作成した主檣と、救命筏取付の金属部品を化成品での置換です。
いやはや、大変でしたよ。実は同時期にもっと簡単な改造の2隻も作業開始したのですが、何で「マルニックス」が最初に竣工したのか訳判りません。あぁ疲れた、暑かった。
D40
1/1

R04/08/17 展示 残暑お見舞い申し上げます

猛暑です。いや、酷暑です。
この時期、この道楽は難儀です。有機溶剤と付き合う都合上、作業中は換気が欠かせません。と言う事は、冷房の恩恵に浴し難いんですよね。
理屈は真冬も一緒だろう・・・と言われれば一般論としてはその通りですが、個人的には専ら作業する場所が南や西に向いて光線が入り易く、逆に北風の直撃は受けないので真夏程悪条件ではありません。
とまぁ、そんな訳で梅雨明けから秋雨入り迄、しんどいです。で、一昨年から基本的に補修とかの軽薄短小な作業を中心にする事としました。
・・・と、ここ迄はその一昨年とほぼ同じ内容です。ま、定型の言い訳ですね。
で、今回は何をしたか。P社の「やまぐも」級におまけで付いて来る「はつしま」級掃海艇。これの修理を致しました。
Nikon D40、f16、ISO200で撮影しました。


1.
先ずは修理前の状況です。
左からH24/02/12〜H25/02/06展示の「はつしま」、「にのしま」、H30/06/30から展示の「みやじま」、「えのしま」、「うきしま」です。取れてしまった部品は各艇の前にばらばらと置いてあります。
困った事に、「にのしま」と「えのしま」は前檣と電探が取れてしまい、しかも取れた部品が無いので自作しなければなりません。
また、この写真では良く判りませんが、かなり埃を被っております。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1,4/1

2.
前檣の自作です。
219で脚を。218で横桁等を作ります。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
左右1割、上2割程度トリミング


3.
電探の自作です。
218は脚部を。147は電探そのものと言うか送受波機でして、4mmの幅はそのまま採用ですが、1mmの厚さは厚過ぎなので半分程度に更に分割です。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
周囲1割程度トリミング


4.
本物(^^;;;と比較するとこんな感じです。
比較すべきは49,63,64ですね。
三脚の二脚部分の部品の横桁の位置がかなり違ってしまっていますが、これを合わせる長さに切り出すのは困難なのでこのまま行ってしまいます。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
周囲1割程度トリミング


5.
中途半端な塗装状態ですが、前檣と電探を積んでみました。左「にのしま」、右「えのしま」です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2


6.
「にのしま」は機銃も取れて何処か行ってしまったので、P社の「アメリカ海軍艦船装備セットII」の20mm単装機銃を転用です。
左が本来品で右が転用です。本来品、68の基部と防盾はともかく、67の銃身銃把はかなり甘い彫刻ですね。もっとも、転用品はそれはそれで銃身長過ぎです。700/700の銃身全長は2.21mだそうですが、1/700の実測価は本物3.5mm、転用4mm。本物でも長過ぎる感じです。まぁ、P社のこの手の装備品は縮尺超過気味になり勝ちの様ではあります。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
周囲1割程度トリミング


7.
困ったのが右舷中央部の起重機で、「はつしま」、「にのしま」、「えのしま」で取れてしまって行方不明。
と言うか「はつしま」、「にのしま」には接着した痕跡が見えないのですが、どうしたものか。もしかして最初から付け忘れ??すると探せば出て来る??うーん、あの山の中からかぁ・・・。それはさておき、かなり複雑な形状でして、ちょっと自作は無理。取り敢えず復旧せずに放置しますが・・・。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
周囲1割程度トリミング



8.
とまぁそんなこんなで、取り付けるもの取り付け、ブロアーや面相筆で埃を飛ばし修理完了です。
上と言うか奥と言うか、左から「はつしま」、「にのしま」、「みやじま」、
下と言うか手前と言うか、左から「えのしま」、「うきしま」です。
さて、7で記載の起重機の件はどうしたものか。4,6でちらっと見えている通り、未だ未完成在庫が有ります。同型艇の中から何隻か、YCSやMCLに転籍していますが、もし転籍後にこの起重機を撤去している例が有れば、残余在庫からそれらの姿を作成し、この起重機を捻出するのも有りか??等と思っていますが、上手く行くものやら・・・。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/21

R04/07/12 展示 「チャールズ.F.アダムズ級」("C.F.Adams")ファミリー各国2隻目

H23/9/22〜H24/8/30展示の『「チャールズ.F.アダムズ級」("C.F.Adams")ファミリーを作る』以来の10年振りに、同級の各国版を1隻づつでっち上げました。
今回は、合州国は順当に2番艦「ジョン・キング(John King)」を基本的に組み立て説明通りに。豪独は各々1番艦「パース("Perth")」と「リュッチェンス("Lutjens(uはウムラウト付き)")」をNavsourceの1968〜1970頃の写真を参考に就役直後の印象にでっちあげました。
以下、左からまたは上から「ジョン・キング」、「パース」、「リュッチェンス」の順に載せています。


1.
第26回参議院議員選挙が終了しました。まぁ下馬評通り与党勝利。黄金の3年間とやらが始まるのだそうな。次回は衆参同日になるのかな??
気が早いですが、その次回でもひっくり返らなければ、現政権はかなりの長命を保つ事になりそうです。
改憲を標榜している議員数も両院共に2/3を占めていますが、同床異夢な部分も有りそうで、どうなるものやら。
取り敢えず、前文の「平和を愛する諸国民」って辺りの文言を外して欲しい所です。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200


2.
ところで、今次選挙で切っても切れないのは、投開票の前々日に起きた元総理の射殺事件ですね。
大平正芳や浅沼稲次郎の故事を鑑みると、もっと土砂崩れ的な一方的な結果になるのでは??とも思っていたのですが、意外にもそこまでにはなりませんでした。
事件後、各党党首等の演説で「テロには屈しない」とか「民主主義を守る」みたいな論調を多く見受けられましたが、個人的にはかなり違和感を感じました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


3.
加害者君は最初から、被害者の政治信条に対してではなく、宗教に関連しての問題だと、言わば私怨だと明言している訳ですよね。
なのに、各党首の皆さんったら。まぁ何か言及せねばならん状態では有ったのかもですが・・・。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2,1/2,1/2
f16
ISO200


4.
本級、残りの積みは正規製品と瑕疵廉売品で3隻分。前回の3隻「C.F.アダムズ("C.F.Adams")」、「ホバート("Hobart")」、「メルダース("Molders"(oはウムラウト付き))」も一緒に並べて。
次回も各国版を作りたいですね。1990年代に入って来ると、豪はSUMを下してCIWSを積み、独はRAM短SAMを積んでいますので、その辺りの姿を想定しています。合州国は・・・どうしよう。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


5.
例の如く使用塗料と。救命浮輪を塗装したGM29が行方不明で欠です。
例の如く主檣、前後檣は木工用接着剤で仮留です。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


6.
ここからは、加工したあれこれを。
前檣と言うか主檣と言うか、三脚なのですがその中央脚を取り付ける部品18の取付穴の位置がどうもよろしくありません。
「ジョン・キング」については、これを若干後寄りに変更と言う事で、元の穴をφ1mmのプラ棒で埋め、φ1.2mmのピンバイスで新たに穿孔しました。
「パース」と「リュッチェンス」については、この部品の他の存在理由たるSLQ-32の架台?支柱??について、SLQ-32を載せていないので、そもそも部品自体使用する意味が無くなると言う事で不使用、代わりにその土台となる甲板室の天蓋をちょっとだけピンバイスで浚ってみました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/8,1/8
f16
ISO200

7.
「パース」と「リュッチェンス」の檣の上から三段目の平場の左舷には縦長の電波機器が設置されているのですが、部品としては用意されていません。
なので、φ1mmのプラ棒を軸に暑さ0.1mmのプラ紙を幅6mmに短冊状に切り出し巻き付けました。
鉛筆の罫書が見えますが、そこで切断して2隻分捻出しています。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16
ISO200



8.
その檣です。どちらも左から「ジョン・キング」、「パース」、「リュッチェンス」です。
「ジョン・キング」については加工無しです。
「パース」については上記7.の自作物を3段目左舷に設置し、右舷側にも細い棒状構造物が見えるのでφ0.64mmプラ棒を立てました。
「リュッチェンス」については「パース」と同じ加工をし、更に、頂部に環状構造物やら、2段目平場に横桁やらを取り付けました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1,1/1
f16
ISO200

R04/05/02 展示 戦後のフレッチャー達第五弾〜英亜紛争40周年

亜爾然丁海軍駆逐艦「アルミランテ・ドメク・ガルシア("Almirante Domecq Garcia") 」

40周年です。30周年の際には英海軍を中心に色々と登場させました。ならば今回は亜爾然丁の艦艇をと言う事で、紛争時、唯一籍の残っていた「フレッチャー(Fletcher)」級の「アルミランテ・ドメク・ガルシア」を作成しました。先ずは・・・とか、初めに・・・とかは接頭で付きません。1隻でお終いです。亜爾然丁、どうにも続くネタが有りませんので。
「アルミランテ・ドメク・ガルシア」は、NAVSOURCEを見ても粗い小さい画像しかなく、その姿を見る限り米籍の末期と変わらないだろうと判断して、「ブレイン("Braine")」時代の、1965年初頭に撮影された俯瞰写真を基本にしました。
と言っても、特別な話では無く、H27/8/24〜H28/8/3展示の「Z-2」やR02/10/31から展示中の「イスケンデルン」と同じ標準改装型なので、前2作を比較しつつの作成です。
以下、紛争の経過は「世界の艦船」通巻310号を参考にしました。
Nikon D40、F16、ISO200で撮影しました。


1.
'82/05/02、「ヘネラル・ベルグラノ("General Belgrano")」戦没の日です。
紛争は4/2〜6/17だったのですが、艦艇の戦没は5月に集中しているのですよね。
翌々日の5/4には「シェフィールド("Sheffield")」が被弾し5/10に沈没しています。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


2.
「シェフィールド」後、両軍は決め手を欠き、暫く航空戦、海空戦が繰り広げられますが、5/21に英軍がコマンドーの隠密揚陸で揚陸地の抵抗を排除すると、本体が陸続と揚陸を開始し戦局が動きます。
ただ、この揚陸の結果、英艦隊は揚陸地の維持や上陸部隊の援護の為島から離れられなくなります。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


3.
この為、5/22「アーデント("Ardent")」、5/24「アンテロープ("Antelope")」、5/25「コヴェントリー("Coventry")」と、英軍側の戦没が相次ぎました。
更に、5/25は、大きさの点では最大の喪失となった「アトランティック・コンベア("Atlantic Conveyor")」が被弾し、5/30に沈没しています。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4
周囲若干トリミング


4.
それにしても、航空兵力比10:1、陸上兵員2:1、更に重装備でも有利と圧倒的に亜爾然丁優勢だったのに、どうしてこうなった・・・。今更戦争は精神力だとでも言いたいのか。
例えば対馬や奄美、沖縄のさして大きくない島の争奪になった時、英亜紛争は中々興味深い戦訓になるのでしょう。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4

5.
ここからは、個別の造作を。と言っても、「イスケンデルン」や「Z-2」とほぼ同じですが。
先ずは、艦体、素の状態からあれこれ切り離します。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/30


6.
両煙突間の射撃指揮装置を載せる甲板室を作ります。
「イスケンデルン」の26.と一緒です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/8
中央4割程度にトリミング


7.
短魚雷を作ります。
「イスケンデルン」の29.と一緒です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/15
左右1割、下2割トリミング



8.
主檣を組みます。この手の改造の際は、最も手間が掛かり緊張する作業です。
「イスケンデルン」の7,8,10,11と一緒です。一緒ですが、今回若干作業手順を整理したく、一部の資材を変更しています。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/8,1/2,1/4


9.
中部01甲板の拡大部分を作ります。主檣についで手間が掛かります。
「イスケンデルン」の23,24と一緒です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4,1/8

10.
艦橋天蓋上の射撃指揮装置の電探、Mk.4からMk.25にせねばなりません。なのでP社の現用艦船装備セット4の23を流用してでっち上げます。
これまた「イスケンデルン」の17,18と一緒です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2


11.
第2煙突のパテ埋めと頂部のECMだかESSMだかの造作です。
「イスケンデルン」の1536と一緒です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/15


12.
艦橋の造作です。
「イスケンデルン」の612と一緒です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4


13.
主砲の旋回軸を長め、太目に差し替えます。
「イスケンデルン」の33と同様です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4


14.
後部上構、53番と40mm機銃が3吋連装砲に差し替えられます。その為、堡塁やらFCSを載せる架台を設けたりします。
FCSの架台は、今迄は53番の旋回軸受けを撤去してから、φ2mmのプラ棒を立てたりしていましたが、今回は軸受けを生かし、その上にφ3mmのプラ棒を嵌め込む形としました。
「イスケンデルン」の13とは若干違う事になります。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
左右若干上1割程度トリミング


15.
9.の中部01甲板を支持する土台を取り付けます。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/30



16.
ここ迄の各作成部位を積んでみますとこんな感じ。この後AS-7を吹きます。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1,1/1

17.
艦橋前面が硝子窓で平易されているので、GMの板キット用の窓部品を元に枠の部分を艦体色に塗ってでっち上げます。
「イスケンデルン」の37と一緒です。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2


R04/03/28 展示 R03度下半期のお布施〜巡洋戦艦っ!!

今R03度下半期の新規積みです。
相変わらずの1/700艦船で、今回は全部新製品っ!!と言いつつ、まぁ、「春日」はそうでもないですね。発売されて1年以上は経過しているかな??
ところで、巡洋戦艦??「インヴィンシブル("Invincible")」だけじゃね??・・・って??いやまぁそうですけれど、「アラスカ("Alaska")」級は往々にして巡戦扱いされるし、「春日」は巡戦的な使い方の嚆矢みたいなものだし、ぶつぶつぶつ。
巡戦云々はさておき、1143型航空巡洋艦、前回ちらっと書いた通り在庫していないし、斯様に調達もしなかった・・・と言うか、市場店頭在庫が無い。って事はもしかしてその気になって探した??・・・ので、取り敢えず時勢絡みでの製作は無さそうです。
Nikon D40、Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5、F16、ISO200で撮影しました。


1.
先ずは全体です。
中身の大きさに比例して、素直に化粧箱の大きさも違う。
上から順に「大型巡洋艦」、「戦列巡洋艦」、「一等巡洋艦」です。「インヴィンシブル("Invincible")」ですら、巡戦とは書いてない。"Battle cruiser"ですから、直訳すると戦闘巡洋艦だし、"Battle ship"が"Battle ship line"の省略で有った歴史を踏まえると「戦列巡洋艦」と言うのは良い表現に思えます。
1/15


2.
「アラスカ("Alaska")」です。
艦体がでかいので箱がでかくなるのは止むを得ないですが、後はすかすかです。うーん、上手く積み重ねてもっと小さくできなかったかねぇ。
因みに2番艦「グアム("Guam")」も予定されているかもう発売されたかそんな感じで、「シャルンホルスト("Scharnhorst")」、「グナイゼナウ("Gneisenau")」と並べたりすると良い感じになりそうですが・・・。
1/15


3.
「インヴィンシブル("Invincible")」です。
F社安定の部品数で、げっそりです(笑)。
同型2隻も出たりしたらどうしたものでしょう。出なきゃ出ないでもう2箱買う??いやいや、もうお腹一杯って感じで、ちょっと無理でしょう。
1/8


4.
「春日」です。
部品点数は多いですが、梱包はかなりこぢんまりとしています。
既に「日進」も発売されていますが、今回は10吋、8吋混載の奇怪さから取り敢えず「春日」だけ調達してみました。
1/8


5.
R3度下半期の竣工分(左列)と並べてみました。パッと見、竣工分の方が数はもとより体積も大きそう。
例の如く計測してみた所、竣工0.011178m^3、調達0.007078m^3で出超。素直に嬉しい♪
1/8

R04/02/25 展示 JMSDF艦艇連作第四弾の四〜「あさぐも」,「むらくも」,「ゆうぐも」

今回の海自艦艇連作は、この「くも」級で終了です。
表題の通り、「やまぐも」前期型の「あさぐも」、「みねぐも」級の「むらくも」、「やまぐも」後期型の「ゆうぐも」です。何れも各細分類の最終艦ですね。
Nikon D40、Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5、F16、ISO200で撮影しました。
ところで、大陸の東の方で国家が一つ消滅しそうです。次回以降は1982/4/2-6/17の紛争から40周年を・・・と考えていましたが、変更して1143型航空巡洋艦の1番艦とか1135型警備艦V型の8番艦辺り作りますかねぇ。前者は積んでいない、後者はU型からの改造が大変そうだし、多分T型しか積んでいない。う〜む・・・。


1.
左から「あさぐも」,「むらくも」,「ゆうぐも」です。
例の如く、ASROC SUMは木工用接着剤での仮留です。
ちょっと、漏れがありまして、艦橋後部の旗箱を付け忘れ。う〜ん、引っ越しが間に入ってしまい、見落としましたかねぇ。
1/1


2.
上から「あさぐも」,「むらくも」,「ゆうぐも」です。
両舷に積んでいる搭載艇は「あさぐも」のみ「現用艦船装備セットIII」でして、これもIIIとIVではそこそこ形状が異なるのですが、揚搭機からぶら下がる弱い接着状態を鑑み、仮留ではなくちゃんとくっ付けました。
2/1


3.
上から「あさぐも」,「むらくも」,「ゆうぐも」です。
「あさぐも」,「むらくも」のデカール、水浸しの後、引き上げようとしたらばらばらになってしまい往生しました。古いものを長らく寝かせているとたまに起こる事態ですねぇ。
まぁ、今回は文字間の透明部分で切れたので何とかなりましたが、複雑な対空着艦標識とか逝っちゃうとお手上げになりかねません。
1/1
同一焦点距離、同一露出の3駒を合成


4.
各細分類で最終艦が竣工した訳ですが、って事は、「くも」、目出度く全艦竣工ぉ〜〜っ♪♪
と言う事で並べてみました。
奥と言うか上と言うか左から「やまぐも」,「みねぐも」,「あおくも」、
中段、左から「まきぐも」,「なつぐも」,「あきぐも」、
手前と言うか下と言うか左から「あさぐも」,「むらくも」,「ゆうぐも」です。
いや〜素直に嬉しい。
とは言うものの、ここでも艦尾の旗竿付け忘れに気が付いてしまい、まぁ旗箱共々、適当な時期に補完しますかね。
1/1


5.
左から「あさぐも」,「むらくも」,「ゆうぐも」です。
例の如く、使用塗料と共に。
例の如く、檣は仮留で、収納時は取り外します。
1/1

R04/01/18 展示 JMSDF艦艇連作第四弾の参〜「やまぎり」,「うみぎり」

引き続き海自艦艇です。「きリ」級です。
「きり」は前半4隻と後半4隻で前檣の外観が異なるのですが、今回は前半と後半から1隻づつです。
「うみぎり」はP社正規の・・・ではなく、宮沢模型流通限定と言っていまして、何これ??何処で買ったのだろう・・・。
「やまぎり」はもっと適当で、P社の瑕疵廉売品・・・ジャンクを無理矢理和訳・・・です。


1.
左「やまぎり」,右「うみぎり」です。
2番艦と8番艦になります。
「うみぎり」には5〜8番艦のデカールが同梱され、「やまぎり」は去るH30/5/29から展示の『JMSDF艦艇連作第参弾の弐〜「あさぎり」』で同梱のデカールの残余利用です。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
F16
ISO200


2.
上と言うか奥と言うか「やまぎり」,下と言うか手前と言うか「うみぎり」です。
飛行甲板の着艦標識、「やまぎり」は塗装、「うみぎり」はデカールです。
「やまぎり」はへろへろですねぇ。
前回も「はまゆき」は塗装、「いそやき」はデカールでしたが、今回の2隻の違いは商品構成の所為でして、要するに瑕疵廉売品にデカールは付いて来ないので塗装を選択せざるを得ないと言う事で。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
F16
ISO200
明度調整


3.
左舷を並べてみました。上「やまぎり」,下「うみぎり」です。
基本的には変わらないのですが、表題下で既述の様に前檣が異なっています。基部が水平桁一段分閉囲されているのが判りますかねぇ・・・。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
F16
ISO200
同一の条件の2枚合成


4.
上「やまぎり」,下「うみぎり」です。今度は右舷です。
前檣は基部以外に平場下段の対空電探がOPS14CからOPS24に変わっています。と言うか、この電探の変更が先に有って、その変更による内部装備の変更追加の為に前檣基部を変更したのでしょう。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
F16
ISO200
同一の条件の2枚合成


5.
左「やまぎり」,右「うみぎり」です。
使用塗料と併せて。例の如く前後檣は木工用接着剤にて仮留めで、格納時は取り外します。
これまた、前回の「ゆき」の5と同様に塗料は欠落があります。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
F16
ISO200


6.
ここからは色々と留意点を。先ずは、前檣基部のお話を。
先ず左。組み立て説明の通り、前檣水平桁以下と甲板室間を切断し、その分をB64で置換しろって事になっています。
説明図だとB64と甲板室がほぼ同じ底面積を持っている感じなのですが、実際に載せてみるとB64が小さくて、前檣トラスの間に嵌り込んでしまう。
そうではなく、右の様に載せると丁度良いし、700/700の画像を見ても同じ様に見えるのですよね。なので、こちらの配置で組み立てました。
PENTAX istDs(左以下同様)、Nikon D40(右以下同様)
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/30、1/1
F16
ISO200


6.
続いて格納庫。これは、「あさぎり」の7の時と同様にそのままだと中身が抜けてしまう所をプラ罪で閉塞させました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/30
F16
ISO200
周囲2割程度トリミング


7-1.
次は艦橋です。
2隻共、何故か前面部品の高さと、側面部品の高さが合わず天蓋が浮いてしまっています。「あさぎり」の時、こんな事起きたっけ??
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
F16
ISO200


7-2.
過去どうだったかはともあれ、とにかく構造物の高さが合わないので、艦橋前面部品を削って高さを合わせる事に。
左「やまぎり」は上端を、右「うみぎり」は下端を削ってみました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1、2/1
F16
ISO200
どちらも周囲2割程度トリミング


8.
ここが瑕疵廉売品の瑕疵たる所以なのだろうか??と思ったのですが、前檣の両舷のOLT-3、廉売品と正規ではかなり造作に違いが有ります。
左、この部品21が相当するのですが、上正規品、下瑕疵品で、頂部半球状の円柱なのに瑕疵品は明らかに変です。
中、裏返すとこんな具合。上下は同じで、正規品は円柱である事が判ります。
右、なので、現用艦船装備セットVのSuperBird用アンテナを流用する事としました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1、1/1、1/2
F16
ISO200
何れも左右1/4程度をトリミングして縦構図に


9.
で、こうなりました。
些か腰高な感じになってしまいましたが、まぁ気にしない。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
F16
ISO200

R03/12/15 展示 JMSDF艦艇連作第四弾の弐〜「はまゆき」,「いそゆき」

前回に続いて海自艦艇です。お馴染みの「ゆき」級です。
表題の通り、5,6番艦の「はまゆき」と「いそゆき」としました。これで我が本棚艦隊に於いて本級竣工は半数に到達です。ぬ〜、先は未だ遠い。
Nikon D40、Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5、F16、ISO200で撮影しました。


1.
左「はまゆき」、右「いそゆき」です。
ASROC SUMは、首尾線に対して角度を付けて設置していますが、これは、取り外し易い様に木工用接着剤を使用する事にしたものが直接目視で分別できる様にとしたものです。
P社海自艦艇向け装備品セットは「現用艦船装備セットIII」から「現用艦船装備セットV」に変更されているのですが、このMk.112発射機の造作が大きく変わってしまい、後で同型艦毎に統一させようと言う主旨です。一定の隻数に達した、或いは、「現用艦船装備セットIII」を使い切り、同梱される中古を調達する可能性も無いとなった段階で外して組み替える予定です。
1/1
明度調整


2.
上と言うか奥と言うか「いそゆき」、下と言うか手前と言うか「はまゆき」です。
あら、発着甲板の標識、「いそゆき」は塗装だけれど、「はまゆき」はデカール使用。何故???・・・と問われれば・・・
実は、R03/08/30から展示の地方鉄道の黄昏展示室>地方鉄道散歩>初登場西武多摩川線にも書きましたが、去る8月から独居と言うか自主隔離と言うか、生活基盤が変わっておりまして、今回は建造途中をその環境に持ち込んで完工させました。んで、黄色の部分に使用するGMの12「黄色5号」を持ち込み忘れたのですよ。
じゃぁ仕方無い、彫刻削ってデカール使用で、となりました。いやまぁ、アキバのザ・ストアーなりヨドバシなり行けば良いのですがね。
1/1
周囲1割弱トリミング


3.
上「はまゆき」、下「いそゆき」です。
右舷、うーん、殆ど違いが有りません。
実際、キットの指定も4番艦〜9番艦って形状的な違いが無いんですよね。艦番号だけです。
強いて言うと、SSMの架台。完工間際に脚部が折れてしまい、独居宅に持ち込んだNo.33「しらゆきクラス」から流用しました。
したら、発射筒からの噴射を受ける構造物の有無・・・と書いて判るものやら・・・が異なっておりました。
2/1
同焦点、同露出の2駒を合成


4.
上「はまゆき」、下「いそゆき」です。
左舷です。こちらもSSM架台以外差異は無し。何時になるか不明ですが、また2隻作ると、順当に行けば7,8番艦で、これまた差異が無いって事になるんですよね。 どうしたものか・・・。
2/1
同焦点、同露出の2駒を合成


5.
左「いそゆき」、右「はまゆき」です。
使用塗料と共に。って、上述の通り、塗料は欠落があります。黄色5号だけでは無く、29「京急バーミリオン」も帯同漏れです。
例の如く主檣は木工用接着剤で仮留め。収納時はこの様に取り外します。
1/1

R03/11/29 展示 JMSDF艦艇連作第四弾の壱〜「ひえい」

久しぶりの海自艦艇です。ここから連作です。多分。前回はH30/4〜8月でした。概ね3年間隔で、観艦式直前に竣工でしたが、今回も来年開催されると想定されている前に竣工です、
・・・と言いつつ、実はK.O.氏の一周忌に合わせて編入した物件だったりする。まぁ前作、前々作も編入物なので、K.O.氏の遺作が若干形を変えてR3/8以降も続いて来たとも言えますが。それも、取り敢えず一周忌の今回で打ち止めです。打ち止めと言う事で、編入物の中から今回は比較的見栄えのするDDHを。


1.
ものはFRAM後となります。「はるな」も同様で、ここは艦によって作り分けとかは考えていないらしい。
個人的にはFRAM前の格納庫天蓋上のすっきりした姿の方が好印象だったりしますが、ま、致し方無いですね。
どうやら、以前発売されていた瓦礫も同様らしく、どうしてもFRAM前っ!!って要請には自分で何とかするしか無い感じです。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4
F16
ISO200


2.
後甲板には戦闘通路の塗分けが無いので、甲板の塗装はとぉ〜っても楽でした。
艦尾にはVDS無いのね。格納用の凹みはあるけれど。ぐぐってみると、「しらね」級には積んだって話は出て来るけれど、「はるな」級に積まなかったって話が見つからない。う〜む・・・。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
F16
ISO200


3.
煙突が左舷に寄っている点は著名な左右両舷の差異ですが、その他にもちょろちょろと差異が有ります。
格納庫からの排気筒だの、電探・・・FCS-2かな??・・・の基台とかですね。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
F16
ISO200
同一焦点距離、露出の2駒を合成


4.
例の如く、使用塗料と絡めて。
主檣もこれまた例の如く、木工用接着剤にて仮留めで、収納時は外します。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
F16
ISO200


5.
FRAMでごちゃごちゃになった上構の相が良くありません。思いっきり浮いています。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
F16
ISO200



6.
なので、ちよっこと0.5mm厚のプラ板を噛ませてみました。
え??煙突頂部の塗分けとかダメじゃないか??あはははは、気にしない気にしない。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
F16
ISO200


R03/10/22 展示 一応亜爾然丁海軍所属艦のつもりだけれど、塗装は殆ど架空艦の42型BatchI

前回、「R03度上半期のお布施」の2.でご覧頂いたヤツが早くも竣工です。
いやねぇ、着手済の状況を尊重するのを基本としまして、組み立ては殆ど進んでいないけれど、艦体、吃水線板、他数部品は塗装が済んでいる。済んでいるは良いけれど、どうにも王立海軍現代艦としては奇怪な塗色だぞ。こりゃ何を塗ったのか調査しないと・・・。
で、調査している内に、忘れない内に作ってしまえっ!!となりまして。
そんな経緯ですので、造作としては42型BatchIに間違いないのですが、拙宅本棚の王立海軍にも同型艦が居る訳ですが、どうにも親和性が取れません。なので、余剰のエグゾセを手切れ金代わりにARAに押し付ける事にしました。
と言ってもねARA所属艦も王立海軍と似た様な色合いの様で、結局、ほぼ架空艦状態となりました。


1.
まぁ、幸いと言うべきか、来年前半にはFalkland War 40周年です。30周年の際には王立海軍艦艇を随分と竣工させましたが、今回はARA側もちらほら・・・と思わなくもない。その嚆矢って事で如何でしょうかね??
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/125
F16
ISO200


2.
その30周年の際、"USS PHOENIX"の後身を、色々2コ1、3コ1でとか研究もしたのですが、早々に放棄したので、42型Iと「フレッチャー」級が案の定的な選択肢として残り、今回の五月雨的着工〜竣工に時期が合っただけとも言えます。
なので、嚆矢と言っても、続行して何を作れるのやら。結局「フレッチャー」級ですかね??
因みに「フレッチャー」級、大分在庫を減らして来ていますが、未だ有る筈なので、こちらも適当な時期に着手しないと。それにしても、10年前は手も足も出なかったであろう、"ARA Almirante Brown DD20"何て、簡単に写真・・・鮮明では無いし、大きくも無いけれど・・・が手に入る時代、いやはや、便利になったものです。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/125
F16
ISO200


3.
ところで、今回、ARAに2隻在籍した42型、どちらかはっきりとはさせていません。実は決めかねております。
と言うのも、姉の方は長命を保ち、晩年は後部上構を中心にかなりの改造を受けていて、それを再現するのも一興と思わなくもない。でもそうすると紛争時からかなり後の姿になってしまう。
さりとて、妹は妹で王立海軍在籍の異母姉妹達と差異が無く、今一つ積極的に選択する訴求力が無い。その上記手切れ金代わりのエグゾセも妹には無いっぽいんですよね。なので、まぁおいおい決める事としまして、当分はあやふやなままとします。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4
F16
ISO200
周囲2割程度トリミング


4.
使用塗料と絡めて。
回転翼機は作りませんでした。wikiとか見ると、Lynxを載せたと書いて有り、製品の性質上当然同梱されているのですが、塗色が全然判らない。まぁ、艦体も、本来はほぼ赤道の反対側の姉妹達と同じ様な塗装なので、同じ様な物じゃない??とも思えますが。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/125
F16
ISO200


5.
ここからは、その塗装の話。
前回の「R03度上半期のお布施」の5や6でご覧の通り、K.O.氏は塗料は殆どT社製を利用していた模様です。話をしていても、C社塗料で塗装指定・・・ぶっちゃけ、国内で普通に流通している艦船についてはTとP以外の殆ど・・・している場合、かなり無理してT社版に読み替えていた模様。
なのでT社エナメルで色見本を作って比較してみた訳です。各番号の前に"XF-"を付けると判り易いかと。
で、甲板はXF-25に確定です。
因みに、組立図の指定はC社の337。う〜ん、確かにXF-25は近い感じがするのですが、これ、D社の指定が間違っていないかぁ??
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
F16
ISO200



6.
舷側と前後檣、煙突頂部が塗装済です。
煙突以外の塗装は大変苦戦しました。XF-24、53、63辺りっぽいのですが、取り敢えずこの手持ちの近そうな色合いの中には的中が見当たりませんでした。
調合されていたりすると手の打ち様が有りませんし、結構調合もしていた様なので、これ以上追加調達して突合させるのはヤメにして、XF-24で行ってしまぇ〜っ!!としました。
因みに指定はC社の31。こちらも近いと言えば近いかも。やはり、とは言え、現代欧州艦、こんな濃い塗色じゃないぞ。やはりD社指定が駄目な気がする・・・。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
F16
ISO200



7.
エグゾセについてです。
ちと背が高過ぎる気がするのですよ。
H24/12/18〜H25/12/14で展示の『フォークランド紛争開終戦30周年記念第四段〜1/600 「アマゾン級フリゲイト("Amazon" class frigates)」』でA社版とD社版を作った時、このエグゾセ、背が高いなぁ〜と思っていたのですが、架台の上部を切り離してみる事にしました。
左が加工前で、真ん中は上部を切り離して採用した架台、右が切り離した上部部分です。傾斜しているので定性的な表現になってしまいますが、概ね半分程度になったのでは??
もっとも、このちまちまとした努力を嘲笑う様に、発射機筐体が巨大でして、どうにも現物の写真に比べて、結局背高に過ぎます。やれやれ。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
8/1
F16
ISO200
中央半分程度にトリミング


R03/09/16 展示 R03度上半期のお布施

今R03度上半期の新規積みです。前の半期と同様にK.O.氏の遺品編入です。表題ではお布施と記載しましたが、お布施ではないですね。浄財を支払っていませんから。
相変わらずの1/700艦船達中心です。ぐっと控えた3箱+αの調達です。まぁ、前の半期の編入数が随分な数でしたのでいい加減抑止しないとね。で、この編入もこれで終わりです。K.O.氏の居宅は既に売却され、8/18段階でほぼがらんどうになりましたので。
で、内2箱はK.O.氏のお手付き(笑)です。まぁ、代名詞は彼女ですからねぇ。


1.
これで全部。前の半期は変異性豊かな32箱でしたが、今回は全〜部、英国淑女達です。
あぁ、塗料も有りますね。Mr.カラーの604と605です。これらはIJNの空母の側面等の迷彩用で、殆ど出番が無いのですが、唯一T社「隼鷹」が在庫していてこいつに使ってやろうかと引き取る事にしました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
F16
ISO200


2.
お手付きと書きましたが、こんな感じ。42型Batch 1の箱には2隻分の組み立て説明と、1隻分の部品と1隻分の残骸が入っており、何故かデカールも2隻分に加えて、1/72なのかもっと大縮尺なのか航空機用も。
で、本来の封入品である1隻分は艦体、吃水線板、一部檣は塗装済なのですが、うーん、かなり違和感の有る塗色で組む際には難航しそうです。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
F16
ISO200


3.
「ネルソン("Nelson")」の中身は、員数については普通で、艦体のみ塗装済み。甲板はデッキタン(XF-55)とか木甲板(XF-78)等らしき塗色で、砲塔基部等の設備迄も同色なのはご愛敬ですが、至極真っ当な感じがします。
舷側は、箱絵に忠実にしようとしたのか、いわゆるStandard Scheme "A"で塗装済です。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
F16
ISO200


4.
さて、この半期の竣工分(左列)と並べてみました。お話にならないので、寸法は図っていませんがはっきり入超です。
いやいや、実はですね、半年以上に渡ってK.O.氏の遺品を展示して来た間に着々と進捗しているんですよ、ホントですよ・・・って誰に言い訳しているのやら。ま、次半期は頑張りましょう。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
F16
ISO200


5.
前の半期では、大量の売却物等をご覧頂きましたが、今回は塗料を編入した事も有って、K.O.氏が大量に抱えていた塗料達を。
先ずはアクリルを。T社のアクリルですね。同じ色が大量に在庫していた例が散見されました。この中では、左に固まっているXF-2とX-2が15本(っ!!)も。XF-5やXF-66も複数有ります。
PENTAX istDs
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
26mm
1/500
F5.6
ISO200


6.
エナメルもかなり被っています。アクリル同様にXF-2とXF-66はかなりたくさん。ラッカーも、編入した604、605は他に2本づつ在庫していたりする。
溶剤も複数在庫していて、うーん、何をどう考えるとこうなるのでしょう。溶剤は、例えば塗料をこぼした場合清掃用に大量に使用って考えられますが、塗料そのものはそんなに大量には要らんだろうにと思うのですが。作成数を勘案するととても使い切れないし、固まっちゃうし。
他にも未使用で液漏れしていた単三乾電池とか、開封していない5冊や10冊入りのノートとか、同じく未開封未使用のHDD、ネクタイ、電卓、乾麺(ま、これは当然か。でも消費期限を遥かに超過)、昭和天皇実録(@_@)とかものによっては10や20じゃ効かない数が有ったり、どうも買い物管理が破綻していた様です。致命となった病気の所為だったのか、そもそもの性格だったのか何なのか、良く判りませんが、氏のある意味判り易い理路整然とした保守的思想思考とは別の生活者としての他愛なさが感じられます。ま、婉曲な悪口はこれ位にしますか。
PENTAX istDs
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/500
F8
ISO200

R03/08/14 展示 合州国駆逐艦「ギアリング("Gearing")」

P社の1/700です。この辺りは長年、殆ど競合他社無く同社の独壇場だったのですが、数年前からスノーマンモデルなる商標でお高い、多分、全船体物が登場しております。
が、今回は当然(^^;;;;、安くて古くて洋上のP社版です。
「ギアリング」級、都合92隻就役しています。「フレッチャー」級だけでWW2期に稼働していたIJN駆逐艦のほぼ総数に匹敵し、ベンソン系列やサムナー級と混ぜて数えると絶句します。まぁ、「ギアリング」級全艦が戦場に間に合った訳では無いですが。そんな彼女たちの中からから級名艦を選択しました。
Nikon D40、f16、ISO200で撮影しました。


1.
今回、40mm機銃が機銃座に収まらず往生しました。第一煙突両舷の連装は、首尾線に平行に銃身を向けたかったのですが、若干外舷寄りに振りました。
第二煙突後方で両舷を向いている4連装は、どうあっても入らず、機銃側の底面からの立ち上がり部分を若干削る羽目に。機銃側が縮尺超過気味なのでしょう。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1


2.
塗装は、素直に指定のMeasure 22を採用しました。
shipcamouflageでは、33a/28d/22と書いてありますが、33aは面倒臭い上に両舷の真横に近い角度での写真を見つけられないと無理だし、NavSourceでは22の写真しか見ないし、28dに至っては全然判らないので安心して無視できます。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4


3.
搭載艇、「フレッチャー」級迄や英日独辺りの駆逐艦を見ても、大体艦橋直後第一煙突両舷にって感じですが、髄分と後方に移動しています。何ででしょうねぇ??
重そうな主砲を前甲板に2基置いたのと同じ理由で、何としても前方への対空火力を増やしたい。40mm連装機銃のも前方に向けられる設置場所を検討しようっ!!てな経緯で、搭載艇に下がって貰ってのでは??と思うのですが・・・。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


4.
例の如く、使用塗料と。
例の如く、塗分けはP社指定に従っても、使用塗料の指定は無視しています。
例の如く、主檣だのFCSだのは木工用接着剤での仮留めで、取り外して収納します。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


5.
1.で機銃類の縮尺について言及しましたが、20mm連装機銃も如何なものか??と思えてしまいました。
ご覧の通り、背高に過ぎると思うのですよ。防盾の上端迄3mm近く、水平にした際は銃把も同じ様な高さですから、700/700では2mm前後の高さになる訳で、照準は多分銃身より下って事は無いでしょうから、身長にしてざっと2.3m位の人間が扱わなければならず、如何にアングロサクソンの背が高いと言ってもねぇ・・・。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4
周囲1割程度トリミング

R03/07/11 展示 K.O.さん遺作第14弾〜地球連邦軍等諸艦

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いて来ましたが今回が最終回となります。
物は、表題の通り。って言うか、地球連邦軍??宇宙世紀の世界??22世紀末から23世紀初頭???何処の世界のなのか????
いやまぁ、去るR03/03/31から展示の「R02度下半期の積み」の14,15とか見れば一目瞭然ですね。今回は、比較的にまともな状況だった、所謂主力戦艦と巡洋艦を中心にご覧頂きましょう。


1.
手前が巡洋艦、奥が主力戦艦ですね。どちらも所謂、メカコレです。出た当初は\100位で、数を揃えられる代物でした。
どちらも、ぶっちゃけ、モブですね。「さらば」や「2」では完全に背景でしたが、2202になると両者に大きく差が出ます。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/30
F16
ISO200


2.
手前が巡洋艦、奥が主力戦艦です。
主力戦艦、一部に個艦名称が設定された様です。しかも、英国風に先頭文字を"D"で統一する様な『らしさ』を備えて。
それに対して、巡洋艦、何と、登場しません。
orz
どうしてこうなった??
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/15
F16
ISO200


3.
左と言うか奥と言うか巡洋艦、手前と言うか右と言うか主力戦艦です。
まぁ、「アンドロメダ」級が4隻(以上??)登場するとか、全般的に装備が暴騰気味で、入り込む隙間が無かった感じですかねぇ〜。
どうも、2202、評判が散々ですね。通奏低音じみた妙な博愛精神とか、軍事的側面の疑問符とか色々と突っ込みどころ満載です。
まぁ、架空の未来世界の話ですから、何しても良いって言えばそうなのでしょうが・・・。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/15
F16
ISO200


4.
左主力戦艦、右巡洋艦です。
主力戦艦、妙に傾いています。上の3で明らかですが、台座からの支持棒を右舷に差し込む形になっています。ですので、常に左舷側が下がる圧が支持部に掛かってしまい、こうなってしまう様です。
それに対して、巡洋艦は上の1,2で明らかですが、底面中心線上に支持棒が差さっており、安定しています。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/15
F16
ISO200


5.
おまけと言うか何と言うか、室内壁面にこんなものが。
左がいわゆるガミラス艦×2。2199では「デストリア級」だそうな。右は上「古代艦」と下「沖田艦」、2199では上「ゆきかぜ」と下「きりしま」になりますね。
多分、中高時代に作ったものでしょう。壁面の最上部に貼り付けてあるのですが、足元の堆積物が不安定な為と、見た通り埃が多いのとで、取り外して手元で矯めつ眇めつって言うのは断念しました。
何と言うか、ここ迄ご覧頂いたスケモと同様に購入、製作方面が凄く集中しており、「ファルメル」も「ヒューベリオン」も汎用人型決戦兵器も居ませんでした。
これにて、半年以上続いたK.O.さんの遺品展示は終了です。
PENTAX K-7
TAMRON SP AF ASPHERICAL XR Di28〜75mm 1:2.8 MACRO
75mm
1/180
F2.8
ISO200
補助光

R03/06/24 展示 K.O.さん遺作第13弾〜合州国所属のペリー級・・・と思ったら架空艦

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
艦艇の第二弾は1/700の、多分合州国海軍の「オリバー・ハザード・ペリー("Oliver Hazard Perry")」級の姿を纏った架空艦です。
えっ??架空艦??どゅこと???
いやまぁ、以下にぐだぐだと書きますので・・・。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、F16、ISO200で撮影しました。


1.
「ペリー」級、西、豪、台の独自製造も含めると、70隻近く就役していますが、さて、これはその中の何になるのでしょう。何で艦番号貼らないかねぇ。推理せにゃならんじゃないか。
先ず、西と台は独自兵装を装備している事と、長艦体型である為、当て嵌まりません。豪は・・・就役時には短艦体型も居るんですよねぇ。お国柄を反映した独自装備も無いし、判断できません。
と言いつつ、あら、Mk.13発射機積んでいない。って事は、つまり21世紀に入っても在役していた合州国海軍所属の短艦体型って事で良さそうです。
1/30
明度調整


2.
・・・と思ったら、ななな何とっ!!該当艦無いっ!!!
短艦体型、2003年4月迄に全艦退役、一部売却されていたりします。Mk.13の撤去は厳密には2003年会計年度以降らしい。合州国は秋が年度の区切りよね??って事は、撤去が始まる前に短艦体型は居なくなったと思って良さそう。
と、ここ迄は基本的にwikiの言い分を信じての話ですが。
一応、状況証拠を積み上げるべく、「世艦」の通巻605号や673号も紐解いて見たのですが、やはり、短艦体型でMk.13撤去艦は居なさそう・・・。
1/60
明度調整
上下1割程度づつ、左2割程度トリミング


3.
とまぁ、そんな訳で、何と、このフネ、限りなく現実味の有る架空艦になってしまいました。いやまぁ、Mk.13をぽちっとくっ付けてやれば良いんですけれどね。
次の素性確認として、さて、何処製か。FとP及びPから金型流出先のDとかでしか発売されておりません。んで、去るR03/03/31から展示の
「R02度下半期の積み」やR02/09/29から展示の「R02度上半期のお布施」でF社版は大量増備していますし、過去にP社版も作っていますので、あっさりとP社版である事は判明しています。
1/30


4.
本艦は、我が本棚艦隊へ編入するつもりです。3.で記載の過去1年間程増備でも同型艦を山程調達しておるのが判りますが、中小海軍への売却艦とか再現するのに好都合なのですよね。
とは言え、前回の海自「むらさめ」級のどれかと同様に飛行甲板の塗分けが全くなされていないとか、懸案のMk.13とか、追加作業が結構多そうです。
1/30

R03/06/09 展示 K.O.さん遺作第12弾〜海自「むらさめ」級のどれか

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
今回から艦艇です。
艦艇、10隻程度竣工していたのですが、その殆どを占めていたWLのIJN艦艇は、多分接着していなかったであろう砲雷装備が殆ど残っておらず、また、前後檣も破損している事が多く全滅。救出できたのは僅かな数の現代艦に留まりました。それらの中から先ず1/700の海自の「むらさめ」級のどれかです。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、ISO200で撮影しました。


1.
3吋砲、Mk.41VLS、Mk.48VLS、RCS低減の角張り且つ機関のシフト配置を暗示する2本の煙突、上甲板レベル航空機運用甲板、ミニオランダ坂・・・と、一目瞭然で「むらさめ」級である事は判明します。
航空機や戦闘車両であれば考察はここで終了ですが、生産数が3桁も4桁も少ないのですから個艦も同定しなくっちゃっ!!
・・・と思ったものの、ご覧の通り艦番号貼っていません。ならば、装備品の有無や装備位置で判断するしかあるまいっ!!
1/30
F16


2.
で、「世艦」やら電網やらでいろいろ調べてみたのですが、適当なものが中々出て来ません。
後部煙突右舷側面と回転翼機格納庫左舷のNORQ-1衛星アンテナとか、後部煙突直前01甲板両舷のOE-82衛星アンテナとか、写真上ではちらほら違いが散見されるのですが、個艦識別の差と言うより、時期による差の様で上手く行きません。
電網で「むらさめ」、「識別点」とか突っついても「なみ」との相違点しか出て来ないんですよねぇ。
結局個艦識別はあっさりと諦めました。
1/30
F16


3.
続いて、何処製か?
これは至って簡単で、青とPからしか発売されていません。んで、両社とも「なみ」と共通艦体になっております。艦体寸法が一緒で上構も酷似しているからですね。
去るR03/03/31から展示の「R02度下半期の積み」の中で、実は両社の「なみ」を編入ブツに含めていたりします。なので、こいつらを参照しました。
で、CIWSやMk.41VLSの造作、戦闘通路の凸彫刻、等の点からあっさりと青製で有る事は判明しました。
1/30
F16


4.
ところで、上の2,3でも明らかですが、主檣の横桁最下段の右舷側が折れていますし、どうも頂部も短い様に思えます。また、主砲も砲身が妙に短く、これも折れたっぽいですね。
で、拙宅本棚の各国海軍に編入しようかどうしようか悩み中です。
あちらこちら毀損しているのも難点ですが、これは直せなくもない。寧ろ問題は戦闘通路や飛行甲板の標識等、甲板上の塗分けが全く表現されておらず、特に戦闘通路は完成してしまうと塗分けが困難で障害になっています。
また、全体を何で塗装しているのか不明なので、甲板上を追加で塗り分けた場合、しくじると修正が難しくなります。さて、どうしたものやら・・・。
1/30
F16

R03/05/23 展示 K.O.さん遺作第11弾〜多分F/A-18A「ホーネット("Hornet")」

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
今回はF/A-18系の2機目です。現用軍用機、第四弾にして最終機です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、ISO200で撮影しました。


1.
何も貼っていません。複座とか前尾翼とかの特徴的な情報も全然有りません。
・・・って、F/A-18には前尾翼、採用されていませんね、はい。
1/30
F16


2.
と言う事で、前回の機体と並べてみました。寸法は同じですね。なので、いわゆる"Super Hornet"ではないのでしょう。
部品分割もほぼ同じです。
ただ、操縦席直後の幾つかの突起物の形状や有無の違いが見られます。
1/125
F9.5


3.
機首部分の塗分けが顕著に判ります。まぁ、2でも判るのですが・・・。
その他色調から見ても、前回同様に普通に海軍空母艦載機なのでしょう。
1/15
F16


4.
垂直尾翼の彫刻が微妙に前回と異なっていますねぇ。2段有る膨らみの内、下の物は平べったく、外舷側は前後に別れています。
以上の点から、電網を延々と突っついたのですが、結局、表題の通り細分類Aで、長製っぽい。
であれば、D10やR03/03/31から展示の「R02度下半期の積み」の14に1箱だけ写り込んでいたりしするSS12って商品なのでしょう。
1/30
F16


5.
そんなこんなで概ね素性が判明しました。
他にもF/A-18系列やF-15が散見されたのですが、脚や吊架装備が散逸しているとか状態が悪く、登場できませんでした。因みにそれらの多くも塗装だけ。うーん、何か機体を特定する情報を明示したくなかったのか・・・。
ともあれ、これにて1/72の現用軍用機は終了です。次回からは艦船です。
1/15
F16

R03/05/08 展示 K.O.さん遺作第十弾〜F/A-18C「ホーネット("Hornet")」

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
現用軍用機の第三弾です。F/A-18系です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16、ISO200で撮影しました。


1.
例の如く採寸です。
まぁ1/72ですね。
さて、供給元と細分類や如何にっ!!
1/2


2.
F/A-18、正直、実機があまり好みではなく、今の空母艦載機が少数の給油機、電子戦機、警戒機等の他はこのF/A-18で埋め尽くされているのを憮然としておりました。
そんな奴がおいそれと細分類だの製造元だの判る訳ない。
1/8


3.
・・・と思っていたのですが、垂直尾翼の特徴的な意匠やそこかしこの"400"だの"NAVY"だのの表示のお陰で、表題の通り、実機の素性はあっさり判明しました。
合州国海軍のF/A-18C「ホーネット」で、横須賀配備の空母「ミッドウェー("Midway")」等に搭載されていたものの様です。
1/15


4.
さて、製造元は如何に??
ざっとぐぐって見た所、Cと明確化されているのはフジミ、ハセガワ、アカデミーで発売されています。
で、前々回、R03/03/31から展示の「R02度下半期の積み」の11.等の購入傾向や実機の属性から見てハセガワのD8の様に思われます。
1/8


5.
ところで、垂直尾翼の塗装、外舷側は機体の他の部分と同様の塗色で良い様ですが、どうも内舷側は黒に近い塗色が正しい模様です。
1/8

R03/04/25 展示 K.O.さん遺作第九弾〜F-16「ファイティングファルコン("Fighting Falcon")」

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
現用軍用機の第二段です。F-16「ファイティングファルコン」です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16、ISO200で撮影しました。


1.
例の如く採寸です。
まぁ1/72ですね。
左翼の中間の懸吊装置、何もぶら下がっていない。右翼のASMと思われる大型誘導弾をぶら下げている所ですね。何だかぶら下がっていた痕跡も有り、こりゃ何処かで落としたか??
1/1


2.
今回は、きっちりとあれこれ貼り込んでいて、何を作ったか判明しています。
垂直尾翼の情報から合州国空軍の三沢配備の第35戦闘航空団である旨、ぐぐったら直ぐ出て来ました。
細分類については、単座の三沢配備って事でCJ(ブロック50)って事になる様です。
1/15


3.
こんな地方色豊かな製品展開なら、AirfixだのRevellだの中華だのではなく国内産でしょうね。
その認識の下で、長、富、田の3社のHPを突っついた所、富のF-16はC/Dとして1種類のみ発売で、しかもどうやら長期品切れ中らしい。
って事で、消去法的に田と長に絞られました。
1/8


4.
機種から主翼付け根に掛けて、機体上下の部品分割線が見えていて、これを勘案すると長の方か??とも思えて来ます。
田は、古い旧イタレリと新しい自社開発が有るのですが、どちらも機種電探円錐は単独部品になっているらしいのでして。
因みに、R03/03/31から展示の前々回「R02度下半期の積み」の12.14.に田と長のCJの姿が見えます。他にもCだのAだの都合6箱。なので、まぁそんな辺りから作ったのでしょう。
1/15


5.
個人的には、現行軍用機の中では比較的好みな方でして、編入しようかどうしようか、悩み中だったりします。
問題は、この姿勢だと思いっきり気になる左翼吊架の空閨かなぁ・・・。
1/4
周囲1割程度トリミング

R03/04/12 展示 K.O.さん遺作第八弾〜F-4「ファントム("Phantom")II」

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
今回からは現用軍用機です。先ずは「ファントムII」です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16、ISO200で撮影しました。


1.
例の如く採寸です。今回も定規を当ててみました。
とは言うものの、前々回迄の戦闘車両は1/72しか作った事が無く、それより大縮尺は良く判らんって事で採寸しましたが、これはしれっと1/72だと判明しております。
1/15


2.
塗装しただけで、何も貼ってません。お陰で、国籍やら所属軍種が全然判りません。
未成なのかな??みせいなんだろなぁ〜。
1/1


3.
とは言え、塗装、この濃い目の灰色と言うか鼠色と言うか、これが大勢を占めているのでしょう。
で、機首電探部が黒・・・これはまま、見る・・・の組み合わせで電網をあれこれ突っついたのですが、見つからないんですよね。
F-4は運用国、軍種が多いので探し切れている訳では有りませんが。
1/2


4.
ただ、垂直尾翼や主機筒口形状から、FG.1では無いんだろうなぁと思われます。
もっとも、試作だの先行なんたらだのは他国の機体の垂直尾翼と違わないので、正直自信が無いですが。
1/1


5.
ならば装備品で判定してみようか??
と言うものの、胴体下のAIM-7、主翼吊架のAIM-9と増槽と、これまた特徴無し。
そんな訳で、今回はエラク煮え切らない結果となりました。
1/2

R03/03/31 展示 R02度下半期の積み
R03/04/25 注釈修正

前回、「次回からは合州国の現代機を。」と記述しましたが、年度の端境期である事を失念しておりました。
と言う事で、表題の通り、今半期の新規積みです。なんと一挙32箱の調達です。120個超えるのはH28下期以来です。
ここ暫く、竣工と調達の均衡??平衡??に腐心していたのにどうしてこうなった??
これら実は1個も買っていません。いやねぇ、只今遺品整理請負中のK.O.氏の遺品です。なので購入ではなく編入ですかね。これでも厳選したのですがエライ数になってしまいました。


1.
全部でこんな感じです。全て1/700艦船ですね。半分以上がP社ですね。英日米独中の新旧色々です。
但し「くも」各級、「かぜ」各級、Type42 BatchIII等は今次編入により、或いは既に編入以前から実艦存在数を超過しておりまして、将来的には余剰と言う事で手放すかも知れません。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/4
f16


2.
さて、K.O.氏宅、すんごい未着手模型数でした。
これは玄関入って直ぐの靴箱の上に天井に接する迄積み上がっていたものです。
当初は、当たると幸い、片っ端から45リットルの塵芥袋行きとしておりました。
Nikon D40
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/250
f11
ISO200
補助光発光
明度調整


3.
こちらは階段の壁際に積み上がっていたものです。
塵芥袋数が嵩むと、遺品整理の処理に\400/袋の割合で経費が掛かってしまいまして、業者見積で、とある部屋では200袋だったものが、実績値は大幅超過して340袋に達したりしてしまい、すると\52k余計に掛かる訳で、特にこれらの箱は袋の中で嵩張るんですよねぇ。
Nikon D40
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/250
f11
ISO200
補助光発光
明度調整


4.
応接室の隅に積み上がっていた分です。
そんな訳で、ここ迄の1Fのブツはほぼ塵芥扱いで清掃工場の煙と消えたのですが、こりゃ駄目だ、少し売却&引き受けで袋数減らして経費圧縮せにゃ・・・と考えた訳です。
Nikon D40
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/125
f11
ISO200
補助光発光
明度調整
横構図の中央1/3にトリミングして縦構図に


5.
と言う訳で、ここからは2Fに有って、命拾いしたブツ達です。これは階段上がった踊り場(?)に積んであったものです。
そうは言ったものの、例えば2個の「アンドロメダ」の下側の手前に有る1/48のIII突はかなり箱痛みがみられそうで、この手の箱は残念ながらさよ〜なら〜となりました。
Nikon D40
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/250
f11
ISO200
補助光発光
明度調整


6.
こちらは2Fの箪笥の上ですが、やはり、角列の青島「日進」、長谷川「金剛」はそこそこ箱が痛んでいますし、その下のAirfix"IronDuke"に至っては座屈(?)してしまっている感じです。
また、これらの写真では無事に見えても、上面や底面に他の箱の角の貫入を受けていたりするのもあります。
更に、手前の航空機の武装品とか兵士の箱は、損傷もさる事ながら、箱自体が小さく、売却価格も小さめです。費用対効果を勘案すると先送りとなり、状況次第ですが塵芥袋行きの公算大・・・。
Nikon D40
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/250
f16
ISO200
補助光発光
周囲若干トリミング


7.
そんな中から、運良く無傷或いは軽症で抽出したブツ達です。
これらは「レオナルドET」、「レオナルドLG」、「HobbyOff」、「D-Force」等に売却しました。売却物全てを撮影している訳では有りませんので念の為。
Apple A1723
1/356
f2.2


8.
同様に売却物達です。
戦闘車両、この手の大縮尺は第三帝国時代の独逸一色です。
Apple A1723
1/197
f2.2
周囲若干トリミング


9.
売却物は更に続きます。
良く見ると、同じ艦が重複していますねぇ。不思議ですねぇ。
「名取」、「五十鈴」、「矢矧」等は製造元違いを作り比べてみよう〜って趣旨があるのかな??と好意的な見方ができますが、「鈴谷」は同じものが2つ有る。
これが、零細舶来品で次の入荷が期待できない・・・とか言うなら理解できますがWater Lineの田宮の標準品ですからねぇ。
Apple A1723
1/155
f2.2
周囲若干トリミング


10.
引き続き売却物が続きます。
ここでも「瑞鶴」が被っていますし、"North Carolina"は下の12.でも出て来ます。
Apple A1723
1/157
f2.2
ISO25
周囲若干トリミング


11.
5.で見えていた「アンドロメダ」2箱は無事救出されていますね♪
ここ迄、車両、艦船、航空機に分類されておりましたが、これは単に紐で結わく都合上箱の形状の統一性を重視したからでして、なので「アンドロメダ」と「ナースホルン」とF/A-18が纏まる事も有ると言う事で。
Apple A1723
1/124
f2.2
周囲若干トリミング


12.
右列一番下の「熊野」も10.で出て来ましたね。尚、9.にも居ますが、どうやら世代違いの様です。
それにしても、左列、こんなブツも買っていたのか・・・。
Apple A1723
1/30
f2.2


13.
「瑞鶴」も何隻有るんだ??
ところで、軍用機も中々偏っていて、ほぼ戦後の合州国戦闘機で、その中でもF/A-18系列がやけに多く、次がF-15って感じでしょうか。
Apple A1723
1/30
f2.2


14.
左下に「氷川丸」が病院、平時両版でいますが、艦艇で戦闘艦艇でなかったのはこれらだけです。両用戦やら兵站やらは出て来て居ません。K.O.氏はマッコイ爺さんのお陰で補給の重要性を知ったとか宣っておりましたが、実はそんなに重視していなかった??
とまぁ、ここ迄なんだかんだ数えたら146個。これら撮影する以前にも確認できるだけで50点前後売却しております。売値も軽く\100k越えました。そして、それ以上の、下手すると倍じゃ効かない数が廃棄済or予定って感じでしょうか。こうなると1F堆積物の問答無用の廃棄は惜しい事したと思わないでもないですが、後の祭りですね。
Apple A1723
1/30
f2.2


15.
これら43点は未売却です。家財が消え去ったがらんどうの応接室にぽつんとまとまっています。
ブツの抽出、選別、既に山は越えて残敵掃討状態に入っています。もう少し追加してから最後の売却を4月半ば以降に考えています。通算で300点程度に達するかも知れません。
なので、編入も若干増えるかも知れませんが、ま、それは次半期の話ですかね。
Apple A1723
1/15
f2.2
周囲若干トリミング

R03/03/13 展示 K.O.さん遺作第七弾〜独逸自走砲「ヴェスペ("Wespe")」

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
今回は戦闘車両の最後です。掉尾を飾るのは独逸の自走砲「ヴェスペ」です。前回同様、この手の自走砲は博識ならぬ薄識なのでwikiにて同定しました。
次回からは合州国の現代機を。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16で撮影しました。


1.
例の如く採寸です。今回も定規を当ててみました。
概ね車体長0.14m(後部の砲弾が載っている部分は水平に倒した扉なので含めず)×全幅0.065mですかね。wikiによると35/35は4.79m×2.24mと言う事で、やはり1/35の様です。
2/1
ISO200
上、左1割程度トリミング


2.
前回、前々回と癌罹患の医者の著書について勝手な論評を書いて来ましたが、今回はその両著者が共に記載している近藤誠医師やその主張についてです。
管理人は近藤医師の信奉者とかでは有りませんが、この2冊から、特にStageIVでの化学療法について、随分と蒙を啓かれてしまいました。些か長文ですが、以下に両著の中で中核と勝手に判断した記述内容を、載せます。

1/1
ISO200


3.
「わたし、ガンです ある精神科医の耐病記」からです。
『要点は大きく2点、癌検診は言われている程有効ではない・抗癌剤は一部の癌にしか効かない・手術の適用はもっと制限されるべきだ、等検査・治療の限界を暴露した事と、癌には「何をしても治らない癌」と「何をしても治るし、何もしなくても大した悪さをしない癌」が有る事、である。
〜中略〜
この30年、癌に関して様々な科学上の進歩は有ったが検診も治療も成果がイマイチである事は間違いない。中には成果は無いわ害は有るわなのに、業界の既得権益や「何もしない訳にも行かないから」と言った動機・理由でなされている検査・治療さえある。診断技術は飛躍的に進んだが、手術と抗癌剤に関して原理的な革新は無い。器用に見つけるが、一向に直せない、と言うのは殺生である。只、この点では放射線医学も似た様なものなのだ。近藤氏がこの点で身贔屓を控えていたら、論述の公平さは更に陸離たる物であったろう。
今一つ。確かに癌には「どうしようもない癌」と「癌擬き」があるのだが、その中間に「現段階の技術でもどうにかできそうな癌、つまり運が良ければ完治し、悪くても長持ちさせられる癌」が結構あること、しかも「現段階の技術」は放射線科のそれに限らない事を指摘しておく方が良かった。』
1/2
ISO200


4.
「医者が末期がん患者になってわかったこと」からです。
『彼の主張については、言い過ぎではないかと思う部分や疑問に感じる部分も有りますが、一面では現状のがん治療に対する警鐘として傾聴すべきものがあるとも思われます。
学会では近藤先生の理論はおかしいと反論も出ている様ですが、例えば悪性の脳腫瘍で言えば、どんなに患者さんが頑張っても、医師がどんなに力を尽くして治療をしても、効果が得られないと言う場面が必ず出て来ます。その段階でも、未だ患者さんに闘えと言うのは無茶な話なのではないかと思うのです。
〜中略〜
決して化学療法そのものが悪いと言う積りはありません。抗癌剤の開発も進み、確実に効果の上げられるタイプの癌もあるし、また、抗癌剤をどう組合せて治療すれば一番良い結果が得られるかという研究もどんどん進んでいます。その研究努力が切り開く可能性を信じて化学療法を選択する場合も有るでしょう。
しかし、だからと言って、現状では実効性が無い事が確実で、しかも患者さんに苦痛だけを与えてしまう治療を続ける事を良しとする事はできません。』
1/2
ISO200


5.
まぁ、どちらも20年以上前に書かれていますし、この2冊で論評されている近藤理論の中で多分最も有名な「患者よガンと闘うな」に至っては、1の位を四捨五入すると30年前の著作になります。なので、最新の医療事情を反映させていない点は留意が必要です。
反面、K.O.さんが、種類の増えた抗癌剤や分子標的薬を利用したにも関わらず、これらの書物に記載の内容と大差無い経過となってしまい、2,30年の進歩は大した事無いとも言えます。
因みに、中略の部分は著者と癌の関係とか記載した部分をより細かく論評したりしております。入力するのが草臥れたので、勝手ながら略しました。
さて、話変わって、表題の通り、戦闘車両はこれで打ち止めです。戦闘車両は1/72辺りの小縮尺もちらほら散見されたのですが、塗装がかなり雑だったり破損していたりと些か難有りな為見送ります。
1/2
ISO200

R03/02/28 展示 K.O.さん遺作第六弾〜独逸自走砲「マルダーIII」

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
第六弾は、引き続き独逸の戦闘車両です。今回は対戦車自走砲「マルダーIII」です。
正直な所、この手の戦闘室開放型の車両については知識が無くて散々wikiを突っついて同定しましたが、間違っているかも知れません。悪しからず。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16で撮影しました。


1.
寸法をって事で、今回は定規を当ててみました。
概ね車体長0.155m×全幅0.065mですかね。wikiによると35/35は4.65m×2.35mと言う事で、全長が若干長いですが、まぁ1/35っぽいですね。
細分類は、戦闘室の閉囲構造からM型と思われます。
1/1
ISO200
中央部7,8割にトリミング


2.
前回は精神科医頼藤氏の医者の不養生をあれこれ書きましたが、続いて、更に不養生っ振りに磨きの掛かった、脳神経外科医岩田隆信氏の著作「医者が末期がん患者になってわかったこと」をご紹介します。
岩田隆信氏は、H09/01/29にまさかの脳腫瘍を発症、H10/12に51歳で死去しました。頼藤氏よりも若干早目に淡々と事態が進んだ感じです。
1/1
ISO200


3.
脳神経外科医が脳腫瘍に罹患。まぁ、考えてみれば、小児科医が小児科系の罹患とか、男性医師が婦人科系の罹患とかを除けば、臨床医が自分の専科の世話になる事は普通に有り得る訳で、この例も特殊と言う訳では無いでしょう。
特筆すべきは、やはり、初発症状から診断が早い事と、その後の経過が本人にも明らかに想像できる事でしょう。
著者も激烈な頭痛で「これはクモ膜下出血ではないが、ちょっと放っておけない痛みかも知れない。何か起きたな」と冷静に自己分析しています。
1/2
ISO200


4.
なのに半月以上放置して、漸く新規導入MRIの試験紛いで映像を確認し、その段階で悪性腫瘍、最悪の事態の可能性が高いと認識しました。
なのになのに、2/22に友人医師から強い言葉で診断確定させて療養生活へと言われるのに、決断せず。
結局、3/31に治療方針を確定し、4/15に手術となります。発症以来2ヵ月逡巡していた訳で、「医者の不養生」感満載です。
著者の意識としては「もし、とんでもない結果が出たらどうするんだ。〜中略〜助教授から教授への道を歩いていくにも、健康を害してなんかいられない。なによりも、診なければならない患者がいる」なのでしょう。
1/2
ISO200


5.
とは言うものの、初発段階で、最早救命は期待できなかったでしょう。多少の治療開始の遅早は関係無かったとも思われます。
摘出手術での生検ではGradeIII、その後の精密検査でGradeIVとなり、5年生存率10%程度だった為です。
頼藤氏が同じ立場でしたら、果たして如何なる心境に立ち至ったものでしょう・・・。
1/2
ISO200

R03/02/15 展示 K.O.さん遺作第五弾〜独逸X号戦車

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
第五弾は、引き続き独逸の戦闘車両です。今回は「パンサー」とか「パンテル」とか「パンター」とも呼ばれるX号戦車です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16で撮影しました。


1.
寸法をって事で、前回同様に方眼紙に載せて撮りました。
ご覧の通り、概ね車体長0.2m×全幅0.1mって所ですね。で、wikiに依れば、35/35の寸法は6.87m×3.27mとの事ですので、これまた1/35と言う事になります。
細分類は、砲塔天蓋や操縦者用の開口部蓋の開放形式からA型と思われます。
2/1
ISO200
周囲若干トリミング


2.
前回、頼藤和寛著「わたし、ガンです ある精神科医の耐病記」に言及しましたが、今回も続きを。
著者は51歳のH11晩夏、大腸の狭窄を想像できる初発症状を自覚しました。
更に、翌H12/6/13に手術、S字結腸下部直腸上部の大腸癌を切除し、StageIIIが確定しています。
その後、H13/4に享年53歳で死去しています。
1/2
ISO400


3.
K.O.さんから罹患の話を聞いた時、年齢の近さや病変部の共通性から真っ先に頼藤氏を思い起こしました。
もっとも、診断確定時、頼藤氏はStageIII、K.O.さんはStageIVだった訳で、その点が異なると言えば異なります。が、著者本人は、切除した患部の状況から実質的にStageIVであろうと認識しており、多分状況は大差なかったのでしょう。
1/1
ISO200


4.
K.O.さんはH31/1に自覚症状があり、H31/4に受診→入院→手術と進みます。2,3カ月放置していた訳で、これを初発段階で対処していたら??と思わなくも有りません。どうも平常性バイアスに騙されたのか何なのか。一般論としても検診だの健診だのに足が向き難いですね。まぁ結果は変わらなかったかも知れませんが。
1/1
ISO200


5.
対して頼藤氏はH11/夏に自覚症状があり、文中で曰く、『この時点で消化管の「通過障害」という縁起でもない可能性が頭から去らなくなった』とか、『おそらく下行結腸か横行結腸あたりに出血性の病変があるのではなかろうか。そんなところの病変にロクなものはない』とか記載していて、ほぼ正解を導いています。まぁ医者ですからね、当然かもしれません。
であるのに、半年以上放置。医者であっても健診検診方面には足が向かないのかぁ〜と苦笑してしまいます。「医者の不養生」とはけだし名言と言う事ですか。
1/1
ISO200

R03/02/02 展示 K.O.さん遺作第四弾〜独逸V号突撃砲F型?G型??側面増加装甲有り

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
ここ暫く連続で遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
第四弾は、引き続き独逸のV号突撃砲、その側面の増加装甲(Schuerzen)有り版です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16、ISO200で撮影しました。


1.
寸法をって事で、方眼紙に載せて撮る事にしました。
ご覧の通り、前回同様、概ね150mm×85mm(側面増加装甲を除く)である事が判ります。
なので、同様に1/35ですね。って言うか、2つ並べれば一目瞭然ですが。
4/1
周囲若干トリミング


2.
大腸癌・・・と言うより粘膜から発生する固形癌、StageIVですと対応策は化学療法しか選択肢が有りません。
管理人はざっと20年前に、頼藤和寛著「わたし、ガンです ある精神科医の耐病記」から著名な近藤誠著「患者よ、がんと闘うな」へと読み渡り、抗癌剤はロクでも無いと認識していたのですが、20年経つと随分変わるものだなぁ〜と浦島太郎です。
1/2


3.
20年前、大腸に適応する抗癌剤は素のフルオロウラシルの一択だったのですよね。それが頭に有ったので、最初にK.O.さんから「飲み薬のTS-1と静注のエルブラット」との旨を聞いた時には何だ?そりゃ??と思いました。
もっとも、NHKの素人向け科学番組の影響で、いわゆる分子標的薬ゲフィチニブの登場により、肺癌のStageIVは完全寛解が期待できる事もあるって認識(≒誤認識)していたので、意外に何とかなるんじゃないか??とも思っておりました。
で、消化器官癌についても、20年の間に、フルオロウラシルがS-1に代わり、オキサリプラチン、イリノテカン、ベバシズマブ、レゴラフェニブ等が加わり、色々と組み合わせたり単剤にしたりしつつ引っ張れる様になったと、蒙を啓かれました。
1/2


4.
とは言うものの、何れ耐性ができる、薬剤に依ってはそもそも主作用無しの副作用たっぷり等、消化器官癌の化学療法は、結局近藤理論の昔から本質的変わっていない事も判りまして、残念な限りです。
上の肺癌とゲフィチニブについても、今回色々電網上であれこれ突っつきまくりました。すると、ゲフィチニブ以降の次から次へと登場する分子標的薬も何れ耐性が発現するっぽく、上手く行かないものだと憮然としております。
1/2


5.
ところで、上記2.で挙げた頼藤和寛著「わたし、ガンです ある精神科医の耐病記」、良い本です。機会があれば一読をお薦めします。
古い本ですから、医療面で時代遅れの部分は多々あるでしょうが、もしもStageIVを宣告された時、余生を送る一つの指針になるかも知れません。
ただ、既に版元絶版っぽく、新品での調達は難しそうです。たまに図書館に残っている様なので興味が有れば地元自治体立図書館の検索機能を突っついてみて下さい。
1/2

R03/01/17 展示 K.O.さん遺作第三弾〜独逸V号突撃砲F型?G型??側面増加装甲無し

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
前々回から、遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
第三弾はは独逸のV号突撃砲、その側面の増加装甲(Schuerzen)無し版です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、2/1、f16、ISO200で撮影しました。


1.
V凸である事は明らかですね。さて、縮尺は??
実寸、概ね車体長150mm×全幅85mmです。実物は?とwikiを突っついた所、どうも主砲込みの全長しか記載されていないので、改造元のV号戦車のものを見たところ、車体長5.56m×全幅2.95だと。
なので、
1:X=0.15:5.65
X≒37.67
或いは、
1:X=0.085:2.95
X≒34.7
となり、前回、前々回に続きやはり1/35ですね。
長砲身ですからF型かG型って事ですね。


2.
さて、K.O.さん、前回では福島との因果関係をあれこれ書きましたが、実は父君がS字結腸原発癌で亡くなっています。
そう、家族性じゃないのか??って言われると反論できません。型迄聞いていないのですが・・・。


3.
その父君、享年71歳との事ですが、一旦完全寛解状態となり18年保ったそうです。すると、初発は53歳でStageは0〜2なのでしょう。
ですから、K.O.氏も、同じ頃・・・って何時だか判りませんが・・・に発症し、53歳頃に多分Stage0〜2、56歳初診段階でStage4と言う経過は有り得えそうでは??と思われます。


4.
以上の様な推論が正しいとするならば、恐るべきは遺伝子・・・と言いたくなります。それにしても年齢域迄一緒とは。母方の遺伝子は何をしているのでしょう??
実は、管理人の愚父及びその兄弟姉妹の都合5人が、消化器官と周辺の内分泌系の癌で揃って62〜75歳頃に他界しておりまして、K.O.さんの状況から色々推測するとうわぁ〜って感じになります。
62歳迄残り5年ですよ。
orz

R03/01/01 展示 K.O.さん遺作第二弾〜独逸W号戦車H型?J型??

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去るR02/11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
前回から、遺徳・・・ならぬ道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂いております。
今回は第二弾。独逸のW号戦車長砲身です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、2/1、f16、ISO200で撮影しました。


1.
前回同様に、先ずは縮尺と型式の同定から。
前回のW号短砲身と、車体寸法がほぼ同じでしたので、1/35ですね。
細分類としては、砲口制退機の形状から、どうやらH型かJ型の様に思われます。


2.
K.O.さん、いつ頃、どんな原因で発癌したのでしょう。
F1の事故の影響とか無いでしょうか。影響が有ったとすると、潜伏期間が長くても8年となります。
何処でどんな線源に曝露した可能性が有るのか・・・。近くに行ったか??百里基地よりもF1に近付く用事は考えつきません。
とは言え、全ての行動について聞いている訳でもありません。磐城郡衙等を訪問しているのかも知れません。


3.
曝露、部位として大腸は有り得るのでしょうか。除染作業で見られる様な堆積物からの放射が考えられますが、その場合被曝するのは先ず皮膚ですよね。
舞い上がった塵芥を吸い込む場合も有り得るでしょうが、すると、耳鼻咽喉科〜上部消化管、呼吸器が先ず被曝しそうです。とは言え、その辺りを素通りして小腸も素通りしてたまたま大腸で滞留するって言うのは可能性としては有かも知れませんが、う〜ん・・・って感じです。


4.
そこで、廃炉や除染従事者の労災絡みで電網を突っついてみました。
すると、H28〜H30辺りの資料から、甲状腺1件、白血病3件、肺癌1件が挙がっていて、消化器官は全然出てきません。
やはりフクシマと因果付けるのは無理が有りそうです。

R02/12/18 展示 K.O.さん遺作第一弾〜独逸W号戦車A,D,E型?

軍ネタ、艦船ネタの展示室で同道した旨を記述する事の多かったK.O.さんが去る11/29に永眠しました。
享年57歳。大腸癌発覚から1年半程の闘病の末でした。
小学校3年からだったか5年からだったか、はたまたその前からだったか、家族親族に次ぐ長さの付き合いでした。
今回から暫くの間、生前の遺徳・・・ではなく道楽っぷりを偲んで製作物等あれこれご覧頂きます。
第一弾は独逸のW号戦車です。
f16、ISO200で撮影しました。


1.
何処製か?縮尺は??
はい、全然判りません。そうは言っても、普段交わしていた会話から1/35だか1/45だか1/48だかだろうと推測が付かない訳ではありません。まぁ、実際目にすれば1/72や1/24で無い事は一目瞭然ですが。
と言うか、物が何か判れば、実寸を計測して、wiki辺りの情報と突き合せれば縮尺は判りますね♪
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1


2.
で、実測してみました。全長173mm、全幅82mmでした。
それに対して、35/35だか45/45だかは、wikiに依ると車体長5890mm、全幅2880mmと言っていますので、まぁ1/35だろうとの結論になりました。
また、wiki突っついたついでに、短砲身だから初期型としか判明していなかった点も、砲塔背後の雑具箱無し、前面機銃有りって点から、多分A,D,E型の何れかだろうと見当をつけられました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1


3.
実は、遺品整理を遺族から依頼されてしまい、これがとんだ魔窟と化しておりました。
このW号戦車は、その魔窟を探検と言うか、掃海していた所、最初に発見したもので、その段階では、うーん、他の作品は何処でどう埋もれているのやら??って感じでした。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1


4.
これは何??
いやまぁ、ご覧の通りeneloopと使い捨ての単三、単四乾電池ですね。
これらの電池は魔窟堆積物の中から掘り出した資源です。因みに、このeneloop、どれだけ埋もれていたのか不明ですが、、一部梱包材がかなり劣化していました。数年前位ですかね??とは言え流石eneloop。istDsに装填した所、普通に使えまして、上の1〜3はそれで撮影しています。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1

R02/10/31 展示 戦後のフレッチャー達〜第四弾

〜「イスケンデルン」、「アルミランテ・フェランディス」、「忠武」
ざっと3年半振りの第四弾です。
今回は、
DD-544 「ボイド("Boyd")」→土耳古「イスケンデルン("Iskenderun")」
DD-551 「デヴィッド W.テイラー("David W.Taylor")」→西班牙「アルミランテ・フェランディス("Almirante Ferrandiz")」
DD-631 「アーベン("Erben")」→大韓民国「忠武("Chungmu")」
の一気に3隻です。「イスケンデルン」と「忠武」は大規模な改装後に貸与->譲渡されました。対して、「アルミランテ・フェランディス」は、大規模改装前に貸与->購入となり、戦中の姿を色濃く残しています。
それにしても、貸与、譲渡、購入の関係性が良く判らない。wikiでは単にtransferredとか、米でdecommissioned、嫁ぎ先でcommissionedとかしか書かれてないし、世艦では本文中には一部貸与から売却と見られる文書も有るけれど、一覧表は一括して譲渡なのに本文は貸与とだけ書いて有ったり・・・。
ともあれ、製作は艦橋構造の相違から、「イスケンデルン」と「忠武」は田宮の「カッシング("Cushing")」、「アルミランテ・フェランディス」は同じく「フレッチャー("Fletcher")」を土台とし、P社の装備品セットやらプラ棒やらを大量に使用して作成しました。
ISO200,F16で撮影しました。


1.
左から「イスケンデルン」、「アルミランテ・フェランディス」、「忠武」です。以下、横並びの場合はこの順序です。
「イスケンデルン」、ここでは地名と思えばよろしいですかね。同型艦もイスタンブールとかイズミルとか言っていますので。
で、昔は別の和訳読みが充てられておったと記憶しております。ガキの頃、世界地図中の地中海沿岸にそれを見つけた時は、とぉ〜っても吃驚しました。大マゼラン雲以外に有ったんだぁ〜と。そして、世艦でこれを見つけた時は、何時か作ろうと思っておりました。
何処かにナバテアの女王の名を付けたフネが居ないものでしょうか?
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


2.
上から「イスケンデルン」、「アルミランテ・フェランディス」、「忠武」です。3.も同様順です。
「アルミランテ・フェランディス」、艦体表記の艦番号は41->D22と変遷しています。
実は、余剰デカールに影付き白字の"D"が少ないんですよ。今までも"0"と"1"を組み合わせるとかして捏造しています。navsourceを突っつくと、総じて欧州艦は"D"付きで南米は数字だけって傾向に見えます。その中で西班牙へ渡った本級は、西班牙籍での殿艦以外は当初は"D"無しである事を見つけ、しかも大抵は単純な棒檣なので工作が楽そう。西班牙譲渡艦を集中して作るのも有りかも知れないと思い始めています。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


3.
「忠武」、煙突間両舷の砲熕兵装に悩まされました。navsourceで最も新しい米艦時代の写真では不鮮明ながら3吋連装砲に見えます。その積りでのほほんとしていたら、Boforsの4連装40mm機銃を積んでいる1/144の作例を見つけてしまいました。
さて、どっちだ??
わざわざ40mmに格下げして渡すか?もしや、作例の方が誤考察じゃね?或いは適当な3吋の資源が無くて妥協したんじゃね??と言った、ホントは3吋説が考えられます。
反面、世艦520号に依れば、127mm×5、40mm搭載艦だったと言う記述も有りまして、さぁ困った。
で、結局、余剰部品の在庫量の点で40mm×4はPとDで多分40基とか50基とか十分な余裕が見込めるのに対して、3吋は十数基しか無く、その辺りの台所事情で40mm×4にする事としました。とは言え、決定的な3吋砲の証拠が見つかってしまうと困るので、木工用接着剤で仮留めです。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
同一露出、焦点距離の3枚を合成


4.
例の如く、使用塗料と絡めて。主檣と艦橋天蓋上FCSは取り外し可能に。
今回は8月半ばから色々と製作対象選定の為の調査を始めて、本格的な起工は8月末。んで、ほぼ2ヵ月掛かりました。
9月、前半中々涼しくならなかったり1週間も遠出したりと言う要因も有りましたが、不足資材や工具調達の為に買い物しようとしても、密を避ける為に日程時程を選ばなければならず、2,3日単位で作業が停滞し勝ちだったのが地味に響きました。早い所、買い物も公共交通機関利用も腰が引けなくて良い時期になって欲しい所ですが、罹患者数の欧米の激増や国内もじわじわ漸増情況を見ると厳しいか・・・。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


5.
ここからは作成過程です。
先ず、艦体から不要な爆雷関連装備等を削り、取付案内孔を埋めます。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも2/1

6.
3隻とも艦橋基部の01甲板が拡大されています。
今回は、使用した素材は文字で記載ではなく、斯様に構図内に写し込む事にしました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1



7.
「イスケンデルン」と「忠武」は主檣が三脚化されている為、上の艦橋基部部品仮留め後に主柱と斜柱を取り付けます。
主柱は前回の「Z-2」とほぼ同様の長さですが、斜柱は現場合わせで調整しています。また、取り外せる様に艦体側は木工用接着剤に依る仮留めです。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも1/1


8.
「イスケンデルン」と「忠武」の主檣に横桁を取り付けます。
Nikon D40
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも2/1

9.
「イスケンデルン」と「忠武」の主檣中段の対空電探??用の足場を作ります。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1



10.
「イスケンデルン」と「忠武」の主檣頂部に9.の足場を取り付けます。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
何れも1/1


11.
「イスケンデルン」と「忠武」の主檣に引き続き斜桁やら頂部やらを取り付けます。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも1/1

12.
「イスケンデルン」と「忠武」の艦橋は、後期型の箱型なのですが、一部露天に固定と思われる屋根が追加されているのでそいつを製作します。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1


13.
「イスケンデルン」の後部上構は、53番と連装40mmが撤去され、代わりに甲板室の拡大、Mk.33 3吋砲設置と言った改装がなされています。
ですので、53番の砲座の除去、跡地に甲板室、頂部に堡塁追加等改造します。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1



14.
久しぶりに3隻共の進捗です。12や13を含めた艦橋や後部上構を仮留めします。
いや〜、「アルミランテ・フェランディス」は原型に近いので、中々改造点が現れません。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも2/1


15.
「イスケンデルン」と「忠武」の第二煙突は、中段の射撃式装置用平場が撤去されているのでパテで埋めます。
また、頂部にECM?ECCM??ESM???だか何だかが設置されているので、その支柱を取り付けます。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1



16.
3隻共煙突を仮留めします。
「イスケンデルン」と「忠武」は煙突間の01甲板が舷側に拡大されているので、その基部も仮留めします。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも2/1

17.
「イスケンデルン」と「忠武」の艦橋天蓋上FCSは、送受波装置が変わっています。とは言うものの、適当な余剰部品を見いだせませんでした。
今回は苦し紛れで、P社の現用艦船装備セット4の23を流用しました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
周囲2割程度トリミング


18.
「イスケンデルン」と「忠武」のFCSです。
17で提示の部品に対して2.4mmドリルで平面を皿状に抉り、中央部に突起を設置します。また、長い脚部を適当な長さに切断します。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
周囲2割程度トリミング


19.
「アルミランテ・フェランディス」の主檣を作ります。
基本的に原型っぽいのですが、頂部の電探が変わっているので、電探の基部部分から切り離します。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1


20.
「アルミランテ・フェランディス」の主檣頂部に余剰部品から見見繕って航海用?と思しき電探(左の46)を取り付けます。
また、横桁先端にも、省略しようかどうしようか逡巡する程度の追加桁が有り、些か超過縮尺っぽいし、形状も本来"U"を横倒しにした感じなのですが、追加してみました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
周囲2割程度トリミング


21.
「イスケンデルン」と「忠武」の主檣頂部航海用?電探(61)と対空?電探(58と62)を余剰部品から調達します。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
明度調整


22.
17〜21の製作物等より、下記各項進めます
・3隻の艦橋上FCS仮留め
・「アルミランテ・フェランディス」の主檣を仮留め
・「イスケンデルン」と「忠武」の主檣電探を取り付け
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


23.
「イスケンデルン」の中部01甲板の拡大部分を作ります。これは裏返した状態です。
基本的には、「Z-2」類似っぽいので、「Z-2」から平面図を起こして作成する事としました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2


24.
23の「イスケンデルン」の中部01甲板拡大部分に堡塁を取り付けます。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2


25.
「忠武」の中部01甲板の拡大部分を作ります。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1


26.
「イスケンデルン」(上)と「忠武」(下)の第一煙突直後の射撃式装置を載せている甲板室を作ります。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1


27.
「イスケンデルン」と「忠武」の舷側の堡塁と言うか波除けと言うべきですかね、若干延長だか拡大だかされています。
「イスケンデルン」(下)については丸々新製、「忠武」(上)について延長部分を作成します。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1



28.
23〜27を含めて、中央部の構造物を仮留めします。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも2/1

29.
三連装短魚雷発射機を自作してみました。
下の30で能書きをあれこれ書きますが、ぶっちゃけ、余裕が無いって事です。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1


30.
「ゆき」級に積んだP社版と比較です。
常々思っていたのですが、短魚雷発射機、背が高過ぎじゃないか?と。
ご覧の通り2.5mm程度有ります。つまり、700/700では1.8m程度の高さって事になってしまい、実艦上で見る、精々腰だか腹だか迄の高さの印象とエラク違うんですよね。
もっとも、自作の方も2mm近くの高さが有りますので褒められた出来でも無いですが。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
周囲2割程度トリミング



31.
29,30の短魚雷も含めた砲雷装備を仮留めします。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
何れも4/1


32.
3隻まとめてAS-7をどばっと吹き付けます。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
8/1,15/1

33.
主砲、今迄T社の「フレッチャー」級は基本固着させていましたが、今回は旋回できる様にします。
軸が短過ぎ&細過ぎなので、一旦削り、51,53,54,55には昔別件で調達したφ1.6mmのアクリル棒(左)を、52には221を取り付けます。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
周囲2,3割トリミング


34.
主砲、回転軸を受ける艦体側も1.7mmで穿孔し、軸を貫通させた後、脱落防止環を固着させます。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
周囲2,3割トリミング



35.
仮留めを一旦ばらした後、甲板を塗装しつつ、再び組み上げて行きます。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1

36.
「イスケンデルン」と「忠武」の第二煙突にECMだかECCMだかESMだかを取り付けます。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1


37.
「イスケンデルン」と「忠武」の艦橋は、12で天蓋を延長していますが、前面も閉囲されています。
第弐弾の「Z-2」でも同様にしましたが、QMの1/150板キット窓ガラス用の透明部品で窓を表現します。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
周囲1割程度トリミング


38.
37を塗装、切断して艦橋前面に取り付けます。
この切断の精度と12の天蓋取付の精度が不良でして、高さが足りなくなったり余ったりと上手く行かず、左は頂部を大きく前傾させて取り付ける事となりました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1


39.
36〜39の製作物やら機銃、探照灯、搭載艇等じゃんじゃん取り付けます。
残りは仮留めする主檣、FCSと、「イスケンデルン」と「忠武」の煙突間両舷武装です。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1


40.
39で未載の、上D社4連装40mm、下P社連装3吋です。
これにて製作記終了です。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
周囲若干トリミング


R02/09/29 展示 R02度上半期のお布施

今回も少なめです。相変わらず1/700艦艇ばかりです。
新発売は1件のみ。各社に於かれましては、新規開発はなるべく低調にお願いしたい所です。
Nikon D40、Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5、f16、ISO200で撮影しました。


1.
上左からIBG Modelsの波蘭「ガーランド("Garland")」1944、英「イシュリエル("Ithuriel")」1942、
中段、新発売のFlyhawk英「エジンコート("Agincuort")」、
下段フジミ米「アンダーウッド("Underwood")」です。
2/1


2.
「ガーランド」、「イシュリエル」は昨年度前半にも購入しております。当時は\3200して、高いなぁ〜と思っておりましたが、1年近く経って\400程度下がって来て、つい、追加調達してしまいました。
「アンダーウッド」は、箱替え「ゲアリー("Gary")」も含めてもうこんなに。いやねぇ、ちと高校時代に馴染の辺りをうろうろ歩いているたら、お、こんな所に模型屋が・・・と入ったら、えっ??今時こんなん有るんか??と追加してしまいました。いい加減竣工させないと・・・。
2/1
明度調整


3.
前半期と同じく、竣工分と並べてみました。左側調達、右側竣工です。数の上では出超です。
性懲りも無く、前半期同様に化粧箱の体積を計算してみました。調達は 0.009723 立米、竣工は 0.0121425 立米で体積的にも出超で素直に嬉しい。
竣工分の空き箱については、この後、各種類毎に1個だけ蓋部分を平たく展開させた状態にして存置させ、他は廃棄です。
1/1

R02/08/24 展示 残暑お見舞い申し上げます

暑いです。
この時期、この道楽は難儀です。有機溶剤と付き合う都合上、作業中は換気が欠かせません。と言う事は、冷房の恩恵に浴し難いんですよね。
理屈は真冬も一緒だろう・・・と言われれば一般論としてはその通りですが、個人的には専ら作業する場所が南や西に向いて光線が入り易く、逆に北風の直撃は受けないので真夏程悪条件ではありません。
とまぁ、そんな訳で梅雨明けから秋雨入り・・・何だそりゃ・・・迄、しんどいです。で、今年から基本的に補修とかの軽薄短小な作業を中心にする事としました。
と言う事で、今回はP社の装備品セットからSH-60Jを4機、海自機として竣工させました。
f16、ISO200で撮影しました。


1.
現用艦船装備セット3からの選択です。
この角度だと些か見難いのですが、後部の「海上自衛隊」のデカールのフォント、外側2機は明朝風で小さ目、内側2機はゴシック風大きめの2種類になってしまいました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2


2.
既竣工分4機のHSS-2とSH-60Jの合わせて4機も一緒にしてみました。
計8機になりました。と言うか、8機にしました。何で8機か??と言うと・・・
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2


3.
・・・これですよ、これ。
八艦たい制です。
左から「くらま」、「はたかぜ」、「さわかぜ」、「あさぎり」、「ゆき」の1〜4番艦です。
いやねぇ、去るR01/10/31から展示の「観艦式」の3で並べている時に、ふと、指折り数えてみたら、あら、艦の方は充足しているなぁと気が付いたのですよね。ならば折を見て機の方も充足させようかと思った訳です。
ちょっと残念なのは、こんな事ならDD、「あさぎり」ではなく「ゆき」に統一するんだった・・・って辺りでしょうか。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/30


4.
と言う事で、「新田丸」型、「東亜丸」、「とわだ」も引っ張り出してなんちゃって輪形陣を組んでみました。実際にはこんな近付かないですし、商船との時代設定が違い過ぎますが。
う〜ん、現代の商船かぁ・・・海自が護衛しそうとなると有井の一連の1/700「さんふらわあ」しか見当たりませんが、絶版っぽいのですよねぇ。これが英だとRevellからQunardの豪華客船とかぱらぱら出ているのですが・・・。
話変わって、未着手がDDGが2隻、瑕疵廉売品も含めてですが「ゆき」と「きり」が都合7隻分在庫しております。って事はDDHを調達するともう1個群出来るっ!!
Nikon D40
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/15


5.
制作中、1機の右脚を飛ばしてしまいまして、脚をエバーグリーンの218番、車輪をタミヤのφ1mmででっちあげました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1


R02/07/14 展示 トライバル級連作〜加艦、戦中戦後状態
R02/08/24 制御文更新

P社の「ヒューロン("Huron")」から、素のまま戦中の「ヒューロン」と、戦後就役の「カユーガ("Cayuga")」に転用し作成しました。
「カユーガ」、四脚斜桁の前檣と全主砲の4吋両用砲化が特徴的に見えます。実はR02/05/22から展示の前回「トライバル級連作〜英艦、戦前状態」は、その3隻から4吋砲を捻出すべく、戦前状態で統一して作成していたりします。
「ヒューロン」は、一部塗料のみ若干差し替えていますが、他は基本的に組み立て説明、塗装指定の通りで作成しました。
f16、ISO200で撮影しました。


1.
左から「ヒューロン」、「カユーガ」です。
「ヒューロン」、変更点としては塗装だけで、側面のC308:C62=1:1の指定部分をC338に、甲板のC14:C33=9:1の指定部分をTS-4またはLP-27で置換しています。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1


2.
上から「ヒューロン」、「カユーガ」です。
「カユーガ」、舷側はAS-7、上部構造はTS-81、甲板はXF-63で塗装しました。
表題の主砲や前檣以外は発射管、後檣頂部293型電探、艦橋天蓋上Mk.6FCS等ちまちまと弄っています。
とは言うものの、延々と電網突っついても、ほぼ真横から撮られた実艦白黒写真しか正確な資料が見つかりません。なので他同型艦の実艦やmodelshipgalleryの写真で妄想しているので真に受けない様にっ!!
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1


3.
上から「カユーガ」、「ヒューロン」です。
「カユーガ」、前檣の塗分けはこれまた適当です。唯一の実艦写真は全面黒に見えるのですが、煙突頂部より下は普通黒くしないよなぁ〜とか、同様事情の「アサバスカン("Athabaskan")」が塗分けている写真が有るため、斯様にしてみました。
また、艦番号、ちょっと上下方向が長いのが玉に瑕ですが、余剰デカールの中からまんまと"R"と"0"〜"9"の白文字を潤沢に見つけてしまい採用です。でもこれにて"R"は枯渇しました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1(同一露出2枚を合成)


4.
左から「カユーガ」、「ヒューロン」です。
例の如く、使用塗料と合わせて。
前後檣は仮止めです。未だ木工用接着剤が固まっていなかったので、代表して「カユーガ」の前檣のみ取り外しました。因みにこの前檣、意図した訳では無いですが接着せず填め込み式になりました。
それにしても、今回は殆ど塗料が重複せず、追加工作の構造物も1点物になってしまい、2隻同時の意味が有りませんでした。まぁ戦中か戦後の2隻にすれば良かったかもですが、戦中にすると、折角捻出した4吋砲が宙に浮いてしまうし、戦後にするともう1本4脚斜桁を作らないといかんし・・・。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1


5.
ここからは、弄ったあれこれです。
先ずは「ヒューロン」の塗装です。 舷側のC308:C62=1:1の指定部分、左の通り、試しで概ね1:1・・・若干C308多め・・・で滴下しまして、混淆させました。
で、近似しそうな何種類かの塗料を引っ張って来て比べたのが右で、まぁC338が近いかな??って事で採用しました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1,8/1


6.
艦体については、前々回、R02/04/02から展示の『初めてのIBG〜1/700 波蘭海軍「クヤヴィアク("Kujawiak")」』で用いた手法を踏襲しました。
左が、初っ端の全面被覆状態、右が最後のC31を塗装し終わった状態です。
右、金属っぽい物と甲板の裏側に妙な如何にもプラの追加が有るけれど何?って言うと、先ず、この甲板は「カユーガ」のもの。で、9.に後述ですが発射管弄っていまして、長めにした回転軸を保護する為、田宮の5mmL字プラ棒を設置しています。いやねぇ、実はGMの18m級付随車に使用の重りを艦体に仕込んだりするんですよ。で、そいつが中で動くと発射管の回転軸を折りそうな気がしたのでね。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
共2/1

7-1.
続いて延々と「カユーガ」の工作です。
先ずは前檣。これは難航しました。エヴァーグリーンの219で支柱を立て218で横桁、斜桁を組もうとしたのですが、上手く行かず、結局、支柱は219とし、WAVEのプラ紙を貼り付けで桁を表現しました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4
中央3/4にトリミング



7-2.
難航のあまり、プラ板で囲ってしまい、塗装・・・抜けている部分を黒に・・・で胡麻化そうか?と思いまして、試作したものを前作の「ベドウィン」に積んで比較してみました。
まぁ、やはり箱ですよね。この後、被覆してみたのですが、塗分け自体も大変そうって事で、支柱を立てる方向へ戻っています。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
共1/2

8.
後部上構、機銃が1基増えます。で、配置が良く判らない。実は同型艦の「ハイダ("Haida")」が記念艦だか博物館だかで現存していまして、その写真や図面を基にこんな具合に弄ってみました。
実は、未だ2箱有るので、最終状態の「ハイダ」を・・・等と企んでいなくもない。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/8



9.
その「ハイダ」の実艦写真見ますと、発射管形状が不一致なのですよ。建造時からなのか・・・つまりP社の誤考証・・・後年のDDE改造時からなのか不明ですが、「カユーガ」のみ弄ってみました。
左の左が弄り版、左の右が通常でして、他の英艦見てもこんな中央に隙間が有る様な発射管見ないのですがねぇ・・・。
で、どうやって弄り版を捻出したか?と言うと、右、P社の「WWIIアメリカ海軍艦船装備セット[II]」の5連管を4連に切り貼り改造しました。因みに、「カユーガ」は機銃も変更されており、同じ「WWIIアメリカ海軍艦船装備セット[II]」から流用しています。また、Mk.6FCSも同様で、H28/7/20から展示中の「ジュトランド海戦百周年 第参弾」の手法に準じて作成しています。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2,2/1
共に中央3/5にトリミング

10.
「カユーガ」に限らず、戦後は舷窓を半分程度閉じています。
これ自体は良くある話ですが、今回は従来のパテ埋めだけではなく、接着剤や218や219と言ったプラ棒も使ってみました。
上段、左舷は艦首側プラ棒、艦尾パテ。中段、右舷は艦首側は接着剤、艦尾はパテとしました。
で、正直な所、接着剤は失敗でした。使っている内に溶剤が揮発して粘度が高くなったものを使ったのですが、舷窓の深部に流れ込んで行かない事態が多発し、結局、改めてパテ埋めしたのが下段です。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2,1/2,1/1の3画像を合成



11.
2隻共通ですが、4吋砲、中心軸が細く、短い為、くるくる回せる様に固着させないと脱落の危険大です。
なので、左、エヴァーグリーンの221で置換しました。
更に、右、B砲塔とX砲塔は田宮のφ3mmのプラ棒をくり抜いた脱落防止環を填め込みました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2,2/1
共に周囲2,3割トリミング

R02/05/22 展示 トライバル級連作〜英艦、戦前状態
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


P社の「エスキモー("Eskimo")」を転用し、戦前の姿を3種類作ってみました。
世艦やら電網やら突っつくと、本級の戦前はLnnとFnnの艦番号を纏っており、前者は黒文字、後者は白文字と黒文字が見つかりました。
黒文字の場合は薄い艦体塗色、白文字の場合は濃い艦体塗色の様にも見えなくもない。
と言う白黒写真の無理やりな判断に基づき、今回は、白"F"と濃いAS-7で「ベドウィン("Bedouin")」、黒"F"と薄いTS-81で「ガーカ("Gurkha")」、黒"L"と薄いTS-81で「モホーク("Mohawk")」の組み合わせで3隻作成しました。
f16、ISO200で撮影しました。


1.
左から「ベドウィン」、「ガーカ」、「モホーク」です。
「モホーク」は、閲覧出来た該当期間に属する画像の全てに、西班牙戦争時の中立国表示がB砲塔に行われており、同様に、赤白青の原色の帯状に塗装しました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1


2.
上と言うか奥と言うかから、「ベドウィン」、「ガーカ」、「モホーク」です。
この中立国表示、当然、白黒写真では順序が良く判らない。困った事に、艦首側から赤->白->青と青->白->赤の2種類の記述資料が見つかり、さぁどっちだ??
後者は1資料しか見当たらなかった為、前者の順序で塗装しました。何となくなのですが、これ、西班牙の隣国たる仏蘭西が中立国主張する為に自国国旗を模して塗装したのが始まり?と言う気がします。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1


3.
上から「モホーク」、「ガーカ」、「ベドウィン」です。
艦番号には困りました。適当な大きさで、且つ、英数字の種類に十分余裕の有る貼付文字が中々無く、結局黒英字は塗装で、他はH22/09/11〜H23/08/30展示の「合州国護衛駆逐艦」の使用残を流用ですが、ちょっと小さかった・・・。700/700は上下の舷窓ぎりぎりの高さなのですよね。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1
同一露出、焦点距離の3枚を合成


4.
左からと言うか先頭からと言うか「ベドウィン」、「ガーカ」、「モホーク」です。
雁行しつつ、左砲雷戦用意っ!!みたいな・・・。何で雁行??普通単縦陣じゃね?いやだって、隊列が長くなって室内面積が厳しい。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
4/1
周囲1割程度トリミング


5.
左から「ベドウィン」、「ガーカ」、「モホーク」です。
使用塗料と絡めて。積んであるXF-63等は3隻共通、AS-7は「ベドウィン」のみ、TS-81は他2隻、右端の原色は当然中立国標識用ですね。
前後檣は例の通り、仮止めで収納時はばらします。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1
周囲1割程度トリミング


6.
ここからは、小改造、小工夫、留意点等を。
ベースの「エスキモー」は戦中設定です。後檣は単純な棒檣なので、これをご覧の通り三脚にせねばなりません。
と言う事で、後部上構の天蓋上に、左から順に、取付位置の罫書、穿孔、取付みたいな・・・。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2



7.
黒文字の"L"と"F"は適当な糊貼付紙が無かったので、ご覧の通り、塗装->塗色被覆で対応です。
"L"だの"F"だのはまぁ、こんな具合に対応出来ましたが、これが"Q"だの"R"だった日には・・・。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4
同一露出、焦点距離の2枚を合成



8.
主砲塔、回転軸を中心に、T字状の嵩上げされています。
左は素の状態、中は嵩上げ部分のみ削除、右は更に内部に削り込んだものです。
A砲塔は、素の状態では背後の発砲炎盾と干渉してしまい、砲塔が回りませんでした。これを回避するため右の様に削りました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2


R02/04/02 展示 初めてのIBG〜1/700 波蘭海軍「クヤヴィアク("Kujawiak")」
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


IBGから出ている英「ハント("Hunt")U」級護衛駆逐艦の変異展開の中から、波蘭に貸与?譲渡??され、波蘭海軍籍のまま生涯を終えた「クヤヴィアク」を作成しました。もっとも、まんま英ハント級なのですがね。自由波蘭海軍と言っても、乗組員が亡命者で構成されているだけで、英艦隊に組み込まれていた訳ですから。沈んだのも地中海で行動中でしたし。まぁ、以後の同型艦製作は戦後南欧や独逸、第三世界に譲渡されたもの等も有りかしら。
金属部品も同梱なのですが、R01/11/25から展示の『1/700「ドレッドノート("Dreadnought")」1907竣工』で苦戦した所為も有って一切無視してしまい、化成品で代替。対して、塗装は微妙に指定に刃向かいつつも厄介な迷彩を指定通りの様式で塗装してみました。
f16、ISO200で撮影しました。


1.
彫刻は、妙に細かい部分は有ったものの、概ね普通って所でしょうか。
塗装はホントにこんな??と言いたくなる様な原色じみた明るい色調での迷彩です。
舷側とか側面は塗装案内に記載して有るのですが、首尾線に直角の面は艦橋前面のみ化粧箱を参照しましたが、艦橋背面より後ろは両側面からの推定です。まぁその辺りは既作の他も一緒ですが。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
周囲1,2割程度トリミング


2.
主砲は英駆逐艦としては珍しくIJN駆逐艦(特型、甲型、丙型)に似た配置ですね。
この4吋砲は今まで田宮「フッド("Hood")」、鷹翔「重慶」と来て、現在P社トライバル級を作成中で4種類目となるのですが、IBGと「重慶」は砲盾、砲身、砲座の3部品で細かくて面倒。前2者は2部品構成で楽でしたねぇ。今回は、合いが悪いとかは無かったのですが、湯口が太くて・・・
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
中央部5割程度にトリミング


3.
・・・こうなりました。いや何、1基だけ湯口整形中に砲身を折って吹っ飛ばしてしまいました。なので、Evergreenの218番(φ0.5mm)で補修です。ちと斜めになった。
しかも、このお陰でびびってしまい、残りの5門については整形せず放置です。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4


4.
迷彩、既作の合州国のMeasure 12等の雲形と言うか不定形な様式では、境界を鉛筆等で粗く罫書きした後塗装って段取りでしたが、今回はこんな具合で塗膜被覆し易い、と言うか、被覆しないで塗ると境界がかなりへろへろになる事請け合いな為、せっせと被覆しました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
同一露出のものを合成し、周囲1割程度トリミング


5.
使用塗料と。
流石は波蘭製でして、指定塗料は"Hataka Hobby"とか"Lifecolor"とか聞いた事無い商標ばかり。手に入れるのは大変そう。なので、電網を突っついて一部は互換表から対応色を見つけたり、同じ英艦の国内向けや邦訳添付のものをあれこれ漁って実艦の色名称が一致する物を拾い出したり、なかなか大変でした。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1


6.
とまぁ今回は色々と手間隙、新規手法等あれこれ梃子摺りましたと言うか遊びましたと言うか。全体の部品点数はこれだけなのにねぇ。
迷彩無くて普通に鼠色?灰色??系の1色なら半日で完工しそう。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/4


7.
3.で記述の通り、塗膜被覆します。
今回は、塗装案内図を実寸に縮小複写し、それを被覆貼紙に糊で貼り付け、それを切断して被覆する事にって事で、先ず複写を。これを切り出して右の被覆貼紙に貼り付ける訳です。こんな太い貼紙、滅多に買わない。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1


8.
と言う事で、ご覧の通り塗膜被服貼紙を貼った上に、切り出した塗装案内を更に糊付けします。
但し、ここでは一律1cm幅で貼っていますが、糊付け後に艦体部分だけ切り出して貼り付けます。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1


9.
と言う事で貼り付けました。抜けている部分はこの後、TS-81を吹き付ける部位です。
カーソルを画像に載せると右舷画像に変わります。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1


10.
塗色指定、参考にしたのはP社の「レナウン("Renown")」です。
左「クヤヴィアク」、右「レナウン」です。
カーソルを画像に載せるとどの色をどう対応させたか一部拡大します。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1


11.
では「レナウン」では、各色どうしているか??
と言う事で塗色指定図と使用塗料です。
中央の13と62は両方に使用し、5はB5に、6と35はMS3に使用しました。
カーソルを画像に載せると9.で挙げた2色の調製内容が拡大されます。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/4


12.
TS-81を塗布した部分を被覆し、逆にMS3の部分の被覆を外し塗装した後です。
この後、MS3部分を再び被覆し、B5を塗装します。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1
同一露出のものを合成し、周囲1割程度トリミング


13.
ここからは金属部品の無視だの代替だのの始末です。まぁ、無視は特段記載する迄も無いですが・・・
代替は、搭載艇揚搭機、煙突雨避け被覆案内枠等です。
で、搭載艇揚搭機は大きさの点から駆逐艦級の余剰部品流用と考えていたのですが、ふと、未だ4箱有る・・・って事に気がつき、数を揃える為に、初のFineMolds調達となりました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/15


14.
大きさを比較するとこんな感じ。凄く近い。本来はIJN艦艇向けなのですが、まぁそんな細かい事は気にしないっ!!
それにしても、凄い細かいのに吃驚しました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/15



15.
煙突雨避け被覆案内枠はこんな按配で、主砲修正と同じ218番をちまちま切り出してでっちあげました。
正規金属部品はご覧の通り、八方に伸びていますが、でっち上げは四方にするのが精一杯。まぁ、所詮無理スジよね。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
中央3割程度にトリミング

R02/03/20展示 H31度下半期のお布施
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


目出度い事に少なめです。
相変わらず1/700艦船ばかりです。5箱です。同期間で竣工7箱7隻なので、若干出超です。素直に嬉しい。
f16、ISO200で撮影しました。


1.
先ずは全体を。
左からAFV Clubの「ノックス("Knox")」×2、
アオシマ「コーンウォール("Cornwall")」×2、
DreamModelの「056/056A護衛艦」です。
「ノックス("Knox")」は旧製品の再販?再入荷??です。既にH29/8/5から展示の『「ノックス」級変異展開』でも御笑覧戴いておりますね。
「コーンウォール」は限定版と言う事で、WW1時のS級駆逐艦が同梱でして、こいつの所為で2箱買う羽目になったと言っても過言ではありません。
「056/056A護衛艦」、「護衛艦」って文言の所はあちらの簡体字なのですが、S-JISでは表現できないので和訳しています。NATOコードでは「江島型」だそうですが、60隻!!近い同型艦の中に「江島」は居ない様です。
PENTAX istDs
TAMRON 24mm 1:2.5 01BB
1/4


2.
「コーンウォール」の中身です。でかい化粧箱ですが、きっちり詰まっています。
とは言うものの、かなり部品が余りそう。例えば8吋砲、砲塔が最下段の左袋に6個、同右袋に4個、下から2段目左袋に6個見えます。これだけで同型艦4隻分ってどーゆー事??
PENTAX istDs
TAMRON 24mm 1:2.5 01BB
1/4


3.
「056/056A護衛艦」の中身です。
箱も小さいですが中身も単純明快。まぁ、実艦が基準で1300tとの話ですから、「ちくご」と大差なく、そりゃそうだわねって感じです。
なのに、購入額は「コーンウォール」の1.5倍!!
「コーンウォール」竣工とは100年近く開いていますから、その間の幾多の経済恐慌や戦争による通貨下落と現代艦艇の高値が知れます。
・・・って違
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/4


4.
同じ半期での竣工分と化粧箱基準で比較して見ました。左列調達、右列竣工ですね。結構同じ様な高さです。
うーん、隻数で比較すると出超なのだけれど、実は大差無い??
ならばと、体積で比べて見ましたら、調達は 0.0107立米、竣工は 0.0071立米で、ありゃりゃ、竣工量の方が小さいじゃないか。うーむ、計測するんじゃなかった・・・。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/8

R02/02/10 展示 条約型駆逐艦の混迷〜シムス("Sims")級編
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


第二弾は合州国海軍の「シムス」級です。
タミヤ1/700の「ハムマン("Hammann")」を元に、前回の「初春」型と同様に3隻作成しました。
一応、このお題での作成はこれで終了です。英駆逐艦や「シムス」級以前の米駆逐艦では、対空装備を追加するに当たって発射管を下ろした例は良く見るのですが、戦間期に復元性の問題から大規模改装とかの例はあまり見られないのですよね。唯一、「ポーター("Porter")」級は管は下ろさないものの、艦容が大きく変わり興味深いのですが、素材が瓦礫しか無い為、簡単には手を出せません。まぁ、在庫消化状況と懐の事情によっては気が向いて調達して、しれっと前言撤回するかもしれませんが。
f16、ISO200で撮影しました。


1.
左から、
T.復元性不良の竣工時「シムス」
U.復元性改善後、更に若干対空兵装を強化した素組の「ハムマン」
V.対空兵装強化後の「マスティン("Mustin")」
です。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/4


2.
上と言うか奥と言うかからT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
前回「初春」型編では、元々各時代設定で提供されていたので、その通りに組みましたが、今回はUを盛大に弄ってTとVをでっち上げました。
尚、Vについては、電網上の不鮮明な写真から、ま、こんな感じ??と妄想感満載でして、真に受けない様にお願いします。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2


3.
上からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
TとVの関係、H31/1/18から展示の「1938(〜41)年型合州国駆逐艦連作第一段」の3.と、とっても雰囲気が似てます。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/4
同一条件3枚を合成


4.
左からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
使用塗料と絡めて。
例の如く、前檣は差しただけで、収納時は外します。
各砲雷装備はくるくる回ります。また、TとVは艦橋天蓋の射撃指揮装置も固着させていません。Uも・・・と思ったのですが、迷彩塗装と部品分割の関係が上手くなく、断念しました。本来、回転しない支柱部分が射撃指揮装置本体と一体の部品になっていて、回すと支柱の迷彩柄が妙な事になっちゃうんですよね。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2


5.
左からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
ここからは、作成過程何ぞを。
先ずは、TとVの不要部分を切り離しです。白くなっている部分が切り離した部位です。
Tは2番管の支柱、後部上構の探照灯台と12.7mm機銃座を。
Vは連管支柱全部、後部上構の探照灯台と12.7mm機銃座の胸壁を。後になって40mm連装機銃が載らないので機銃座まるまるを更に切り離す羽目になりました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1


6.
左からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
Tは後部上構に内火艇を搭載する為の横桁を適当なプラ棒で設置、VにはP社の余剰部品流用で機銃座を設置しました。
また、後部上構に積む探照灯台の為に、位置を決める罫書きしたり、取付案内用で穿孔したりしました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1,1/1


7.
左からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
Tは両舷の発射菅をくるくる回せる仕掛けを内部に仕込みました。
Vは2mmだったか、プラ棒で40mm機銃用の射撃指揮装置用支柱を設置しました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1


8.
「シムス」の後部上構に載せる探照灯台は、P社のベンソン/リバモアのものを流用です。相違点としては、中段が固定の胸壁ではなく、柵っぽいので、胸壁を切り離しました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4


9.
左からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
T、Vの後部上構に探照灯台を載せ、Vの52番の直後に、やはりP社のベンソン/リバモア・グリーブス/ブリストルから流用した機銃座を設置しました。
Vの探照灯台はかなり怪しいです。写真によっては、支柱ではなく閉囲された甲板室の様にも見えるのですが、Tのそれが支柱構造・・・但し、部品としてはそれが表現されていない。8の左側の部品の事・・・なので、合わせてみました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2


10.
連管とP社余剰部品からの流用主砲に旋回用の支柱を取り付けます。
主砲と「シムス」の両舷の連管はφ1.2mm、「シムス」と「ハムマン」の首尾線上の連管はφ1mmのプラ棒で支柱を設けました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1,2/1,1/2
何れも中央2/3程度にトリミング


11.
左からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
砲雷装備を載せてから、AS-7 Nutral grayをどばっと。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1


12.
左からT.「シムス」、U.「ハムマン」、V.「マスティン」です。
甲板、指定はXF-50とXF-9の調色ですが、「フレッチャー」級等の既竣工分に合わせてXF-50で塗装しました。
Uは、側面にとっても面倒な明細塗装を。こちらは指定の通りでXF-17,24で塗装しました。但し、主砲は無し。いやねぇ、米駆逐艦、主砲と連管の上面、本来甲板と同じ塗装なのですが、上から見た時の色見を変えたくて、既竣工は側面と同じ色にしているんですよ。で、ここで側面迷彩を採用すると、天蓋部分をどう扱うか悩ましくなってしまうので無視してしまいました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1

R02/01/01展示 条約型駆逐艦の混迷〜初春型編
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


何て大袈裟な表題でしょう・・・。
ロンドン海軍軍縮条約では、それ迄造り放題だった駆逐艦について、排水量での上限と、大型(≒高性能)艦の比率を設定されました。
国に依っては、この制限にも拘わらず従前に準じた性能を求め、無い物ねだりの無茶な設計したりしましたが、これが祟り、復元性悪化。未練たらたらで砲雷装をちまちま削ってまともに浮いている様に改修しました。
そこ迄して水雷夜戦に備えた駆逐艦達ですが、蓋を開けたら対潜対空戦闘が主体になってしまい、結局出番が少ない砲雷兵装を更に削って対応する羽目に。あの努力は何だったの??ってオチが付いた訳です。
そんな残念な娘達の変遷を1/700で再現してみようと言う企画です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16、ISO200で撮影しました。


1.
竣工したのは3隻です。
左から復元性改善時の級名艦「初春」(P)、復元性不良の竣工時「子日」(A)、対空兵装増備時「初霜」(A)です。(A)はアオシマ、(P)はピットロードです。
表題では、あれこれ能書きを書きましたが、子年に合わせて「子日」を作成し、ついでに級名艦も「初春」なので、丁度年始に披露するのに適当だし、とそんな主題も隠れていたりします。「子日」って言葉自体は子年には関係無いのですが、まぁ細かい事は気にしない。
1/2


2.
上と言うか奥と言うかから「初春」、「子日」、「初霜」です。
3隻とも、概ねすいすいと組み上がりましたが、
1.「初春」の前檣、烹炊?暖房??煙突、左舷搭載艇が干渉
2.「子日」の機銃座の足が甲板に届かず
3.「初霜」の艦尾単装機銃組立案内が無く、適当に設置したら旗竿と干渉
4.艦首にひけ有り
と言った所が若干支障しました。まぁ、4はお定まりですが、(A)の2隻は彫刻を消したくないので放置さぜるを得ませんでした。
1/1


3.
上から「子日」、「初春」、「初霜」です。
「初春」と「子日」の順序を逆にし、艦型の変遷が上から下に順序性を持たせましたが、こう見ると、「子日」の単装砲塔と3番管が、WW2時の見慣れた特型や甲、丙型等と比べて変なのが一目瞭然です。
1/2
同一露出の3駒を合成


4.
例の通り、前後檣は仮留めで取り外して収納します。
今回は、艦体と艦橋、煙突、主砲、連管と言った辺りを仮組してからどばっとTS-66をぶちまけ、しかる後に搭載艇や揚搭装置、機銃等の細々した装備をLP-12で・・・としたのですが、この2塗料、同じ呉海軍工廠色と言っているのに結構異なり、往生しました。
最新の知見、研究を反映してだか、単にロットの問題か判りませんが、同じラッカーで同じ色を謳っているんだから合わせてよ〜タミヤさ〜ん。
1/1

R01/11/25展示 1/700「ドレッドノート("Dreadnought")」1907竣工
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


H30/11/11から展示の「WWI休戦百周年記念〜駆逐艦Admiralty V級」で記載しましたが、一部部品が行方不明だったもので、先送りになっておりました。漸く発見に至り、WWI休戦100周年・・・から1年と2週間過ぎての竣工です。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、f16、ISO200で撮影しました。


1.
この製品、バリひけ合い等の不都合は殆ど無かったのですが、探照灯1個不足とか、搭載艇の塗色指定と案内図の色調が違うとか、取り付け指示が何処にも記載していないのに何時の間にか取り付けられているとか、微妙にちらほら問題点が散見され悩まされました。
2/1


2.
前後檣の見張り所?の屋根は、指定では艦体と同一なのですが、これって帆布じゃね??って認識で白くしました。
搭載艇、ちらっと1.でも指摘しましたが、その上面、指定はMr.311 半光沢グレーFS36622またはXF-55デッキタン。これかなり違うんですが、どーゆー事??
まぁ、塗色案内図の色調は白と木甲板色だったりするので、デッキタンの方が近いのだろう。また、淵と甲板以外はどうにも白系統にしか見えない。とまぁそんな訳で、迷う事も無く、目見当で案内図側に寄せてみました。
2/1


3.
艦橋構造物や搭載艇甲板の一部が食刻金属部品で構成されていまして、これがやたら細い。切り出す時に簡単に曲がってくれてしまい、化成品部分と合わない合わない。
今後、同様仕組みの製作時は時間が掛かってもプラ棒等に置換を検討したい所です。
2/1


4.
使用塗料と一緒に。前檣中段から上と後檣全体は例の如く仮留めで。
艦体は指定通りMr.333ですが、うーん、かなり濃いですねぇ。手持ち竣工済みの英艦と並べるとかなり異色に見える事でしょう。
1/1

R01/10/31展示 観艦式
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


700/700の海自観艦式は台風でぽしゃりましたが、我が本棚の各国海軍は引き続き観艦式続行です。
今回は、4強4弱4問題外の中の4強を。これにて終了です。いや〜並べるの大変でした。
PENTAX istDs、smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5、ISO200で撮影しました。


1.
前回より1ランクダウン、第4位、亜米利加合州国っ!! 135115t
12〜5位迄と同じ画角、焦点距離で撮影している訳ではないので、単純に比較しても厳密性は無いのですが、それにしても何とぎっちり詰まっている事でしょう。
8/1
f16


2.
続いて1ランクアップ、第3位、独逸っ!! 187890t
順位は1段上がっただけですが、一連のWW1絡みの竣工で一気に150kt増加して大躍進です。
8/1
f16


3.
前回と変わらず、第2位、日本っ!! 210079t
独米と比べて大型艦が少ない所為で更にぎっちりです。これで実は「秋月」と「迅鯨」が行方不明で入っていない・・・。
8/1
f16


4.
さぁ、第一位っ!!、前回に続いて英吉利っ!! 251139t
いや〜、連覇です。独逸と共にWW1絡みで増勢し、日本と20kt差だったのを40kt差に突き放しました。
4/1
f16

英吉利 圧勝 圧勝 圧勝
日本 辛勝 辛勝
独逸 拮抗

5.
今回も星取り表を作ってみました。あまり逆転が起きない感じです。
英はSSMは8発しか持たないですが、唯一航空兵力がある点と、水上砲戦は新旧戦艦巡戦5隻は圧倒的です。
日はSSM48発が切り札です。ただ、英はアスター64発、シーダート100発で迎撃しますので、通用しそうにありません。逆に、独米は殆どSAM搭載艦が居ない為、射的状態。
独米はどちらもSSMもSAMの手薄なのは似ているのですが、独がやたら大型砲戦艦が多い頭でっかちな編成なのに対して、米は手厚い水雷戦隊を含んでいて釣合が取れています。独が砲戦で始末しようとする中、米の水雷強襲を目論む・・・みたいな空想をしてそれはそれで楽しい・・・。
とまぁ、そんなこんなで観艦式終了です。次回はさて、どんな順位になっているでしょうか。

R01/10/06展示 観艦式
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


700/700の世界では4年振りに海自観艦式週間です。で、前回も実施しましたが今回も拙宅本棚を根拠地としている1/700のそれも観艦式を同期挙行してみました。(笑)
前回同様国別としてみました。前回は規模の大きい国順でしたが、今回は下位から。ある種の音楽番組の様に。
ただ、隻数も国数も増えています。規模を職業競技とかの強弱風に言うと、4強4弱4問題外とでもなりますか。今回は下位の4弱と4問題外を。


1.
上段、第12位初登場、仏蘭西っ!!5100t。続いて3ランクダウン第11位、伊太利亜っ!!5360t。
下段、2ランクダウン第10位、西班牙っ!!6047t。続いて1ランクダウン第9位、濠太剌利っ!6277t。
と言う事で、4問題外です。この中ではSSMを8発持つ最下位の仏がかなり有利でしょうか。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16
ISO200


2.
ここからは4弱です。
左、2ランクダウン第8位、清っ!! 10879t。右、初登場第7位、中華民国っ!! 12747t。
って言うか、これ、違う国なの??
うーん、悩ましいですねぇ。大陸側の艦艇も着手待ちで積んでおりますから、それらが竣工した場合、台北と一緒には出来ないですよね、交戦国ですから。また、中華民国も清を革命で打倒している訳なので、継承国ではあるものの、うーん・・・って感じで、取り敢えず今回は別としました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4
f16
ISO200


3.
左、1ランクダウン第6位、蘇連/露西亜っ!! 17520t。右、初登場第5位、墺太利/洪牙利っ!! 19698t。
因みに、今回は100kt以上を「強」、10kt以上100kt未満を「弱」、10kt未満を「問題外」としました。まぁ、たまたま対数(lnじゃなくてlogの方ね)みたいな感じで区分けしてみたらしっくりと行ったみたいな感じで、一時的な定義ですが。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16
ISO200

西
墺太利/洪牙利 完敗 辛勝 辛勝 惜敗 圧勝 完敗 完敗
蘇連/露西亜 辛勝 圧勝 圧勝 圧勝 圧勝 辛勝
中華民国 惜敗 圧勝 圧勝 辛勝 圧勝
完敗 惜敗 惜敗 完敗
濠太剌利 拮抗 辛勝 辛勝
西班牙 惜敗 惜敗
伊太利亜 完敗

4.
9月で宮仕えを離れ、暇。なので・・・と言う訳でも無いですが、興に乗って星取表を作って見ました。「我」から見て「彼」に勝てるか敗けるかです。蘇連/露西亜は全勝優勝、清は全敗です。
まぁ、4弱4問題外と分けましたけれど、比較的上位の墺/洪や清が苦戦しており、最下位の仏が健闘している辺り、装備の新しさ、特にSSMの有無が大きく影響するだろうと思った訳です。
微妙なのはSSMは無いけれどDDGやFFGを含めている西、豪で、対する仏、台が4発づつしかSSMを撃てないので、矛盾の故事もかくやで、中々微妙です。今回は、追尾電探が2基の豪と1基の西で微妙に評価を変えてみました。


R01/08/28展示 きちくべいえい
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新
【汽蓄米英】米英の汽船を蓄える事。転じて非国民。

と言う事で、1ヶ月早いですが、H31度上半期の積みを。
相変わらず1/700の艦船です。久し振りに大量調達となってしまい、積算嵩が増えました。困ったものだ。
当該期間で完工は駆逐艦×2、軽巡×1、戦艦×2で、しかも駆逐艦は瑕疵廉売品なので箱が減っておらず、かなりの入超となってしまいました。やれやれ。


1.
先ずは全体。
左一列が米、残りの右2列と言うか1列と言うか、1.5列と言うか、英です。
米は全て在来旧製品で、「リヴァモア」と「モンセン」は中古です。
英は3/4が新規開発製品です。
手前のごちゃごちゃは何か?と言われれば、瑕疵廉売品。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200


2.
ここからは専ら英側の新製品を簡単に御紹介。
先ずはトラペの23型フリゲイトです。ご覧の通り2隻調達。もう2,3隻追加するつもりだったのですが、全船体を洋上化する辺り厚みが有って大変そうなのでこれで打ち止めです。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


3.
アオシマの左「ノーフォーク」と右「ドーセットシャー」です。
初めての瓦礫にも記載しましたが、後者は寸法間違えていて、こりゃ調達対象に入らないな・・・と思っていたのですが、前者を修正版として発売しやがった。とすると、後者もリテイクとか言っておいおい直すかも。ならば、比較研究だか転用だかの為に現行版の後者も調達するか・・・となりました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


4.
その寸法、まぁ本来は艦体を比較すれば良いのでしょうが、開封しないと無理なので甲板長で比べてみました。上「ノーフォーク」と下「ドーセットシャー」です。
まぁ、1/700と1/730程度の差なので5%程度の差しか発生しない訳で、こうして並べて見ても言われれば・・・って感じでしょうかね。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


5.
IGBのI級とG級です。
取り敢えずG級を開梱しましたが、うーん、上の2形式に比べて箱の中がすっかすか。これで\3200かぁ。同時期調達のタミヤE級は2隻で\2K以下なのですが・・・。
G級は波だけでなく加、蘭へ貸与、譲渡時、I級は土海軍版とか変異性で遊べるので数を調達したい所なのですが。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


6.
最後は瑕疵廉売品。
こちらは米英ではなく、上「ゆき」と中下「きり」ですね。
前者はアキバ・・・と言うか、末広町?・・・のレオナルドのどれかで、後者はP社の年2度の瑕疵品廉売市にて調達です。「きり」は飛行甲板の水貼付紙をどう調達するか、些か悩み所です。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200

R01/07/29展示 中華民国海軍巡洋艦「重慶」
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


Flyhawkの「オーロラ("AURORA")1945」が2箱在庫しておりまして、同型艦用に・・・と思っていたら、その同型艦の「ペネロピ」は出てしまったし、高角砲が異なる「ガラテア」も出すと。じゃ何れ「ガラテア」の箱換えで「アリシューザ」も出るのだろう。或いは出なくても「ガラテア」から改造する方が早道だろう。と言う事で1箱は半ば余剰と言うか、不良在庫と化していました。
と言いつつ、箱換えでROCに移籍した後の「重慶」としても発売していますので、ならば1箱はそちらに・・・と発想するのは自然な所かと。自然じゃないのは先に「重慶」として着工、竣工させてしまった所でしょうか。とまぁそんな訳で「重慶」竣工です。


1.
今回、「重慶」として着手できたのは、電網上で組立案内を発見した事が大きいです。その結果、手元の「オーロラ」の案内図と突合させ、相違点を拾い出せました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/30
f16
ISO200


2.
構造的な相違点は、
A.艦橋前の櫓構造の有無
B.第2煙突直後の探照灯有無
C.前檣の桁構造
D.高角砲甲板(便宜的名称です)上の弾薬箱?の数と配置
E.救命筏の数と配置
と言った所でしょうか?
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/15
f16
ISO200


3.
上記の5項の内、A〜Cについては工数削減の方向・・・組み立てない、切り取らない・・・なので話は簡単でした。Dは一応、手間隙掛けて更新?変更??したのですが、その殆どがシェルター甲板?の下に隠れてしまうと言う体たらくで、ほぼ意味がありませんでした。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/8
f16
ISO200


4.
使用塗料です。
構造とは別に、塗色に違いがありました。主艦体はMr.の338と31を6:4で調色しろと。それが中央の一段上の瓶の中身です。
正直な所、調色作業中も塗装中も、これ、Mr.の300番台の何かで置換できなかったのと??と些か憮然。しかも結構余らせてしまいました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/15
f16
ISO200


5.
ここからは、細かい小改造を。
2.で既述の救命筏、元々正規部品では8個なのですが、12個必要になる。で、他の各種の余剰部品とは彫刻の細密さが大きく違うため、4個を他から流用追加ではなく、全て置換えとしました。
中央が、正規部品、両側のカーソルオンで背景色が変化する部分が流用したもので、流用元はP社のE15です。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200
中央2/3にトリミング



6.
艦尾のスクリュー防護材、二次元なのですよね。どうにもぽろっと行きそうなので、φ0.6mmのプラ棒で勝手に張り出し支柱を設置する事としました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16
ISO200



7.
主砲塔、接着しない方向で作成しましたが、これまたどうにも簡単にぽろっと行きそうで、まぁ大きいから気が付くでしょうが、一応脱落防止の為、WAVEの6mmプラ管で延長処理しました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16
ISO200



8.
発射菅も同様に1mmプラ棒で心棒とし、旋回可能にすると共に、脱落防止としました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16
ISO200


R01/6/21展示 Z状態となせ百周年
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


何処ぞの島国の人々は、海戦に際して「曳き舟寄越せ」信号を都合4回掲げ、上手く行った初回以外(2回目は戦略的に失敗と認識しております)は見事に失念?無かった事に??している様ですが、地球の反対側の大陸の人々が百年前、切迫した局面で掲げた同じ信号旗は覚えているのでしょうか?
と言う訳で百周年です。今回はICMの1/700「ケーニヒ("Koenig")」級戦艦、その級名艦と2番艦の「グロッサー・クルフュルスト("Grosser Kurfurst")」を。
・・・って、またWWI絡みの百周年??いやまぁ、流石にこれでお終いですよ。
それにしても、Shift-JIS、キリル文字はあんなにたくさん定義されているのに、何故にエスツェットとかウムラウトとか無いんだろう・・・。え?UNICODEでコーディングしろ??


1.
左「ケーニヒ」、右「グロッサー・クルフュルスト」です。
構造は基本的に素組みです。で、両艦の差異、前後檣や高角砲門数、88mm平射砲の有無等色々と細かい部分も有りますが、大きく目立つのは「ケーニヒ」のベルタとドーラ天蓋上の対空標識と、「グロッサー・クルフュルスト」の防雷網展張桁ですかね。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/4
f22
ISO200


2.
上と言うか奥と言うか「ケーニヒ」、下と言うか手前と言うか「グロッサー・クルフュルスト」です。
対空標識と防雷網展張桁、それと主砲側面の筏の有無の点を考えると、どうも「ケーニヒ」は開戦から大分経過した状態を、逆に「グロッサー・クルフュルスト」は開戦前乃至開戦から然程経っていない時期の設定なのだろうと思うのですが、如何でしょうか?
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/10
f16
ISO200
明度調整


3.
上「ケーニヒ」、下「グロッサー・クルフュルスト」です。
うーむ、両艦とも前後檣ともふにゃふにゃのへろへろ。主柱の垂直が出ていないのは、例の如く木工用接着剤での仮留めの為ですが、とにかく細いので切り出す際の圧でぐにゃっと曲がっちゃうんですよ。参りました。真鍮に置換するのも面倒だしなぁ、何時になるか不明ですが、三女四女着手時はどうしたものか・・・。
それにしてもウクライナの製造何て果たしてどんな程度なのやら・・・とおっかな吃驚作業を始めてみれば、一部の内火艇以外はすいすいとくっつき、蒙を啓かれてしまいました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200
同一露出の2駒を合成


4.
左「ケーニヒ」、右「グロッサー・クルフュルスト」です。
例の如く使用塗料と。
艦体の主たる色合いはXF-20で・・・との指定なのですが、これは「デアフリンガー("Derfflinger")」等過去作と合わせてAS-10としました。また、主砲天蓋はXF-54なのですが、AS-10と色調が大差無くなってしまったので割愛してしまいました。
・・・って、あ、LP17忘れた・・・。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/8
f16
ISO200


5.
上掲で名前が挙がったので一緒に殉じた「デアフリンガー」も並べてみました。
上「デアフリンガー」、下左「ケーニヒ」、下右「グロッサー・クルフュルスト」です。
いやぁ〜こんなモノをこんな具合に並べられるなんて、何て良い時代になったものだろう。
PENTAX istDs
TAMRON 24mm 1:2.5 01BB
1/15
f16
ISO200
周囲1割程度トリミング

H31/4/30 展示 1938(〜41)年型合州国駆逐艦連作第三弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新
〜伊太利亜海軍駆逐艦「アルティエーレ("Artigliere")」、「アヴィエーレ("Aviere")」

今回は副題が付きました。
瑕疵廉売品から表題の通り、戦後伊太利亜に譲渡された2隻を作成しました。
因みに、履歴としては、
DD-442「ニコルソン("Nicholson")」(リヴァモア,グリーブス,ブリストル?)→「アヴィエーレ」
DD-460「ウッドワース("Woodworth")」(ベンソン,ベンソン,ブリストル?)→「アルティエーレ」
と、なります。
瑕疵廉売品、艦体固有の部品だけで構成されていまして、武装や電探、探照灯、搭載艇等は正規製品なら同梱パーツセットから選択使用ですが、今回はパーツセットが有りません。かなりの部分は、過去2回の選択されなかった部品の流用で済みましたが、爆雷投下軌条と主砲の射撃指揮装置はパーツセットに残っておらず、過去作・・・H22/4/11〜H23/4/5展示の「ペンシルバニア」("Pennsylvania")やH27/4/15〜H28/3/30展示の「バーミンガム("Birmingham")」・・・の余剰品を流用しました。


1.
左「アルティエーレ」、右「アヴィエーレ」です。
武装は基本的に同一なのですが、変異性を持たすと言うか、単に気分と言うか、異なる年代設定にしました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/30
f16
ISO200


2.
上と言うか奥と言うか「アヴィエーレ」、
下と言うか手前と言うか「アルティエーレ」です。
構造上大きく異なるのは前檣と第2煙突直後の上構です。
前檣、譲渡時はほぼ同様な見た目でしたが、'60台後半に「アルティエーレ」のみ三脚化されています。この年代設定に併せて、舷側の艦番号は"D553"としました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/15
f16
ISO200


3.
上「アヴィエーレ」、下「アルティエーレ」です。
「アヴィエーレ」は譲渡直後の'50台前半とし、艦番号・・・番号?記号??・・・は"AV"としました。因みに同時期の「アルティエーレ」は"AR"で、また、「アヴィエーレ」はこの後"D554"に書き換えられています。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/8
f16
ISO200
同一露出駒を合成


4.
左「アルティエーレ」、右「アヴィエーレ」です。
使用塗料と共に。
前後檣は例の如く仮留めとし、収納時はご覧の通り取り外します。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/15
f16
ISO200


5.
過去2回の建造も併せて700/700の竣工順序で並べてみました。
上段左から「メイヨ」、「アヴィエーレ」、「アルティエーレ」
下段左から「ウールゼイ」、「マクラナハン」、「マドックス」です。
この後、どうしますかねぇ。瑕疵廉売品、未だ2隻分残っています。爆雷投下軌条と射撃指揮装置の余剰が1隻分しか残っていないのですよね。前者は戦後の譲渡艦とかは撤去した事例も有るんじゃないか?と思うのですが、後者はどうしたものか・・・。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/15
f16
ISO200


6.
ここからは製作中のあれこれを。
「アルティエーレ」の舷側艦番号、この水貼付台紙から抽出する予定でした。カーソルオンで抽出対象の背景色が変わります。
ところが、切り出して水没させた後、引揚げようとピンセットでつまみあげようとしたら・・・ばらばら。
orz
この"3"とか実艦写真と凄く良く似ていたのですがねぇ・・・。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/8
f16
ISO200


7.
なので、こいつから2隻とも抽出する事としました。
・・・しましたってあんた、"D"も"V"無いし、"5"も足りないし、どゆ事??
はい、カーソルオンで抽出した文字が変化します。
「アヴィエーレ」に使用したのは背景白抜きに、「アルティエーレ」に使用したのは背景紫で青抜きに変わります。
もう判りましたね、"N"/3*2→"V"、"0"→"D"、("F"+"6")/2→"5"です。いやはや、苦労しましたよ。
上記3.の「アルティエーレ」、左の"5"、継ぎ目の段差が露です。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/8
f16
ISO200


8.
ここからは「アルティエーレ」の加工を。
上が、下が「アルティエーレ」で、上構の一部を斜めに削除しました。この手の構造になっているのは本艦だけでなく、「バートン("Barton")」、「マーフィー("Murphy")」等同型艦も同様に見えます。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16
ISO200


9.
上記8.の削除部分はエバーグリーンの#147か148で埋めています。
前檣の三脚楼も組み立て開始で、T社のφ1mmを艦橋直後の主柱に、両脇柱と横桁はエバーグリーンの#219(φ0.64mm?)を使用しています。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16
ISO200


10.
0.5mm厚のプラ板で2段の天板を取り付け、下段に対空電探?上段に航海用電探?と思しき物体を載せました。
この前檣の構造等は不鮮明な限られた写真を元に寸法や上部の構造等はほぼ想像ででっちあげていますので、本気にしない様に。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16
ISO200

H31/3/25展示 H30度下半期のお布施
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


相変わらず1/700の艦船です。
久し振りに瓦礫も含まれています。
同一期間で完工は駆逐艦×6、戦艦×1なので、出超っ!!


1.
全部でこれだけ。
と言うか、本来はもっと小ぢんまりとしていた筈でして。一番見栄えのする「ジャン・バール("Jean Bart")」は予定していなかったのですが、P社のジャンク市で半値に、ついっ・・・。
で、以下は、発売時期が古く、既に電網上でも紙媒体でも山程紹介、作例の有るその「ジャン・バール」以外を。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200


2.
モデリウムの「YT58号260t型曳船」です。
中身、これだけ。箱、でか過ぎ。
何となく、H24/9/27〜H25/9/5展示のRAYDEN MODELS「杵埼」みたいな小型艦船&新興販社ですが、さて、次作が出るでしょうか。「杵埼」の後は続いていないし・・・。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


3.
紙でコロコロの「国鉄宇高連絡船讃岐丸」です。
箱替えで他の同型船3隻も発売しています。
紙でコロコロは他に「ゆら」級輸送艦等も開発しており、今後もP社やA社の隙間を抜く様な何かを期待したい所です。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200

H31/2/23展示 1938(〜41)年型合州国駆逐艦連作第ニ弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


相変わらず1938年型なんちゃらだのと訳の判らない纏め方をしていますが、これ、色々な呼び方が有ります。「ベンソン/リヴァモア("Benson/Livermore")」級、「ベンソン/グリーブス("Benson/Gleaves")」級、「グリーブス/ブリストル("Gleaves/Bristol")」級と言った辺りが人口に膾炙されている所でしょうか。
今回はP社のW-63「リヴァモア」を1942頃のDD-437「ウールゼイ("Woolsey")」、同じくW-65「コールドウェル」を1943頃のDD-615「マクラナハン("McLanahan")」として製作しました。
これで正規商品としては全て竣工しまして、残りの4隻分の廉売品を、さて、何処迄竣工させられるでしょうか・・・。


1.
左「マクラナハン」、右「ウールゼイ」です。
今回は級名についてあれこれ知ったか振りを。
先ずは「ベンソン/リヴァモア」級分類から行きましょうか。この級を最も沈めた国の末裔達は一番耳慣れた級名でしょう。世艦の増刊43集やP社の商品展開もこれに準じておりますね。
合州国の艦政も無論お役所仕事であり、年度単位で発注しています。歴史的には'38、DD-421「ベンソン」を筆頭として発注された事で「ベンソン級」と。で、受注した方は、引き続き同型を連続受注しようとしていたら、下請けだった「ギブス&コックス社」が'39、'40と横取りして受注した準同型、その書類上の筆頭がDD-429「リヴァモア」となった・・・みたいな一部妄想も逞しくしていますが、要するに行政の視点から見た時の本級の纏め方がこの「ベンソン/リヴァモア」級ではないか?と思っています。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


2.
上「ウールゼイ」、下「マクラナハン」です。
続いて「ベンソン/グリーブス」級分類です。wikiやnavsourceと言った電網上では良く見る分類ですね。機関設計が異なる点からの区分けで、まぁそうは言っても外観上は煙突形状しか差異が見当たらないのですが。
いわば、「吹雪」級のT、U、Vの細分類と同様な位置付けで見たのがこの纏め方と言って良いでしょう。
で、「ベンソン」は良いとして、DD-423「グリーブス」、何処から出て来た?と言われると、上記の「ベンソン/リヴァモア」級の区分けの「ベンソン」級に含まれています。
つまり、その民族性にそぐわず大らかに「ベンソン」級として建造が始まっていた時に、乗っ取る種がし込まれていた。何て、陰謀説も作れなくなくも・・・無いな。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


3.
上「マクラナハン」、下「ウールゼイ」です。
「グリーブス/ブリストル」級分類は戦前の初期性能で竣工したか、対空対潜装備を強化し、代償重量として砲雷装備を削減した状態で竣工したかで区分けされています。また、行政的な順序を考慮せず、単純に竣工?就役??順序で級名艦を選択しています。
とは言っても、戦前装備艦も早期戦没艦以外は何れも改装されていて、最終的にはあまり意味の無い区分けになってしまっています。
一つ疑問なのが、「グリーブス」が頭に来ている事。何故初期性能艦は「ベンソン」を持って来ないのか?「ベンソン/ブリストル」じゃないのか??って事です。
曰く、「彼の国では竣工一番艦が級名艦になる」と言う説が流布されていますが、だとすると、「フレッチャー("Fletcher")」級ではなく「ニコラス("Nicholas")」級、「アレン・M・サムナー("Allen M. Sumner")」級ではなく「ウォーク("Walke")」級だろうにっ!!と突っ込みたくなるのですが・・・。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16
ISO200
同一露出の2駒を合成


4.
左「ウールゼイ」、右「マクラナハン」です。
例の如く使用塗料を。中央は両方に共通。各々の背後のは各々のみの使用塗料です。
ご覧の通り、「ウールゼイ」はMeasure21なのですが、いや〜これの塗装は楽ですわ。H25/2/6〜H26/2/7展示の「1/700 合州国海軍 「フレッチャー("Fletcher")」級駆逐艦競作」の中で「カッシング("Cushing")」も同様にMeasure21にしましたが、あの時は甲板を調色して塗りました。今回はほぼ何もせず。だって、塗り分けても判らないんだもの。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


5.
前回の2隻も含めて。
左上から行列順に、
「メイヨ」(ベンソン、ベンソン、ベンソン)、「ウールゼイ」(リヴァモア、グリーブス、グリーブス)です。
「マクラナハン」(ベンソン、ベンソン、ブリストル)、「マドックス」(リヴァモア、グリーブス、ブリストル)です。
因みに括弧内は、上記3分類で何処に含まれるかを載せてみました。
組み合わせ、結構、バラバラです。結構と言うか、全然被っていません。はい、被らない様に対象を決めて作っています、実は。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1
f16
ISO200


6.
「ウールゼイ」の後部上構、その01甲板の平面形状、navsourceを見ると、同梱されている3種類のどれとも合っていない感じでしたので、有り合わせ部品と組み合わせて自作しました。
マウスカーソルオンで色が変わる3種が該当部品でして、この内の緑になる物を採用しました。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16
ISO200
同一露出の2駒を合成


7.
こちらは、P社「WW-IIアメリカ海軍艦船装備セット[II]」から、多分40mm連装機銃や28mm4連装機銃用の堡塁を採用です。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16
ISO200
同一露出の2駒を合成


8.
で、こうなりました。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16
ISO200
同一露出の2駒を合成

H31/1/18展示 1938(〜41)年型合州国駆逐艦連作第一弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


何だ?1938型合州国駆逐艦って??独逸じゃないのか???
いやいや、合州国駆逐艦です。96隻建造され、大戦初期、主力駆逐艦として活躍し、戦後も同盟国等に供与されました。先代の「あさかぜ」、「はたかぜ」もその中に含まれています。
って、ここ迄書けば、あぁあれをそう表現したのか・・・とお判り頂ける方もあるかと。
で、今回はP社のW-65「コールドウェル」を戦前の竣工時のDD-422「メイヨ("Mayo")」、同じくW-63「リヴァモア」を1944頃のDD-622「マドックス("Maddox")」として製作しました。


1.
左「マドックス」、右「メイヨ」です。
戦前の竣工時設定にした「メイヨ」は清々しい程対空兵装が見当たりません。いやまぁ、主砲は仰角90°を取れ、英日辺りの同種の艦、砲に比べると卓越した対空能力を持ちますが、機銃が全然見当たりません。
大戦中に竣工した「マドックス」は対空兵装と対潜兵装をそれなりに装備し、代償重量として2番管と53番砲、中部搭載艇を積んでいません。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200


2.
左と言うか上と言うか「マドックス」、右と言うか下と言うか「メイヨ」です。
「メイヨ」も、その他の同型艦も大戦初期に戦没していなければ、「マドックス」と同様な改装を受けています。この辺り、2番管を外して3吋高射砲を積んだ英駆逐艦と類似の発想に見えます。砲は降ろしても、雷装維持には拘った日駆逐艦と対象的ですね。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


3.
上「メイヨ」、下「マドックス」です。
艦番号、戦間期は随分大きく、大戦中は随分小さい書体を水貼紙は表現しています。
で、前者のフォント・・・と言う表現で良いものやら・・・は影付きの凝ったもので、後者はのっぺりした飾り気の無いゴシック字体にしました。
梱包の化粧箱背面には、同じ影付きのもので大戦中も貼る旨の記載が有るのですが、実物の写真を世艦や電網で確認すると、そんな感じではない為無視しました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


4.
左「マドックス」、右「メイヨ」と使用塗料と。
P社の化粧箱には色々と指定塗料が記載されていますが、G32、G33以外は全部無視して、H25/2/6〜H26/4/5展示の「1/700 合州国海軍 「フレッチャー("Fletcher")」級駆逐艦競作」及び同Vol.2で使用した塗料と合わせました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1
f16
ISO200


5.
さて、連作と言っていますが、何処迄作れるものやら。
今回着手前の総勢です。ちゃんとした商品として4箱、艦体主体の不良品廉売物(ジャンクパーツを無理矢理和訳)を4隻の都合8隻分在庫しておりました。じゃ8隻?と言われると、これが意外に厳しい。武装等の装備品が不良品廉売物には無いのでねぇ、4箱は無論行けますが、その際の余剰装備品で残りの不良品廉売物を何処迄対応出きるか・・・。
砲雷装備とか探照灯とか結構余剰が発生するものと、錨、投下軌条等、余剰が発生しない装備に別れ、後者についてはどうしたものか、悩み中です。いやまぁ、過去作の余剰装備品で類似が有れば解決なのですがねぇ。
PENTAX istDs
COSINA 24mm 1:2.8 MC MACRO
1/1
f16
ISO200

H30/11/11展示 WWI休戦百周年記念〜駆逐艦Admiralty V級
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


と言う事で、百周年です。
ジュトランドに無関係なフネを作ろうって事にしまして、海戦勃発時には1隻たりとも就役していなかったAdmiralty V 級駆逐艦を、タミヤの「ヴァンパイア("Vampire")」を用いて作成しました。
これ、在庫が2箱有ったので、素直に指定通りの'30台の設定の「ヴァンパイア("Vampire")」と、大戦中の状態で「ヴァララス("Valorous")」としてで、差異は塗装、艦番号、発射管で表現しました。


1.
左「ヴァララス」右「ヴァンパイア」です。
今回は、色々不手際が有り、どたばたしてしまいました。
実は、元々喇叭の「ドレッドノート("Dreadnought")」を・・・と思っていたのですが、着手後重要な部品が見当たらないと事態に至りました。艦橋構造物が主体のCランナーが見当たらず、うーん、何処かに行ってしまったのか、元から漏れていたのか。それが判明したのが10月半ば。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200


2.
上「ヴァンパイア」、下「ヴァララス」です。
で、方向転換して、V級を・・・と言う路線は直ぐ決ったのですが、ここでも、Admiralty V/W級は嚮導型は存在しないって勘違いをしており、「ヴァンパイア」を元に同型艦47隻から選び放題でWW1期の姿を2隻作るつもりでした。
したら、何と「ヴァンパイア」は嚮導型。選択肢はいきなり5隻になってしまいました。いやまぁ、改造すりゃっ良いとも言いますが、ちと資料不足、時間不足。でもって、更に選択肢を狭隘にしたのが艦番号にする水貼紙でして、あれこれ研究した結果、「ヴァララス」しか選択肢がなくなってしまいました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200


3.
左「ヴァララス」、右「ヴァンパイア」です。
で、WW1期の状態2隻って路線は断念し、さりとて、もう2隻共着手してしまったしと言う事で、1隻はタミヤの設定した'30の「ヴァンパイア」にしました。
まぁ、お陰でV/W級についてそれなりに知識も得たので、今後はWW2期の非嚮導型やら長距離護衛型、対空型等作り分けでもしようか??等と妄想しなくも無い。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/2
f16
ISO200


4.
上「ヴァララス」、下「ヴァンパイア」です。
相違点は、何と言っても艦体の塗色で、これは、鼠色の艦隊に白抜きの艦番号と言う実物写真が多く、その点から、WW2期の「ヴァンパイア」をタミヤが指定しているTS-81では薄過ぎるのでAS-7にしました。もう少し濃くても良かったか?とも思われますが。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200
同一露出の物を合成


5.
足枷となった水貼紙です。下の2枚は通常「ヴァンパイア」に同梱のもので、台紙が色違いとか若干大きさが違うとか妙な差異が気に成ります。
上は、WW1期用に在庫から拾い出した物で、GHの中から30,99,83,92の何れかを組み合わせて作れって話になったら、そりゃ、92(=「ヴァララス」)しか選択肢は無いわって結論に辿り着くと思われます。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16
ISO200

H30/9/20展示 H30度上半期のお布施
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


相変わらず1/700の艦船です。ちょっと多目ですかね?
同一期間で完工は4箱7隻なので、見た目の隻数は一致してB/S?は均衡していますが、内3隻は掃海艇ですからねぇ・・・。
それと、この期に及んで、タミヤが何故か瓶入りのラッカー系塗料を発売しまして、試しに3種類を購入しました。


1.
先ずは全部。
最上段はアオシマ「エクセター("EXETER")」×2
下段左はカジカの「榛名」と「霧島」
下段右はフライホークの"G-39"×3
おまけで一番下がタミヤラッカー
PENTAX istDs
COSINA 24mm 1:2.8 MC MACRO
1/1
f16
ISO200


2.
タミヤラッカーです。
購入はご覧の3種類で、まぁ、昨今の作成志向からみればさもありなんって感じの選択です。
噴霧ラッカーは従前から有り、これを使い切った・・・内圧が1気圧になった・・・ら缶切りで穿孔、溶剤を流し込んで残量を回収していたのですが、果たして、色調の差や如何に?
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16
ISO200


3.
「エクセター」です。アオシマの最近の英艦の充足振りは目を見張ります。って、「あきつ丸」や「間宮」、「ワスプ("Wasp")」も出ているけれど。
同型艦「ヨーク("York")」は艦橋形状や煙突、前後檣等、盛大に相違点が有り、流用は厳しいのですが、何故か2箱。
いやねぇ、おまけの「フラワー("Flower")」級コルベット欲しさに・・・。
うーむ、まんまとアオシマの目論見に嵌っている。
PENTAX istDs
COSINA 20mm 1:3.8 MC
1/1
f16
ISO200


4.
今回の「榛名」、「霧島」に加えて、調達済みの姉達も。
ここ暫くの購入、製作行動を見ると、実は昭和期のIJNに感心が無いと言うか、もしかすると嫌いなのかもと思えて来ます。
PENTAX istDs
COSINA 20mm 1:3.8 MC
1/1
f16
ISO200


5.
"G-39"です。
H28/6/26から展示の「ジュトランド海戦百周年 第弐弾」で登場の"G37"の同型艦ですね。
作成当時は何故個売しない?と書いたのですが、それから更に2年経ち、目出度く発売。素直に嬉しい。
因みに、フライホーク、ここ暫くはKG5級や「ビスマルク("Bismark")」の様に他社と思いっきり当たっているフネを出しております。出来れば当たらない「バイエルン("Byern")」や独軽巡を開発して欲しい。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200

H30/8/26展示 JMSDF艦艇連作第参弾の四〜「さわかぜ」
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


初登場、「たちかぜ」級、殿艦の「さわかぜ」です。無論、P社の1/700です。
ここまで、海自艦艇は「くらま」を除いて級名艦から製作して来たのですが、今回は何故か末っ子から。


1.
実は、元々は「たちかぜ」の箱を開梱、製作開始したのですが、途中で護衛艦隊旗艦の時期にしようか?と方針変更したものの、変更点・・・52番撤去し跡地に指令部施設用の上構追加・・・の右舷側写真が見当たらず先送りに。まぁ、着手してしまった事だしと、同型で既に調達済みだった「さわかぜ」に変更しました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
1/1
f16
ISO200


2.
「さわかぜ」は、素のままですと最終状態となります。で、特に何も考えずに最終状態に。実は同型各艦の就役時再現の交換部品が同梱されていたりして、未調達ですが「あさかぜ」を就役時に・・・等と考え無いでも無い。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1
f16
ISO200


3.
使用塗料と。まぁ海自艦艇なので、ここ暫く殆ど同じ感じですね。
ASROCについては例の如く、仮留めです。前後檣+煙突も例の如く仮留めです。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A ZOOM 35〜105mm 1:3.5
2/1
f16
ISO200


4.
今次第参弾共通で、通路塗り分け用の塗膜被覆を次に、同型艦に転用しております。
次、第四弾は、やはり今回の同型艦かな?
それにしても、お勤めが繁多過ぎる上に、暑い・・・塗装、接着時の有機溶剤対策で換気が必須⇒空調使用不可・・・ので、正直、良くもこの時期に完工できたなぁと自画自賛中。
PENTAX istDs
COSINA 24mm 1:2.8 MC MACRO
4/1
f16
ISO200

H30/6/30展示 JMSDF艦艇連作第参弾の参〜「はつしま」級×3
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


地味ぃ〜に、掃海艇です。無論、P社「やまぐも」のおまけです。
今回は3隻。3〜5番艇を。


1.
左から「みやじま」、「えのしま」、「うきしま」です。
小さいです。かなり接近して撮っています。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16
ISO200


2.
左から「みやじま」、「えのしま」、「うきしま」です。
実は、艇尾旗竿、「うきしま」には付いておりません。湯口を整形していたら何処か飛んで行きました。ま、おいおい、プラ棒で再建しましょう。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16
ISO200


3.
上から「みやじま」、「えのしま」、「うきしま」です。
「はつしま」級は全23隻竣工ですが、残念ながら我が本棚艦隊に配備されるのは7隻程度で打ち止め見込みです。なにぶん、「くも」級のおまけなので。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16
ISO200
3枚合成


4.
左から「みやじま」、「えのしま」、「うきしま」と、使用塗料です。
あ、X-11だかXF-16だかもだったけれど忘れた。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
2/1
f22
ISO200

H30/5/29展示 JMSDF艦艇連作第参弾の弐〜「あさぎり」
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


初登場、「きり」級、級名艦の「あさぎり」です。無論、P社の1/700です。
P社にしては珍しく、汎用装備品セットを同梱しておりません。武装や射撃指揮装置等も専用のもので、「きり」級の作り分け用の部品以外余りが出ず、有り難いと言うべきか、困ったというべきか、微妙です。


1.
そう言えば、新宿<->沼津を結ぶOER,JRC乗り入れの特急「あさぎり」、今春のダイ改の際、「ふじさん」と改名してしまったのですよね。あまりにべたな命名基準に吃驚しました。
って関係無いですか。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/8
f16
ISO200


2.
製作留意点に話戻しまして。
搭載機発着甲板に描かれているの着艦用扇状の標識、今迄、「ゆき」では、敢えての塗装でしたがも、今回はデカールを採用しました。
いやねぇ、同様に塗装で・・・と思っていたのですが、「ゆき」と比べて甲板上の彫刻が狭く細く低く、塗膜被覆するには困難で、逆に、削っちゃってデカール使えるんじゃね??となりました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/15
f16
ISO200


3.
塗装絡みでもう一つ。甲板通路の白線引きに使った塗膜被覆、2隻目に再利用する事としました。
実は、H30/4/21から展示の「JMSDF艦艇連作第参弾の壱〜「くも」級」で登場の2隻に使用したものも同様に次の「くも」に転用しております。これで、何時も時間の掛かる海自艦艇の塗装を効率化できるのでは?と目論んでいたりします。とは言っても、粘着力は劣化するでしょうから、そうそう何回も再利用はできないでしょうけれど。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/8
f16
ISO200


4.
それにしても、「きり」って随分と両舷の構造が違いますねぇ。
まぁ、700/700でも煙突やら檣やらが中心線上からずれているのは認識はしていたのですが、救命筏やら搭載艇の設置位置とか、もし世が世なら平賀不譲造船官辺りが口を極めて罵倒していそうです。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16
ISO200
同一露出2駒を合成


5.
使用塗料と絡めて。
今回も前後檣は固着させず、収納時は取り外す事としました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/30
f16
ISO200


6.
ここからはちょっこっと追加の加工を。
「ゆき」やら「くも」やらで御馴染みですが、両檣とも、前後方向がすかっと抜けてしまっているので、例の如くφ0.7mmだったかのプラ棒で横桁のみ追加です。
左が加工前、右が加工後です。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1 , 2/1
f16
ISO200


7.
格納庫の後端は開口部があるのですが、左舷側(向って右側)は実は閉鎖されているのでプラ板で塞ぎました。
また、右舷側も、通路だかが開いていますが、こちらも奥に仕切りを設置しました。
左が加工前、右が加工後です。
PENTAX istDs
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1 , 1/1
f16
ISO200

H30/4/21展示 JMSDF艦艇連作第参弾の壱〜「くも」級
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


H26-27の前回以来久し振りの海自水上戦闘艦製作です。その更に前はH24でして、奇しくも海自観艦式の年です。そう言えば今年も・・・と言いたい所ですが、今年は東京五輪の影響で陸自観閲と差し替えらしく、ちと残念。
で、「くも」級としては3回目です。今回は「なつぐも」と「あきぐも」を。これで都合6隻竣工した訳で、ゴールは近い??


1.
左「あきぐも」、右「なつぐも」です。
意図していた訳では無いのですが、季節名+「雲」って艦名になりました。
ふと思ったのですが、春と冬は?これ、旧海軍の朝潮、陽炎、夕雲の各級にも居ないんですよね。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16
ISO200


2.
上「あきぐも」、
下「なつぐも」です。
左下隅にDASHです。
甲板の対空標識でも判る通り、「なつぐも」はDASH搭載の時期設定で作成しました。
しかし、無人のDASHに着艦用の対空標識って意味あるのでしょうか??
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16
ISO200
周囲1割づつトリミング
明度調整


3.
既竣工済み「くも」級を並べて見ました。左から「やまぐも」、「まきぐも」、「みねぐも」、「なつぐも」、「あおくも」、「あきぐも」です。
うーん、素直に嬉しい。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
f16
ISO200


4.
上「なつぐも」、下「あきぐも」です。
ご覧の通り、DASH、背が高過ぎです。どうみても格納庫に格納できそうにありません。
地味にあちこち削って高さを調整しようか?とも一瞬思ったのですが、これだけ合わないと無駄な努力だと思い直して放置する事としました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
8/1
f16
ISO200
同一露出の2駒を合成


5.
左「あきぐも」、右「なつぐも」です。
使用塗料と共に。
右の3種類の塗料はDASHで使ったものです。その真中はH30/2/25から展示の「Art Nouveau? Art Deco?? 御仏蘭西意匠の軍艦」の9で登場の調合したMr.color 58もどきです。
「あきぐも」は例の如く前後檣を仮留めとしました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
1/4
f16
ISO200

H30/3/28展示 H29度下半期のお布施
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


上半期に続いて抑制的な調達数です。
Nikon D40,ISO200
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
f16 で撮影しました。


1.
これだけ??はい、これだけ。
しかも、両方とも純粋な新製品ではなく、小変化版なので、特に中身を披露する必要も無く、これだけ。


2.
って、それだけじゃ何なので、同型艦を引っ張り出して見ました。
尚、既に「霧島」は発売済み。「マーク・グラーフ」("Markgraf")の発売も4月と告知が行なわれていますし、「榛名」も「霧島」の化粧箱に記載が有り、どちらも全同型艦が市場に登場する事となりそうです。

H30/2/25展示 Art Nouveau? Art Deco?? 御仏蘭西意匠の軍艦
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


何れも、RCS低減の為の極力直角と曲線を排した意匠を纏った、中華民国の「康定」("Kang ding")級フリゲイトと仏「アキテーヌ」("Aquitaine")級駆逐艦を、各々1番艦の設定で作成しました。
前者はBronco model、後者はFreedom modelの発売で、恐らく10年以上古い前者の方が組み易く、後者は小仕掛けやらの意欲は理解できるものの、それが空回りしている感じでした。


1.
左「康定」、右「アキテーヌ」です。
この2形式、登場時期に20年近く間隔が空いております。全体の艦形は共通の概念による意匠で形作られていますが、古い「康定」には存在する剥き出しの椀型の電波送受信機が、「アキテーヌ」には有りませんねぇ。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
1/1
f22
ISO200


2.
左「康定」、右「アキテーヌ」です。
後部飛行甲板の着艦標識は、まぁ当然異なります。
・・・と言うか、「アキテーヌ」の搭載機はどうした??
いやねぇ、ランナーまるごと行方不明。
orz
最初から入っていなかったんじゃ?と一瞬思ったのですが、矯つ眇めつした記憶もあるので、やはり宅内にて行方不明??
うーん、困った。選りに選って。まさか替わりにUH-60系列やHSS-2を載せる訳には行かないし、どうしたものか。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
1/1
f22
ISO200


3.
我が本棚より既存のRCS低減艦形のフネを拾って並べて見ました。 左から英「デアリング("Daring")」、「アキテーヌ」、「康定」、米「インディペンデンス("Independense")」です。
左から強い順に並べた積もり。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
1/1
f22
ISO200


4.
上「康定」、下「アキテーヌ」です。
どちらも中央部の搭載艇揚搭口が目を引きます。
「康定」は閉鎖状態で成型。扉の派手な黄色は付属の貼付紙に選りますが、周囲に比べてかなり浮いた感じで、塗装の方が周囲と馴染んで良いかも。
「アキテーヌ」は開閉選択式でして、今回はご覧の通り開放状態としました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
2/1
f22
ISO200
同一露出の2駒を合成


5.
「康定」と使用塗料を。
組み立て説明だと、艦首の三角形の部位とか、"Dark gray"でと書いてあるのですが、700/700の緩俯瞰の写真等は、明らかに色調が違い、艦体側面等のMr.308と然程変わらないと思われた為、指定を無視しMr.308で塗装しました。
そのDark grayも具体的な使用塗料の指定が無かったりするので、まぁ これで良いか・・・とXF-24を。
また、主檣は例の如く固着させず、収納時は取り外す事に。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
1/1
f22
ISO200


6.
「アキテーヌ」と使用塗料を。
あまり登場しない妙な色合いが有りますねぇ。それと右端は何だ??
主檣は例の如く固着させず、収納時は取り外す事に。
PENTAX istDs
smc PENTAX-A 1:3.5 35-105mm
1/1
f22
ISO200


7.
ここからは「アキテーヌ」の作成上のあれこれを。
先ず、吃水線板の自作。「康定」は洋上、全船体兼用でしたが、「アキテーヌ」は全船体のみでした。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4
f16
ISO200


8.
「アキテーヌ」、彫刻も甘かったり、合いが悪かったりかなり苦戦しました。中央船楼部分の最上甲板取付で合いの不具合が一気に表面化しまして、あちらこちら削る羽目に。
マウスカーソルの画像内外で画像変換しまして、赤だの黄だのの部分はぎこぎこ削っております。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16
ISO200


9.
「アキテーヌ」の搭載艇、Mr.58「橙」で塗れと。こんなの買っても2度と出番はないぞぉって事で、GMの京急と総武線からでっち上げました。これが前記6.の右端。結構上手く行ったと自画自賛中。
尚、前記6.のXF-15はこの搭載艇船室部分に使用しました。
Nikon D40
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16
ISO200

H30/1/31展示 清北洋水帥「超勇」or「揚威」
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


S-modelsの「超勇・揚威」の2隻組みの内1隻を作成しました。
2隻を「超勇」、「揚威」、「筑紫」のどれにしようか、取り敢えず1隻分を素で作ろうと、宮仕え明けの去る12月始めに着手し、有る程度資料を探して作り分け可能なら「筑紫」へ・・・と思っていたら、12/25から再び宮仕え。資料・・・と言っても、電網と手持ち世艦ですが・・・集めとかしていると時間がぁ〜。と言う事で、全面的に製作を保留しようかどうしようかと躊躇したのですが、部品点数も少ないし取り敢えず1隻だけ一気に作っちゃえっ!!となりました。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
素で作る・・・と言っても、塗装説明では1881版と1894版が記載されており、今回は基本的に1881版としました。
って、基本的に?何??それ。
いやねぇ、どうやら化粧箱もその時期を描いているっぽいのですが、主砲天蓋上の起重機、中央船楼上の司令塔?らしき円柱構造物の塗色が違うんですよねぇ。今回はどっちつかずの塗色としてしまいましたが、きっちりどちらかに寄せた方が良かったか??
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16


2.
構造上とても不思議なのが前後の主砲。
10吋/25口径と言う超ずんぐりむっくりな砲が、前後首尾線上何やら公園の東屋じみた円形の屋根の下に露出状態で設置されていまして、ここでも先端がちょっろっと顔を出しています。
で、屋根・・・天蓋?・・・はどうみても固定な訳で、すると砲身がこの様に顔を出している以上は左右の天蓋の支柱に当たるので支柱を越えて側面方向には向けられない。
必然的に、射界がエラク制限される上に、何故か両舷に射界用の開口部が別にある。どうしたらそちらに砲口を向けられるのでしょう?
砲身を後退させる様な仕組みになっているのでしょうか?
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16


3.
H26/9/17からH27/9/7迄「黄海海戦120周年記念」で展示の「定遠」(奥)、「済遠」(中)と並べてみました。
随分と意匠が異なりますねぇ。「定遠」、「済遠」は独製、「超勇」級は英製と言う事での違いなのでしょうか?
何だか「定遠」、「済遠」の方が没個性的と言うか、ありふれた意匠と言うか、先鋭感に欠けていると言うか、見慣れていると言うか、こっちが英製じゃないの??って気がして来ます。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16


4.
使用塗料と共に。
中央船楼の甲板はTS-68をドバッと吹き掛け、舷側下部はMr.339、前後の木張りでない甲板はMr.333で。煙突、起重機、檣、通風管の内側等はGMの該当色で各々ちまちまと
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
8/1
f16

H29/9/27展示 H29度上半期のお布施
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


この半期も押え気味。単純に箱数だけで比較するなら、竣工7に対して調達5だから出超♪
とは言うものの、H29/4/25から展示の「J,K,N級作り分け」とかは3箱で「ヴァリアント」や「グロッサー・クルフュルスト」の1箱と体積的にどっこいどっこいって感じなので、嬉しさも微妙な感じ。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
と言う事で、表題で既に一部挙げてしまいましたが、全部で5箱6隻。
左からP社「ヴァリアント」×2、ICM「グロッサー・クルフュルスト」、アオシマ「ハーミーズ」、P社「ヨーク」です。
「ヨーク」のみ中古品で、他は新規金型か、最近の登場の同型艦です。
SIGMA 28mm 1:1.8
2/1
f16


2.
既に同型艦を調達済みの「ヴァリアント」と「グロッサー・クルフュルスト」を同型艦達と共に。
Q.E.級は名義上全同型艦調達完了です。それにしても、「ヴァリアント」、何故箱がでかくなった??
「ケーニッヒ」級は近々「クローンプリンツ」の発売も告知されていますので「マルクグラーフ」が出てくれれば同じく全艦調達。と言っても、明確に前檣の異なる「ケーニッヒ」はさておき、他は何処が違うの??
SIGMA 28mm 1:1.8
1/1
f16


3.
完全新金型の「ハーミーズ」です。1で5箱6隻と記述しましたが、この化粧箱側面で判る通り、おまけ付きです。
因みに、アオシマはこの他にも「ヴィクトリアス」、「ましゅう」、「大鯨」と来ていて、もう、目を白黒。もっとも、「アークロイヤル」から始まった一連の外国艦・・・と言うか英空母は、電網所以故に真偽の程は定かでは無いですが、壮絶に売れなかったとの事で今後は出ないとかどうとか。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16

H29/8/5展示 「ノックス」級変異展開
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


AFV CLUBの"Knox Class Frigate FF-1073 Robert E.Peary 諾克斯級巡防艦 932濟陽艦"を3隻を、
@ 合州国「フランシス・ハモンド」("Francis Hammond")の'70代の姿
A 合州国から中華民国に譲渡された「チンヤン」("濟陽")
B 西班牙でFFGとして設計、建造された「バレアレス」("Baleares")の武装強化以前
として作成しました。
飛行甲板を紛失した為に「バレアレス」へと改造したのですが、やはり大事でした。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
左からB「バレアレス」、@「フランシス・ハモンド」、A「チンヤン」です。
元々、Aについては10年位前に着手していたのですが、飛行甲板が行方不明になったり、プラ板で復元しようとしている内に主檣のあちらこちらがぽつぽつと損傷したりで放置していました。とは言え壊れる一方。その飛行甲板については近所のK.O.氏の所持品から採寸させて貰っていたものの、後になって「バレアレス」級の存在を知り、無理に復旧せずに西班牙版にしてしまおうと。また、主檣の欠損については、ついでに他の在庫も作成しつつ雛型として参考にして復旧させてしまおうと言う事で何故か一気に3隻竣工となりました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16
明度調整


2.
同じく、左からB「バレアレス」、@「フランシス・ハモンド」、A「チンヤン」です。
「バレアレス」、電網を突っつくと、'90代の改装後・・・目立つ差異としてはSSMやCIWSを搭載し、主檣上部の構造も変化・・・を作成している例は多かったのですが、今回は恐らく就役直後と思われる、赤い救命筏を積んでいる状態にしました。いやねぇ、こうすると、H27/8/24-H28/8/3展示の『戦後のフレッチャー達〜第弐段「Z-2」、「レパント」』で登場の「レパント」も同じ様な赤い筏を積んでいたので何となく親和性が高まるか?と思ったもので。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16
明度調整


3.
上から@「フランシス・ハモンド」、B「バレアレス」、A「チンヤン」です。
「フランシス・ハモンド」、艦名をどうやって決めたか?と言うと・・・
1.艦首保塁設置後
2.衛星通信アンテナOE-82設置
3.RIM-7装備
の艦影のあるフネの画像を電網で探し、更に、
4.当キットのデカールの組合せで艦番号を設定できる
5.「ロバート・E・ピアリー」("Robert E Peary")->「チンヤン」の様な転籍をしていない
と言う条件の艦としました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
f16
同一露出の3駒を合成


4.
左からB「バレアレス」、@「フランシス・ハモンド」、A「チンヤン」です。
「チンヤン」は台湾に転籍した「ノックス」級は8隻の中の級名艦で、本艦のみ'00代の「武進3」と称する改装を受けておらず、今回も普通に「ノックス」級の状態です。
なので「フランシス・ハモンド」と「チンヤン」、相違点があまり無く、主檣の塗装と、艦尾のRIM-7<->CIWS、細かい所でOE-82の有無、ESM/ECM/ESSMの有無で無理矢理差をつけています。
搭載機はちょっと困っております。MD-500とか言うかなり小型の回転翼機を積んでおり、これが良く判りません。取り敢えずは無しで。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


5.
使用塗料と。後ろの積み重ねている辺りは3隻共通です。
例の如く、煙突と言うか主檣と言うか、固着させず、収納時は外す事に。主檣の前に細かいものが転がっているけれど何?
実は、左@「フランシス・ハモンド」と中央A「チンヤン」、格納庫の収縮部分を取り外せる様にしました。いやねぇ、「バレアレス」に思いっきり手間を掛けた訳ですが、「チンヤン」と「フランシス・ハモンド」にも小細工しようかと言う事で。なので、実は上の2と4で差し替えています。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16


6.
ここからは「バレアレス」の大改造とちょっとだけ「チンヤン」の補修を。
左と言うか下と言うか手前と言うかが「チンヤン」、右と言うか上と言うか奥と言うかが「バレアレス」です。プラ板、プラ棒の部分が判ります。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16


7.
「チンヤン」、主檣頂部もポッキリ。
因みに、エバーグリーンのφ0.7mm丸棒を多用しております。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16


8.
「バレアレス」の01甲板です。方眼紙で地道に。
で、何故2個?まぁ、建て前としては紛失対応やら精度やら。本音的にはキットが未だ1箱有るなぁ〜と言う事で。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16


9.
8を本体に合わせて見ると、まぁ良い感じ。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16


10.
SAM発射機は良く見るMk.13でなくMk.22。正直、形状が良く判らないのですが、取り敢えず基盤部分が瓢箪型ではなく円形の様なので斯様に切り出す事としました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/4
f16
周囲2,3割トリミング


11.
主檣は、無謀にもプラ棒で組む事に。ここもエバーグリーンφ0.7mm大活躍。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/30
f16
周囲2,3割トリミング


12.
主檣頂部のSPS-52B、何かSPS-49とかと比べてちょっと違う感じ。具体的には両側の縁が出っ張っている様で、プラ板端切れで加工して見ました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16
周囲2,3割トリミング

H29/6/15展示 装甲艦(ポケット戦艦)作り比べ 第参弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


第参弾です。最終回です。ピットロードの「アドミラル・グラーフ・シュペー("Admiral Graf Spee")」です。
いや〜、部品多く、往生しました。なんだかんだで1.5ヶ月掛かりましたよ。いやまぁ、その間、北海道やら関西中国やらに出向いたりしてはいましたが、そうは言っても、それは毎度御馴染みな訳ですからねぇ。この規模でこれだと、戦艦級じゃどうなってしまうんだ?とガクガクブルブル。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
新しい製品だけに後述の副砲以外はすいすいと組めました。
艦体は吃水線板、両舷、甲板×2となっています。両舷が一体構造なのは剛性に寄与して大変有り難い所です。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


2.
例の如く稼動部を全部振るとこんな感じです。前後檣の測距儀も、一応最初から組み込んではみたものの、部品構成上は中々上手く行きませんでした。
搭載機は何故か部品は2機分なのにデカールは1機分。どうしてこうなった?
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


3.
使用塗料と絡めて。Mr.308、33はほぼ指定通り。搭載機も指定通り。甲板は指定はMr.44ですが、当本棚艦隊の独逸艦甲板塗色はXF-55に決めてしまったのでこれで。
では700/700の諸元、来歴等。
基準排水量 12100t
全長 186m
最大幅 21.7m
'36/1/6竣工、'39/12/17戦没で、姉達よりも早世してしまっています。と言うか、3姉妹、逆縁です。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16

4.
ここからは小仕掛けとかあれこれを。
先ずは副砲。
@は本来の組み方で、砲座(底板?)の上に砲身を乗せ、それを砲楯で被せるのですが・・・。
Aその砲楯と砲座が合いません。筒先側は入るのですが、尾栓側がきつい。
B砲座の表裏をひっくり返すと砲楯にすんなり入ります。
Cそこで、砲座の艦体側のダボを切り離し、そちらに砲身を。で、新たに艦体側にプラ棒でダボを付けました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16
全体の1/2程度にトリミング

5.
主砲と副砲を逸脱防止しつつ旋回する様に甲板の裏側から小細工です。
マウスカーソルの画像内外で画像変換します。
副砲のダボが長くなったので、くるくる回ると共に、外れない様に留め具を付けました。
とは言うものの、両舷共に前後寄りと中央寄りで微妙に舷側との距離が異なり、中央寄りは留め具が舷側に干渉するので付けない事に。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16


6.
副砲の中央寄りダボ、更に素のままでも艦体に干渉する事が判明し、がりがりと削りました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16


7.
測距儀、ちと見難いですが、1mmのプラ棒を艦体に差す様にしました。
これは指令塔天蓋上(左)と艦橋最上段(右)で、後檣上のはここには載せておりませんが、構造上の都合で艦体側にプラ棒を固着し、凸凹関係を逆転させました。言わば正常位と騎乗
アゥ(゜。)ε=(\/)バキッ
・・・気を取りなおして・・・
とは言うものの、垂直を出すのが結構難航しまして、結局、艦橋最上段・・・つまり主測距儀、一番目立つ奴ですね・・・は、些か前傾してしまったりと修行が必要そうです。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16
全体の1/2程度にトリミング



8.
と言う事で、目出度く装甲艦全3隻竣工で〜っす!!パチパチパチっ!!
いや〜素直に嬉しい。
過去、巡洋艦級で3隻以上同型艦を組んだのは、ガキの時分、IJNの6戦隊の4隻・・・ってそれ、同型艦ぢゃないぞ・・・とか、今となってはどの型を何隻作ったか記憶にないIJNの5500t級とかなのでそれ以来です。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


9.
本級は、ベルサイユ条約下の保有制限に基づき、旧式前ド級戦艦を代替する為に登場した事は広く知られています。
最大速力はIJNを除くあらゆる戦艦より大きく、航続距離は大抵の駆逐艦の1.5〜2倍に及び、最大射程は大抵の巡洋艦を凌ぎます。なので、相手が自分より強ければ逃げるし、弱ければ傘に掛かって・・・と額面上は言えますが、巡戦と出くわしたらどうするんだ?って弱点はどうにもなりません。まぁ、IJNとRN合わせて7隻しか居ないのだから然程心配には及ばないとは言うものの、相手が、特に巡洋艦が複数だったら?と言うのはラプラタ沖海戦の結果が証明していますね。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16
同一焦点距離、露出の3枚を合成


10.
なので、思うのですが、やはり、戦艦の代艦なのだから、こう使うべきだったのでは?
28cm砲×6門×3隻って火力は旧式戦艦1隻を凌ぐのでは??
と思えて来ます。ほれ、排水量だって合算すると似た様な感じになりますし。まぁ、国家としての戦略条件がそれは無理って言っているのだから仕方無いですか。
AF Nikkor 28mm 1:2.8
1/2
f16

H29/4/25展示 J,K,N級作り分け
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


MATCHBOXと金型移行後のRevellの"HMS KELLY(HMS KIPLING)"を3箱作りました。
2隻はJ,K級の各々駆逐艦型と嚮導型の竣工時で、1隻は豪に譲渡?貸与??した「ネスター("Nestor")」として作成しました。
電網上であちこち突っついていたら、「ネスター」のMeasure 2と言うかMeasure 22と言うか、米風迷彩塗装を発見しました。まぁ白黒写真なので、実は桃色と紫の2色塗装の可能性もある・・・訳無いわな、普通は・・・ので、更にあれこれうろうろしていたら、傍証としてTribal classでMeasure 2 ?だかMeasure 22 ??だかも有ったらしく、まぁこれは有りなのだろうと言う事で、ではついでに通常の駆逐艦型と嚮導型も作ろうか?と言う事でこうなりました。


1.
左から嚮導型、駆逐艦型、「ネスター」です。
「ネスター」以外は特に個艦を確定させていないので、艦番号を貼付していません。「ネスター」は豪州時代のG02を付属のデカールから"G"、有り合わせの中から"02"を各々捻出して貼付です。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


2.
左から嚮導型、駆逐艦型、「ネスター」です。
3隻の相違点、塗装はさておき構造的なそれは1番管より後ろに有ります。
「ネスター」は他2隻に対して2番管の代わりに4吋単装両用砲に置換。
嚮導型は後部上構が針路方向に長くなり、代わりに掃海用装備を撤去となっています。
とは言っても、駆逐艦型の各艦、大戦勃発後、経空被害が嵩んで来ると「ネスター」の様に2番管を両用砲に置換して行きますので、結局、嚮導型と駆逐艦型の差異しか残らなくなりますが。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


3.
上から駆逐艦型、嚮導型、「ネスター」です。
ではちょっとだけ700/700のあれこれを。
J,K,N級は前級Tribal classが、言わば駆逐艦駆逐艦・・・駆逐艦の艦種誕生経緯から見れば言いたい事は判ると思いますが・・・として登場し、火力重視に大きく振れたのに対し、水雷艇の拡大版と言う方向に振り戻したと言えます。なので、管重視に戻っています。
K,J級16隻は立て続けの1936年と1937年に計画着工されたのに対し、N級は間にL,M級を挟んで1939年に計画、着工されており、既に竣工時から戦訓の対空火力拡大を折り込んで両用砲を積んで就役しました。
N級は何故か殆どが対外援助用となり、戦時中は豪州、波蘭等に渡されまして、「ネスター」は豪州艦として'42/6/15に戦没しました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
上から1/1 , 1/1 ,1/2の3駒合成
f16


4.
使用塗料と。
主砲と発射管、各々勝手な方向を向かせていますが、これらは、内部に脱落防止用の輪環を取り付けて居ます。妙な所で凝っているよMATCHBOX。
それにしても、彫刻やら、厚みやら、随分と大らかな出来でした。なので、管理人も金型分割線や部品分割線もあまり気にせず大らかに組みました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/15
f16

H29/3/28展示 H28度下半期の積み
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


直近1年間は随分と買い込んでしまいましたが、今半期はぐっと抑制的♪
しかも、同時期、5箱6隻竣工に対して、5箱購入なのでB/S均衡。よいねぇ〜。
で、今回は全て新製品っ!!これはこれで凄い。お陰で箱数の割に高く付いたのかも。実は、1/700の大型艦艇だけでも、フジミ「飛鷹」、アオシマ「ハーミーズ」、「イラストリアス」、ピットロード「ヴァリアント1939」、「カリフォルニア1945」と他に食指?触手??を伸ばしたい案件は多々発売されているのですが、単に我慢していただけとも言い、次半期、箍が外れなきゃ良いけれどと思わなくも無い。


1.
大変に単順明快です。たったの5箱。全部1/700艦船。
左からアカデミー「ドクト("Dokdo")」、アオシマ「あきつ丸」、カジカ「金剛1914」、ICM「ケーニヒ("Kaenig")」×2です。
うーん、何と無く、2つの集団に分けられる様な。何でこうなったのだろう。
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
1/1
f16


2.
先ずはICM「ケーニヒ("Kaenig")」。
「ケーニヒ("Kaenig")」はジュトランド戦時の独高海艦隊旗艦です。
ICMは10年位前からでしょうか、本級を1/350で発売しており、あれが1/700ならなぁ〜と思っておりました。漸く1/700発売です。ぱちぱちぱち。
とは言うものの、供給力に不安が有るので2箱調達です。
箱は外側の化粧箱と、その中の段ボールの強度箱の2重構造。組み立て説明は天然色と、昨今の豪勢な構成の外国製品の中でも豪勢です。
AF Nikkor 28mm 1:2.8
1/1
f16


3.
カジカの「金剛1914」です。カジカはフライホークの別商標だそうです。こちらは安心の供給力なので1箱のみの調達。
と言うか、箱絵外装に「比叡」、「榛名」の予告も有り、その意味も含めて1箱調達です。え、つまり同型艦で買うって言っている?
・・・ま、まぁ、そーゆー事ですかねぇ。でも、同型艦は竣工時から煙突の高さが異なっていて、今一つ気に入らないので、さて、どうなるものやら。
AF Nikkor 28mm 1:2.8
1/1
f16


4.
アオシマ「あきつ丸」です。1年程度前から艦コレ版、前期型版と登場しておりましたが、外観上とか道楽的にとかの点で射程外。見送っておりました。標準版が漸く登場したので購入予定に入れておりましたが、次掲「ドクト」に煽られる様に早期に調達です。
中身は、まぁ、元祖WLの標準的な内容とでも言えば良いでしょうか。
AF Nikkor 28mm 1:2.8
1/1
f16


5.
アカデミーの「ドクト」です。「竹島」ですね。
これ、全く予定していなかった、と言うより存在をそもそも認識していなかったのですが、「ケーニヒ」の予約品を回収しに出向いた下北沢で発見してしまい、衝動買いです。
多色成型、天然色組み立て説明と盛り沢山の構成にも拘らず、今回最安値の約\2400。
うーん、初のアカデミー。初の韓国艦。1隻だけだとちと寂しい。忠武公李舜臣とか世宗大王とか見つけてしまわないですかねぇ。
AF Nikkor 28mm 1:2.8
1/1
f16

H29/2/23展示 飯野海運 油槽船「東亜丸」
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


フジミの1/700 山下汽船「日本丸」を飯野海運「東亜丸」として竣工させました。
と言っても、そもそも「東亜丸」「東邦丸」「極東丸」等の同型船用変位部品が同梱されています。なので、部品選択だけの話で「東亜丸」としての特徴を頑張って自作したと言う訳では有りません。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
「東亜丸」、商船としては珍しく、同型船が13隻建造され、フジミも箱替えで「建川丸」「極東丸」「厳島丸」等、発売しています。殆どが海軍に徴用された特設給油艦としてですが、「日本丸」のみ商船時代としても登場しており、今回はそいつを「東亜丸」として作成です。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


2.
とは言うものの、塗装指定は「日本丸」としてのみ。「東亜丸」は無し。その「日本丸」についても、水平面については一部しか指定が無く、些か悩みました。
でもって、電網上をあれこれ突っつきました。したら、白と木張りと思われる茶系統の作例を発見っ!!・・・したものの、茶系統は「色見を変えたくて」とか言っているし、白は何も考えず側面とまとめて塗装してしまっている感じで、う〜ん、どちらも微妙〜。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


3.
使用塗料と化粧箱です。
でもって、今回は電網上で作例ではなく、「進水絵葉書でみるタンカーの進化」なる pdf のファイルを発見し、同社同型の「東邦丸」を前方斜め上から俯瞰していて甲板は薄茶色。ならば、とXF-57「パフ」で。
しかしながら、疑問も残るのですよねぇ。茶系統だとすると木張りかリノリウムって可能性が高くなる訳ですが、どちらもほぼ最後迄無塗装のままでした。しかし、特設給油艦として海軍に徴用後は水平面も垂直面も軍艦色一色指定で岩重氏作例も同様だったりします。とすると、鋼鈑剥き出しだったのでは?とも思えて来ます。また、リノリウムにしても木材にしても良燃性の素材であり、油槽船にはそぐわない気がします。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


4.
この左舷の白線、よれよれのずたずたです。長〜い1枚のデカールになっておりまして、撓みやずれを引っ張って調整している内にぶちぶち切れてしまいました。右舷は懲りたので予め3分割して対応。やれやれ。
では、700/700の諸元・・・取り敢えず手元に「東亜丸」のそれは無いので、「国洋丸」と「日本丸」のそれを・・・来歴等あれこれ。
10026総t,9974総t
長さ152.4m・・・って、商船は垂線長?
最大幅19.8m
最大速力19.5knots,19.2knots
S9/6/23川崎神戸にて竣工、S16/9/1に海軍徴用、S18/11/25戦没
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


5.
我が本棚、かくして各国の艦隊だけでなく、船団も編成可能になりましたっ!!ぱちぱちぱち。いや〜素直に嬉しい。って、たったの2隻だけれど。
と言う事で、H26/7/21〜H27/6/26展示の『商船初登場〜悪戦苦闘の「新田丸」型』で登場の「新田丸」姉妹のどれかとH28/2/4から『日本海軍の護衛艦艇達』で展示の日振型海防艦、砲艦「橋立」を絡めて。
AF Nikkor 28mm 1:2.8
1/1500
f22


6.
ここからは小拘りを。
今回、船橋の保塁?胸壁??を再現してみました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16


6-1.
船橋の前面、開放されている部分が抜けていないのですよ。なので、工作技術的に手に負える範囲で開放構造にしてみました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16



6-2.
船橋の背後に接続する、船橋最上部の部品も、ムクになっているので、前面を開放してもこちらを対応しなければ直後に壁が出現するだけ。なので、こちらも切り刻む事に。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16



6-3.
こんな具合に穿孔して、それを繋げる事としました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16



6-4.
どんどん切り刻みます。最上甲板中央部6箇所は操舵船橋だか何だかで、どうも硝子が入って閉囲構造っぽいので、今回は穿孔しない事にしました。背後の工作が大変になりそうなので忌避したとも言いますが。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
4/1
f16



6-5.
背後&最上甲板部品も、思いきり良く両翼を切断後、甲板状に薄く切り出して空間を作りました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16



7-1.
塗装でもう一つ困ったのが、煙突。「日本丸」としては、箱絵の通り橙系統で塗れと言っているのですが、飯野は不明。なので、今回は思い切って、現代の・・・そう、戦後の混乱や海運不況を乗り切って飯野海運健在です・・・飯野のタンカーに見られる井桁?格子菱??に「ト」の意匠にしてしまいました。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16


7-2.
煙突、塗装中です。0.4mmと1mm幅の塗幕被貼の組合せで意外と上手く行きました。と自画自賛。
因みに「ト」は創業者飯野寅吉の「と」を意味しているとかどうとか。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/2
f16

H29/1/18展示 海自のLST〜日本の揚陸艦第弐弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


P社の「あつみ」型から2番艦「もとぶ」と3番艦「ねむろ」、同じく「みうら」型から多分級名艦の「みうら」を。「あつみ」型はジャンクと正規製品の艦体2隻分と、正規製品1隻分+「ちくご」製作時余剰の共通装備品を元に作っており、3隻でちょっとづつ不足箇所が発生しておりますが、まぁ気にしない。
また、700/700・・・つまり本物・・・についても、合同企画と言う事で、
蔵出し過去帖入りの展示室> 過去帖入り艦船
にも展示です。
諸元等は世艦Vol.596,600,660を参考にしています。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
左から「もとぶ」、「ねむろ」、多分「みうら」です。
あら、「みうら」の艦首艦番号は? いやねぇ、デカール行方不明なのですよ。どうしても見つからないなら「きり」級から転用しようか・・・。え、どーゆー事?いやなに、「きり」級は艦番号が151〜158、対して「みうら」級は4151〜4153なので、下3桁は流用出来るし、154から4も流用できるしって事で。なので、実際何番を振るか未定の為、『多分「みうら」』と表記。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


2.
上から多分「みうら」、「ねむろ」、「もとぶ」です。
「ねむろ」、「もとぶ」は右舷の搭載艇をLCMにしております。正規搭載はLCVPなのですが、足らないのでLCMに。一応、搭載可能らしいのですが、揚搭装置に比べてでか過ぎ。
多分「みうら」は多分「みうら」で舷梯が有りません。「ちくご」で使っちゃったのよね。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


3.
左から「もとぶ」、「ねむろ」、多分「みうら」です。
使用塗料はこんな按配。艦体の殆どはGM-9で。第壱回の「おおすみ」もですが、吃水線の塗装は黒帯が無く直ぐ錆止めの赤なので、当本棚艦隊標準のGM-29で。他3色煙突頂部、甲板の歩行帯、40mm機銃の銃身に。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


4.
上から「もとぶ」、「ねむろ」、多分「みうら」です。
では700/700の諸元やらあれこれを。
あつみ型 みうら型
基準排水量 1480〜1550t 2000t
全長 89m 98m
武装 40mm×連装×2基 3吋×連装×1基
40mm×連装×1基
速力 13〜14knot 14knot
1番艦 「あつみ」
S47.11.27就役 H10.2.13除籍
「みうら」
S50.1.29就役 H10.4.7除籍
2番艦 「もとぶ」
S48.12.21就役 H11.4.12除籍
「おじか」
S51.3.22就役 H13.8.10除籍
3番艦 「ねむろ」
S52.10.27就役 H17.5.20除籍
「さつま」
S52.2.17就役 H14.6.28除籍
こうして並べると、艦番号の無い舷側は間抜けに見えますねぇ。と言うか、う〜ん、もしかして除籍後・・・??
早々に何とかしないと・・・。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16
同一露出の3枚を合成

H28/12/21展示 装甲艦(ポケット戦艦)作り比べ 第弐弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


早くも第弐弾です。今回はフジミの「ドイッチュラント("Deutchland")」です。装甲艦の第一着ですね。
元々、Fryhawkの「リュッツォー("Lutzow")」絡みで、後、「リュッツォー」と改名した本艦を絡めようか?と言う主旨で購入したのですが、絡む相手は他社の装甲艦となりました。
世艦Vol.405等を参考にしています。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
この「ドイッチュラント」級の出来、発売当初は大好評だったらしいです。個人的にそれ迄のフジミについては「瑞鶴」、「利根」、5500t級で・・・・・って感じでしたので、結構期待して開梱、組み始めたのですが、バリ、ヒケ多く、一部合い悪く、これで?って憮然。
バリは金型老朽化の所為。ヒケも修正は容易だったと言う事で、登場時期を考えれば、まぁ、こんなものですかね。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


2.
でわ700/700の諸元何ぞを。
基準排水量 11700t
全長186m
最大幅20.7m
最大速力26knots
1933/4/1竣工、1945/4被爆着底、1945/5爆破処分と来、その後蘇連の手で浮揚されましたが1949解体
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


3.
可動部を全部振るとこんな按配に。前後の測距儀も回る様にしました。って、支柱を弄っていますが単に刺したままとも言えます。
「アドミラル・シェーア("Admiral Scheer")」(以下「シェーア」と略)では可動とした魚雷発射管、組み立て順序に失敗し、固着させざるを得ませんでした。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


4.
使用塗料はこんな按配。「シェーア」の時は、伊文が判らない事を良い事に結構勝手しましたが、今回は主たる艦体色は指定のMr.308で。
例の如く収納用の仮留めの測距儀と、同じく刺しただけの起重機も外してみました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


5.
ここからは比較編。今回は部品数を。
先ずはこの「ドイッチュラント」です。
部品点数は102です。艦首旗竿と展示用の艦名表示札?のみ非使用です。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


6.
H28/11/27から展示のイタレリ「シェーア」です。
部品点数は168です。フジミよりかなり多い。もっとも、洋上全船体兼用で、しかも同型艦と共通の所為なのか、非使用も多いですが。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


7.
着手したばかりのP社「アドミラル・グラーフ・シュペー("Admiral Graf Spee")」です。
部品点数は308。前の2隻に対して隔絶してます。洋上全船体兼用なので非使用も出てくる筈ですが、細かい部品も多く、竣工は先になりそうです。
Nikkor AF 28mm 1:2.8
1/1
f16


8.
バリやヒケには甘い点を付けましたが、極く一部の合いの悪さには辟易しました。
代表して艦首錨甲板と艦体部分の隙間を。1mmも開いています。ここ迄豪快に合わないと修正は却って楽ですね。丁度1mmなのでタミヤ1mm角棒を差して若干馴染ませてお終いです。
他の部分・・・艦橋の前面とか主砲塔測距儀とか・・・は削っては様子見、削っては様子見と地道な作業を地味に時間がかかりました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16

H28/11/27展示
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新
ジュトランド海戦百周年 第四弾(最終回)  兼
装甲艦(ポケット戦艦)作り比べ第一段

ジュトランド百周年記念の連作も最終回。最後はItaleriの1/720「アドミラル・シェーア("Admiral Scheer")」(以下「シェーア」と略)です。
「アンソン("Anson")」に続いて「ハウ("Howe")」だと思っていました?まぁそれでも良かったのですが、これだけ大艦が続くとちとしんどいです。
で、この後は断続的にこのポケ戦達をぽつぽつ作成しようかと。と言っても3隻なのでそんなに引っ張れる話では無いですが。
世艦Vol.316等を参考にしました。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
ItaleriはH22/7/27〜H23/6/28展示の「1/72 SAABの超音速機達の系譜」の中のJAS39「グリペン」("Gripen")以来の登場です。
全体的には合いは悪くなく、バリ等も少なく、主として起重機関係でダボ穴とダボが合わない・・・入り難い・・・って程度で普通にくみ上げられました。
とは言うものの、両舷、甲板、吃水線板の4分割の艦体はどちらかと言えば軟質素材の所為も有って組み合わせて固着させるのは面倒でした。この辺りは昔のWLの様に両舷と殆どの甲板が一体化されている方が楽だナァ。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


2.
700/700・・・じゃなくて720/720の諸元来歴は以下の通り。
基準排水量 11700t
全長 186m
最大幅 21.3m
最大速力 26knots
主砲 28cm×3連装×2基
副砲 15cm×8基
1934/11/12竣工1945/4/9入渠中被爆大破横転
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16


3.
可動部を全部振るとこんな按配に。
魚雷発射管のみ差し込んだだけですが、主砲はもとより、副砲も起重機も脱落防止措置を講じています。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16


4.
使用塗料はこんな按配。
例の如く、檣の類は木工用接着剤で仮留めです。
それにしても、意外だったのは搭載機でして、複葉。Ar196じゃないって事ですよねぇ。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16


5.
ここからは作り比べの「比べ」の部分を。比べるのはこの3製品で、「シェーア」以外は1/700です。フジミはかれこれ30年位前の、ピットはここ数年の製品ですね。Italeriは何時頃発売か知らない(^^);;
で、今回は船殻について。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


6.
先ずは吃水線板。上からF社「ドイッチュラント」("Deutschland")、I社「シェーア」、P社「アドミラル・グラーフ・シュペー("Admiral Graf Spee")」(以下「シュペー」と略)です。順序は以下も同様です。
まぁここでは1/700と1/720の違い程度しか判らないですね。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16


7.
艦体を組んで比較すると、「シェーア」と「シュペー」が前後共に似た様な比率で中央部に向けて膨らんで行っていますが、「ドイッチュラント」は艦首側が妙に早く太くなる感じです。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


8.
大きく異なるのが乾舷の高さです。 定規の目盛りを見れば判る通り、「ドイッチュラント」>「シェーア」>「シュペー」となっていて、概ね1.5〜2mm程度の差が出てしまっています。
世艦によれば、「シュペー」は他の2隻より吃水が大きいのですが、それにしたって9cmですから、1/700にしたら0.16mm程度。とてもこんな差にはなりません。う〜ん、どれが正しいのでしょうか。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
2/1
f16
同一露出の3枚を合成

H28/10/11展示 駆逐艦大集合〜H28度上半期の積み
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


今半期もまた随分な増量ですねぇ。とは言うものの、表題の通り駆逐艦ばっかりです。いや、例外もあるけれど。
また、IBGのHuntIIは増えているものの、初のお目見えとか昨今の新製品は基本的に無し。目出度し目出度し。
って、全然目出度くないわい。どうするんだよ、こんなに。
いやまぁ、箱はでかいけれど、組み上がれば小さいのでちょっとの我慢よ。
んな訳有るかいっ!!


1.
と言う事で、以下、上段から行、列の通りに。
IGBの"HuntII"級(英艦版)×3、T社の「松」。
T社"E Class"、"Vampire"、R社"HMS Kelly"×2、P社「吹雪」
Midshipの"Mahan 1942"、"Mahan 1938"、"Dunlap 1938"、P社「択捉型」、「初春」
P社「リヴァモア」×2、「コールドウェル」×2、「橘」
D社"Z-31"、P社「エスキモー」×2、A社「初霜」
P社"Z-25"×2、P社「ヒューロン」×2、A社「子日」
で、手前は自費出版の「イギリス嚮導駆逐艦史」(以下「嚮導艦史」)と、図書館でみつけた「第二次大戦駆逐艦総覧」(以下「総覧」)です。
Nikon D40
TAMRON 17-50mm F/2.8 A16
2/1
f16
ISO200


2.
「総覧」(上)と「嚮導艦史」(下)を紐解くとこんな按配。
さて、何でこんなに駆逐艦?と言うと、先ずはH27/10/21から展示の「観艦式(続き)」が念頭に有り、そこへここ暫くのジュトランド百周年の英独大型艦竣工が加わって、う〜ん、英独は駆逐艦を増やさないと並べた時に均衡が取れないナァ〜と。で、時機良く「総覧」を発見。そいつをあれこれ眺めている内に、何やら引きずられる様に日、米、加もずるずる買い込む?買い増す??次第に。
で、8月頃に書泉にて「嚮導艦史」を発見。そんなに多い訳では無いものの、詳細図面が殊も有ろうに1/700で掲載されていて、E、F、O、P各級の嚮導型と一般型が作り分けられそう〜と止めとなりました。
やれやれ。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16
ISO200

H28/9/8展示 伊太利亜駆逐艦「ファンテ("Fante")」改修 第弐弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


『伊太利亜駆逐艦「ファンテ("Fante")」』でH27/6/26から、『戦後のフレッチャー達〜第弐段「Z-2」、「レパント」』でH28/8/3迄展示の「ファンテ」、両舷の艦番号は未貼付だったのですが、地道に中古デカールを探した結果、目出度く貼付となりました。1年越しで晴れて完工です。


1.
先ずは調達した中古デカールと「ファンテ」を。
些か病膏肓に入り感大ですが、4枚も調達してしまいました。何れも\100〜300程度なのでつい。と言うか、寸法が適当で斯様な赤い数字って無いねぇ〜〜。秋葉原と言うか御徒町と言うか、いや、最寄は末広町だろうっ!!と言うか、中古屋さん4軒で全部で何百枚もあるだろうに、矯めつ眇めつしていると意外と見つからない。何回も探す羽目になりました。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/15
f16
ISO200


2.
1.中の赤丸数字の昇順で各々同一縮尺に拡大です。
手順前後ですが復習を。伊太利亜艦、艦番号の表記が赤い訳です。で、そんなデカール無いし、塗装後になってその事実が判明した為、被覆して、と言うのも適用不能。仕方無いので中古デカール探しとなった訳です。
@Aは小さい為、素性を意味する情報がちらっと入り込んでいたりします。Bも操縦席計器盤が写り込んでいたりします。要するにこれらは比較的大縮尺の車輌と航空機のキットが出自な訳ですね。
それにしても、Cの"5"ばっかりって何よ?
Apple A1456


3.
で、@を採用する事としました。
ご覧の通りかなり撚れていて、黄ばみ等の老朽化も進んでいた事と、"561"の艦番号には必要充分な資材である事、"0"から"D"を作成するに、比較的"0"が角張っていて作り易い等の点からです。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/8
f16
ISO200


4.
と言う事で完工です。(笑)
さて、残ったデカールはどうする?
いやねぇ、大戦後、伊太利亜には米駆逐艦が都合5隻渡されていまして、「ファンテ」を含む3隻が「フレッチャー("Fletcher")」級、2隻が「ベンソン/リヴァモア」("Benson/Livermore")グループ。つまり、素材は安価に手に入る。えっ、また改造の日々ですかぁ〜?
とは言うものの、他の艦番号は552,553,555,562だったりする。つまり、やたらと5が多いのでちょっと足りない。いや待て、デカールCは確か・・・
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16
ISO200

H28/7/20展示 ジュトランド海戦百周年 第参弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


7/20、リッサ海戦150周年だったりします。と言っても、「レ・ディタリア」も「フェルディナンド・マックス」も射出成型では当然の様に出ておりません。瓦礫ならば、準ド級戦艦の「カイザー・フェルディナンド・マックス」としては出ていますが、そんな物、手元に無い。
と言う事で引き続き、ジュトランド。第参弾は1/700、英戦艦「アンソン("Anson")」です。「キング・ジョージX世("King George V")」(以下KG5と省略)級の4番艦ですね。タミヤのKG5を元に若干加工してでっちあげました。
電網を突っついていたら、'46設定の作例を発見し、また、有る程度その正統性を裏付ける実艦の写真も散見されました。であれば他の姉妹と分別し易すいと思い、'46設定とし、その特徴を何点か採用して改造しています。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
「アンソン」、WW2の時期のフネであって、WW1は関係無いよね?どーゆーこと??
よしっ!!判ったっ!! ( と、加藤武風に手を叩いて )
先代の「アンソン」が海戦に参加していたからだっ!!
→違います。確かに前ド級戦艦が存在していますが、海戦前に除籍、解体済みです。
じゃあ、先代のKG5は参戦しているから、そこに掛けて作った!!
→違います。それなら素直にKG5として作ります。
う〜ん、ならば、「アンソン」と言う名前の将兵が何処かに乗艦していた??
→否定する材料は無いけれど、理由とする資料も揃えておりません。居たとも居ないとも言えず、ちょっとネタの根拠にはし難いですねぇ。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


2.
実は、「アンソン」、別の艦名が予定されておりました。それが王位継承のどたばたで変わってしまい、元々は2番艦・・・つまり「プリンス・オブ・ウェールズ("Prince of Wales")」・・・に予定されていた「アンソン」がずれて来て4番艦の艦名となっております。
じゃあ、没になった元の?予定の??艦名は何かと言うと・・・答え「ジェリコー」だった訳です。無論、「ジョン・ジェリコー("John Jelicoe")提督」から採られた訳です。
因みに、王位継承云々の詳細は「エドワード8世("Edward VIII")」、「王冠を賭けた恋」とかでぐぐって頂ければ出てくるかと。その影響でKG5級艦名がどうなったかは、普通に世艦にも記載されていますし、KG5級でぐぐっても出て来るかと。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


3.
700/700の諸元何ぞを。
基準排水量 36727t
全長 227.1m
最大幅 31.4m
最大速力 28knot
武装 14吋×4×2+14吋×2×1、5.25吋×2×8等
1942/6竣工、1957除籍→解体へ
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


4.
KG5級はH21/10/17〜H22/10/10展示の「北岬沖海戦」で「デューク・オブ・ヨーク("Duke of York")」(以下DoYと略)をご覧頂いております。と言う事で並べてみました。
いやぁ〜良い感じです♪
主力艦級、同型艦って殆ど作った事無いんですよ。ガキの時分は「信濃」、「大和」、「長門」、「日向」、「扶桑」級のどちらか、「瑞鶴」、「加賀」、「隼鷹」、「エンタープライズ("Enterprise")」、「サラトガ("Saratoga")」とてんでんばらばら。社会人になって漸く「アリゾナ("Arizona")」、「ペンシルヴァニア("Pennsylvania")」と前々回の「デアフリンガー("Derfflinger")」、「リュッツォー("Lutzow")」と来てこれで3組目。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


5.
使用塗料はこんな感じにしました。
艦体、TS-32。
上構の垂直面等、TS-81
上甲板、TS-68。修正にXF-78
主砲天蓋や上構の水平面、XF-53
また、前後檣は単に差しただけとして、例の通り普段はばらして保管する事に。抜き差しの強度維持と三脚の間隔維持の為に勝手に横桁を追加しました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


6.
塗装はもとより、搭載艇や対空火器の配置等や舷窓の閉鎖と言った加工を行なったのですが、特に手間の掛かった変更点について、DoY(左)と並べて、且つ朱色に色分けしてみました。
@は5.25吋砲の射撃管制用の高射指揮装置。大本のKG5ではMk.3と思しき構成となっています。それに対して'46の「アンソン」ではMk.6となっている模様です。
Aは艦橋信号甲板の造作変更。かなり拡大されている上、4連装ポンポン砲が載せられております。と言っても、手持ち余剰部品の中に4連装は無い為、8連装で代替です。
ここからはTAMRON SP 90mm 1:2.8 72Bで撮影しました。F16固定で幕速は1/2〜2/1です。

6-@.
高射指揮装置Mk.6、同じ物を4組作らなければならず、パテでとか、プラ棒、プラ板を切り刻んで・・・ではかなり作成ムラが出そう。なので、余剰部品を利用しました。
P社「WWIIアメリカ海軍艦船装備セット[II]」より
20mm単装機銃用の堡塁
高射指揮装置本体の上半分を担当します
シールズ「日英海軍艦艇装備セット」より
47mm砲
防楯は2個使って電探送受波器を、
砲身は2分割し測距儀を担当します
KG5の多分12.7mm単装機銃用保塁
高射指揮装置本体の下半分を担当します
KG5の救命筏
1/3に切って支持塔の上に貼り付け脱落防止
4基分作成しました
左3個は下半分、右3個は上半分
中央は上下を組み合わせました
支持塔と組み合わせて
左は艦橋上ので、支持塔が長過ぎで要切断
片方は切断済み
右は後部上構の支持塔
向かって右側は筏を頂に筏取付済み


6-A.
信号甲板はこんな具合にプラ板を切り刻んで。
先ず素の状態で仮組み
水平面甲板幅は2層下の幅に合わせる事に
水平面は図面を起こして切り出して取り付け
側壁への傾斜した取り付きは全部現場合わせ
各部品接着 更にプラ紙で堡塁を作り
甲板上に載せてみました。



7.
その他、小規模の加工を。
左は艦尾の電探支持塔が円柱ではなく、四角柱状なので3mm角プラ棒を切って。因みに、KG5も本来は四角柱状らしい。
右は、6-@で高射指揮装置が加工結果で派生的にくるくる回る様にしてしまったので、主砲射撃指揮装置もやっつけで支柱を延ばして回る様にしました。もっとも、艦橋の主指揮装置は、延長量が小さく、横転させると転げ落ちる・・・。

H28/6/26展示 ジュトランド海戦百周年 第弐弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


「リュッツォー("Lutzow")」におまけで同梱のG37級水雷艇です。
第壱弾で一緒に・・・の積もりだったのですが、2点程障害にぶち当り、間に合いませんでした。
Nikon D40,TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B,ISO200で撮影しました。


1.
何の因果でおまけか?と言うと、同型のG38が「リュッツォー」の自沈時に止めの雷撃をし、また、司令部が移乗したと言う所以らしいです。
それにしても、別売りせんのですかねぇ。もう発売以来2年内外経つと思うのですが、ここに至るも別売りせず。どうしてでしょうねぇ。売れると思うのだけれど。
1/2
f16


2.
700/700の諸元を。
満載排水量 1051t
全長 79.5m
最大幅 8.36m
最大速力 34Knot
一番艦G37が1914/6/29就役以降、順番にG40迄同型4隻就役し、G37が1917/11/4に戦没、他はスカパーフローで一斉自沈しました。
1/2
f16


3.
側面等はAS-10、甲板の大部分をXF-63、吃水線をGM-29で。
竣工遅滞の障害その1はこのAS-10です。本来はWEM ColourcoatsのRN23で塗れと。何だそりゃ?タミヤとグンゼの指定は無し。なので、電網を突っついてみると・・・White Ensigen Modelsだそうで、え〜っ!!そんなん、見た事無いぞ〜。
と言う事でアキバ、ラジ館へ。8階では全然知らないと。6階では昔扱っていたけれど売れないので・・・と言う事で、じゃあ第壱弾の2隻と同じにしてしまえっ!!となりました。
1/1
f16


4.
もう1点、困ったのはこの中央程の煙管型通風管、左右で異なっています。1個飛んで行ってしまいました。
orz
致し方無く、プラ棒ででっちあげました。この左側(右舷)ですね。
φ0.5mmで直立部を、φ1mmで開口部を。開口部、2回程穿孔を試みたのですが、上手く行かず断念。平面の中央を赤くしてもういいやって感じです。
TAMRON SP 90mm 1:2.8 72B
1/1
f16


H28/5/31展示 ジュトランド海戦百周年 第壱弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


一昨年『黄海海戦120周年記念』、昨年『日本海海戦110周年記念「常磐」「磐手」竣工」』と来てトリはジュトランド海戦です。
海戦は'16/5/31の12時頃に英独の偵察部隊同士で交戦開始し、翌日未明に終了。大きな損害?戦果??は独側巡戦×1+旧戦×1、英側巡戦×3を喪失しました。WW2のレイテ海戦に次ぐ大規模海戦ですが、レイテが広範囲に渡り、各々スリガオ、サマール、エンガノと言った最区分された海戦の集合体である事を勘案すれば、史上最大規模の海戦と言って良いでしょう。
今回、ものはフライホークの独巡戦「デアフリンガー("Derfflinger")」、同「リュッツォー("Lutzow")」、ピットロードの英戦艦「ウォースパイト("Warspite")」です。
後者は、箱としては「ウォースパイト」を開けたけれど、感覚としては「クイーン・エリザベス("Queen Erizabeth")」級の参加艦のどれかって位置付けです。
参考資料として世艦各号参照です。
Nikon D40,ISO200で撮影しました。


1.
先ずは3隻並べて。
左から「クイーン・エリザベス("Queen Erizabeth")」級(以下Q.E.と略)、「デアフリンガー」(以下DFGと略)、「リュッツォー」(以下LTWと略)です。
壮観です。流石に短期間で完工出来るとは思っていなかったので、着手自体は3月半ばでしたが、桜花時期の右往左往も有って、結局かつかつの5/27に揃って檣の組み上げが終わり完工。5/28に撮影となりました。
ぢゃ、前回の「フレッチャー」なんぞ作らなければ良いのに〜って、そりゃそうですが、あちらは3月末にはほぼ出来上がっておりました。まぁ見込みが甘かったって事ですね。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


2.
Q.E.はやはり日本海軍の旧式戦艦と面影が重なりますねぇ〜。前檣三脚楼+艦橋とか、長艦首楼と廊郭の副砲群、後檣と起重機と短艇群とか。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


3.
この規模の艦であれば主砲くるくるは仕掛けとしては普通ですね。副砲が固着の必要無しって言うのはなかなか新鮮でした。この手の旧式戦艦は大学に上がる前・・・ざっと35年以上前・・・に作った「長門」か「扶桑」級のどちらかが最後で当然旧金型。ぺたっと貼り付ける感じでした。
なので、昔はちょくちょく引っ掛けてぺきぺき折ってしまっていたのですが、今回はしまう時は畳んで塗装被覆貼紙で保護してしまえるので有り難いです。と言うか、製作中はそうしていました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


4.
700/700のQ.E.の諸元です。
全長196.8m
最大幅27.6m
常備排水量27500t
主砲15吋×2門×4基
副砲6吋×12基
速力24knot
乗員925〜951名
1番艦「クイーン・エリザベス」 '15/1/19就役 '48除籍 (尚、海戦時は修理中で不参加)
2番艦「ウォースパイト」 '15/3/19就役 '46除籍
3番艦「バーラム("Barham")」 '15/10/19就役 '41/11/25戦没 海戦時Q.E.級4隻の第5戦艦戦隊旗艦
4番艦「ヴァリアント("Valiant")」 '16/2/19就役 '48除籍
5番艦「マレーヤ("Malaya")」 '16/2/19就役 '48除籍
それにしても、副砲、後方に向かない。損傷退避中に駆逐艦に追撃されたりした場合はどうするのでしょう?主砲で対応??まさか片舷たった1基の8cm高角砲???
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16


5.
DFGです。DFG級の1番艦です。
平甲板・・・と言うか中央艦楼?・・・、低乾舷の所為か、新しげな感じです。前後檣が単檣でなければWWII期の艦容でも通りそう。
第2煙突が赤いのが目を惹きます。これ、ホント?って世艦を矯つ眇つしたのですが、う〜ん、白黒だからねぇ〜とは言え、第1煙突と色調同じに見えるんですけれど・・・。まぁ良いか。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


6.
こちらの副砲もQ.E.と同様に固定していません。なので壊し難い・・・とは行かず、枝から切り離しの際にぽきぽき折れる。細過ぎなのねぇ〜。
また、主砲、砲塔くるくるに加えて更に2門は別々に俯仰できます。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


7.
700/700のDFGの諸元です。
全長210.4m
最大幅29m
常備排水量26600t
主砲12吋×2門×4基
副砲15cm×12基
速力26.5knot
乗員1112名
'14/9/1竣工、'19/6/21自沈。自沈は休戦後の英による抑留中の一斉自沈ですね。
副砲、2門だけ艦尾方向に向きます。これで追い掛けられても安心?!
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/2
f16


8.
LTWです。DFG級の2番艦です。
同型艦ですが、前後檣の形状が盛大に違っています。またもや、ホント?と世艦を紐解いたら、こちらはあっさり、ホントだっ!!となりました。とは言うものの、煤煙対策?の黒い塗装部分の指定が妙な範囲になっておりまして、煙突開口部から上部に統一しました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4
f11


9.
LTW、ジュトランド戦時は巡戦隊の旗艦でした。で、英巡戦隊の2隻・・・「ライオン("Lion")」と「プリンセス・ロイアル("Princess Royal")」・・・から集中射撃を食らったりして大破航行不能となり自軍水雷艇により自沈処分となりました。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


10.
700/700のLTWの諸元です。と言っても基本的にはDFGと同じですので相違点を。
副砲15cm×14基
乗員1112名+司令部要員76名
'14/9/1竣工、'16/6/1戦没。戦没と言っても、上記の通りの自沈処分なので英巡戦の派手な沈み方に比べると人的は被害は少なかったと。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/4
f11


11.
H22/1/2〜H23/1/1、『Happy new year!! 英国生まれの虎達』で展示の「タイガー("Tiger")」も一緒に。
左上から、
DFG 、「タイガー」
LTW 、Q.E.
です。
「タイガー」、製作対象の設定時期は'20台なので若干合わないのですが、まぁ気にしない。
激しく撃ち合った英独高速砲戦部隊、英3隊で巡戦10隻、高速戦艦4隻、独巡戦5隻。あれこれ記録を突っついたのですが、不思議とこの4隻は砲火を交わしていないらしい。
AF-Nikkor 28mm 1:2.8
1/2
f16


12.
「タイガー」を引っ張り出して来たので、ついでにこんな比較も。DFGとLTWのカエサルとドーラの間が空いています。「タイガー」のPとXも同様ですね。
どちらもここには機械室が入っているそうで、妙な所が似るナァと感心しました。同じ様な主砲配置は「金剛」級もですね。まぁこちらは「タイガー」と異母姉妹みたいなものですから似て当然なのでしょうが。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


13.
Q.E.の使用塗料です。
甲板はTS-68を吹いておしまい。艦体やら上部構造はMr.の333を指定なのですが、そりゃ暗過ぎる殆ど黒じゃないか。う〜ん、もう少し明るめにしたいっ!!って事でMr.の305を使用しました。トラペの「ドレッドノート("Dreadnought")」も同様なので、そちらは指定通りにして比較する??
また、XF-15は短艇の上面と、甲板の微小な修正に使用しました。XF-78の方が良いのでしょうけれど、何かアクリルって上手く塗れてくれないのですよ。
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
1/1
f16


14.
DFGとLTWの使用塗料です。
フライホーク、基本的にMr.とXFと併記ではあるのですが、不思議な事に、DFGはタミヤ基本、LTWはグンゼ基本で記述されています。
また、この併記内容、結構色合いが異なっています。例えば艦体は前者XF-66、後者337と62を3:1で調色せよと。XF-66は337に比べてかなり濃い目。しかも337には白を混ぜるって、全然違うジャンっ!!
とまぁそんな訳で、組立説明(何と全面総天然色)の色調を真として手持ちの色見本と比較の上、艦体はAS-10、上構はAS-26としました。
煙突はXF-7とXF-1の調色と言っていますが、ここだけしか出番がないだろうと言う事でGMの27と29を。どうでも良いですが、前者西武レッド、後者京急バーミリオンと名付けていますが、色合いを単純に比較すると、西武バーミリオンと京急レッドとした方が良いんじゃね?と思わなくも無い。
AF-Nikkor 28mm 1:2.8
1/2
f22

H28/4/25展示 戦後のフレッチャー達〜第参弾「スプルーアンス」級「フレッチャー」
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


早くも第参弾です。何故か有井が一瞬だけ発売した「スプルーアンス("Spruance")」一族の中から購入した「フレッチャー("Fletcher")」です。全艦体だし、彫刻がかなり甘いので、元々は自由型をでっち上げる母体として考えていたのですが、今となっては母体の種類が増えた事も有り、作ってしまいました。
・・・って、ちょっと違くないか?「スプルーアンス」って言っているじゃないか。「フレッチャー」級じゃないぞ。
いやまぁ、表題が「フレッチャー達」であって「フレッチャー級達」でないのは実は今回を前提にしておりまして、折り込み済みだった訳です。
参考資料として世艦各号参照です。
Nikon D40,Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5,ISO200で撮影しました。


1.
「スプルーアンス」級、元々は艦橋の直前にMk.16ASROC8連装発射機を搭載しており、部品としては同梱されていますが、組立説明ではMk.41VLSにせよと。
また、前後檣は煙突頂部の高さから上は黒く塗装せよとの指定なのですが、VLS化後って少なくとも前檣は艦体色と同じっぽいんですよね。なのでこうしてみました。
1/2
f16


2.
700/700の諸元等です。
全長171.7m
最大幅16.8m
満載排水量8040t
1980就役
2004除籍
「スプルーアンス」級、装備品の機能の拡大や追加に備えて余裕を持った設計と言う触れ込みですが、大量建造の「アーレイ・バーク」級に押し出される様に早めに退役しています。同時期に、その様な配慮がされずに建造された「O.H.ペリー」級の方が長生きする皮肉な結果に。
4/1
f16


3.
H25/4/30〜H26/4/5で展示の「フレッチャー」級の先代「フレッチャー」と並べて。
「フレッチャー」と言うと、WWIIの太平洋戦域に目が行き勝ちな歴史的な立場なので、空母機動部隊を率いたF.J.Fletcherが思い浮かびます。今回製作の方はそのF.J.Fletcherから名付けられました。同じ艦名ですが先代の命名元はその叔父に当るF.F.Fletcherからでして、指揮下に少なからず同級駆逐艦を収めたであろう甥としてはどんな気分だったのでしょう。
1/1
f16


4.
使用塗料です。艦体、上構にどばっとAS-7を噴いた後、甲板はXF-24、他はちまちまと。
搭載機は324で全体、XF-1を脚部。
X-11で両方の窓。あっ、XF-2を忘れた。
1/2
f16


5.
例の如く、前後檣と第2煙突のホイップアンテナは木工用接着剤で仮留めとし、収納時は外す事としました。
1/1
f16

H28/3/30展示 H27度下半期の積み
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


前1年と同数の22箱増加ですが、期間は半期分だし、半期である事を踏まえても竣工数は逆に1/4と大幅減となってしまっていて、かなりの入超です。
いかんねぇ〜。


1.
では、上段から、各段を左から。
1段目、AFVclub「ノックス」、R社「アリアドネ」
2段目、Fryhawk「ナイアド」、R社「アリアドネ」、フジミ「津軽」、山下ホビー「吹雪」I型
3段目、Fryhawk「オーロラ」×2、P社「Z-28」、IBG「スラザック」1943
4段目、P社「クイーン・エリザベス1941」×2、P社「アドミラル・グラーフ・シュペー」、IBG「クヤヴィアク」1942
5段目、フジミ「山城」昭和13年、P社「アストリア」、ITARELI「アドミラル・シェーア」、FREEDOM「アキテーヌ」
6段目、P社「ウエスト・ヴァージニア」、P社「リシュリュー」、P社「ローマ」、FREEDOM「アキテーヌ」
Nikon D40
AF Nikkor 28mm 1:2.8
2/1
f16
ISO200


2.
ここからは注目の新製品を。
先ずはP社「クイーン・エリザベス1941」。
既に1918版は発売されておりましたが、年違い版の登場です。大本のラッパでは昨年初には発売されていたのですが、日本向け仕様化の為に10ヶ月近く掛かってしまい、昨秋発売で、2箱調達しました。
ラッパではほぼ同時期に「バリアント1939」も発売しているのですが、そちらはここに至るもP社よりの告知無く、ぬ〜。
Nikon D40
AF Nikkor 28mm 1:2.8
4/1
f16
ISO200


3.
Fryhawkの「オーロラ」です。告知は「ナイアド」よりも先で、「デアフリンガー」と同時期だったのですが、「ナイアド」の後塵を拝してしまいました
でもって、同社、凄い大風呂敷を広げており、今年の発売予定は「J,K,L級駆逐艦」、「ハーミーズ」、「モルトケ」、「エムデン」、「バイエルン」等々。そんなに無理でしょう?と言うか、出ちゃったらこっちの財政が・・・。
Nikon D40
AF Nikkor 28mm 1:2.8
2/1
f16
ISO200


4.
IBGの「クヤヴィアク」「スラザック」です。
英Hunt II級護衛駆逐艦の内、ポーランドに譲渡された2隻でして、近々更に譲渡1隻、英艦1隻発売予定と聞きます。
いやぁ〜吃驚しましたよ、これには。しかし、高いなぁ〜。この殆ど中がすっかすかの箱に入って\2k後半の値付けです。同じ様な位置付けになる「松」や米DDEが3隻分程度買えてしまいます。
と言いつつ、その変位展開の2品も買っちゃうんだろうなぁ〜。これで英日米の護衛駆逐艦を並べた姿を想像すると胸熱です。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
f16
ISO200


5.
これまた吃驚のFREEDOM「アキテーヌ」です。ちょっと彫刻がヌルイ感じでして、これで販売価格\4k台半ばですか、そうですか・・・。
実は、再販の掛かった「リシュリュー」と「ローマ」、購入は微妙だったのですよ。ですが、ほぼ同時期にこの「アキテーヌ」の話が飛び出してきまして、昨秋の観艦式みたいな事を3年後も・・・と思うと仏艦隊、「アキテーヌ」だけでは寂しい。ならば「リシュリュー」も一緒に並べよう。で、毒皿で「ローマ」も。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
2/1
f16
ISO200


6.
山下ホビーの「吹雪」です。新興業者としては唯一国内です。
特型I型は主砲形状と煙突両脇の通風管形状だけの点で、WWII期IJN駆逐艦の中で屈指の好みでして、まぁ安いしって事で飛び付きました。
T社やP社の在庫品との競作とか楽しそう。
Nikon D40
Nikkor Zoom 35-105mm 1:3.5-4.5
4/1
f16
ISO200

H28/2/4展示 日本海軍の護衛艦艇達
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


って、ちと大袈裟な表題。P社の鵜来型大型掃海具装備型と称している「日振」型海防艦とA社の砲艦「橋立」を作成しました。


1.
左から「日振」型、「橋立」、「橋立」におまけで付いて来る95式軽戦車×2です。
戦前に建造された「橋立」は、木張りの甲板、居住性の良さそうな長い艦首楼、防盾の付いた機銃と小型艦の割に豪華な装備で、対して、初の量産海防艦となった「日振」型の、工数削減の角型艦尾や直線の多い艦形、凌波性に疑問の残る短い艦首楼、その割に機銃、爆雷等装備過多で居住性のしんどさが思いやられます。
PENTAX istDs
smc PENTAX-AF ZOOM 1:3.2-4.5 28-105mm
4/1
f22
ISO200


2.
上、「日振」型、下、「橋立」です。
「日振」型、発売は多分10年以上前と思われます。対して「橋立」はここ数年の物で、彫刻の細かさは「橋立」が勝っていますが、「日振」型の方がかっちりと組み上がります。
PENTAX istDs
smc PENTAX-AF ZOOM 1:3.2-4.5 28-105mm
4/1
f22
ISO200
同一露出、構図2枚を合成し周囲トリミング


3.
左、「日振」型、右、「橋立」です。
甲板塗色、「橋立」は話が簡単だったのですが、「日振」型はリノリウム押えが彫刻されているにも関らず、化粧箱に記載の塗色指定は全面軍艦色のみ。建造時期から見てもどちらも有り得そうで迷いましたが、色見の変化をつけたいと言う事でリノリウム押えの有る部分はリノリウム色としました。
PENTAX istDs
smc PENTAX-AF ZOOM 1:3.2-4.5 28-105mm
4/1
f22
ISO200


4.
いやまぁ、この2隻を組んだのはこれがしたかったのね。
と言う事で、H26/7/21〜H27/6/26展示の「新田丸」型を混ぜて。「橋立」はともかくとして、「新田丸」型の徴用時期や「日振」型の就役時期を勘案すると有り得ない構図ですが。
PENTAX istDs
COSINA 1:2.8 24mm
4/1
f22
ISO200

H27/12/13展示 海自「おおすみ」〜日本の揚陸艦第壱弾
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


T社初・・・と言うか、WLではこれと同型の「しもきた」しか出ていない・・・の海自艦です。当時としては、初の平甲板艦登場と言う事で世間的にもちらほら話題になった・・・筈・・・とは言え、妙な艦を開発したものです。
でもって、シリーズ化と言ってもそんなに続くのかしらん?と自分でも疑問無くはないですが、思い出した様に登場見込みです。


1.
先ずは同梱のLCACやCH-47も併せて。
LCACは2隻搭載ですが、航走(手前と言うか左側と言うか)状態と格納(奥?右??)状態が2隻づつ入っています。
Nikon D40
Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5
1/1
f16
ISO200


2.
P社のCH-47もおまけで艦首側に乗せて見ました。
艦体と艦橋の塗色が異なって見えますが、他駒の通り本来は同一です。RCS低減の側壁傾斜が光線の関係でこう見えるって事なのでしょう。と言ってもそんなに大きい角度で傾斜している訳でもないのですがねぇ。
Nikon D40
Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5
8/1
f16
ISO200


3.
ちょっと仕掛けが有って、艦尾水密扉が開閉する様に作れます。もっとも、組立順序をしくじり、閉め切り時に若干隙間が出来る状態になってしまいました。
Nikon D40
Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5
2/1
f16
ISO200


4.
更に、甲板後半は固着させずこんな具合にする事も。この為にわざわざ甲板も甲板上のデカールも分割されています。
Nikon D40
Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5
2/1
f16
ISO200


5.
使用塗料と。T社の塗色指定は思いっきり無視しました。
Nikon D40
Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5
1/2
f16
ISO200
明度調整


6.
CH-47の塗色は艦体と異なるので別途こんな感じ。こちらも、既存のP社版で作成したものと合わせる方向にしました。
Nikon D40
Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5
2/1
f16
ISO200

H27/10/21展示 観艦式(続き)
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


と言う事で、勢いで全竣工艦船艇、観艦式です。
全部をまとめてって配置面積的に厳しいので国別としてみました。
で、登場順序をどうしようか・・・。国名順?とも思ったのですが、JapanとNihonとかU.K.とGreat Britain and ・・・とか悩むところも有るので、規模の大きい順に。規模はどう判断するか??排水量+総トンで行く事に。まぁそれも満載排水量10000tと基準排水量5000t+5000総tとどっちが大きいとか微妙に悩みそうで、実際、英日は・・・。


1.
取り敢えず、第壱位は英国。
基準排水量83297t+常備排水量71100t+満載排水量28050t=182447tです。
最前列は大戦期の駆逐艦を主体に、中段3列は現代艦、後列は大型主力艦達です。
こうして見ると、規模だけでなく、新旧の均衡も取れていて、唯一空母が居るとか、大型砲戦部隊が俊足とか実力も最強な感じです。
艦載機は省略です。フネを本棚から引っ張り出して並べるだけで大事でしたので。
Nikon D40
SIGMA HIGH-SPEED WIDE 28mm 1:1.8
4/1
f22
ISO200
周囲若干トリミング
明度調整


2.
第弐位は日本。
基準排水量86669t+常備排水量56040t+19871総t=162580t
英國よりも数は多く、並べるの大変でした。また、作業中迅鯨が転覆してしまい、前後檣欠損の小破。小型艦艇が多くて窮屈です。
変位性は一番ですね。時代は19世紀建造から21世紀就役中迄、種類は南極観測船からDDG迄、軍用艦艇もなんたら母艦とか何たら給艦とか多く、楽しいです。
Nikon D40
SIGMA HIGH-SPEED WIDE 28mm 1:1.8
4/1
f22
ISO200
周囲若干トリミング
明度、明暗比調整


3.
第参位は合州国。
基準排水量111198t+満載排水量7615t=118813t
やはりと言うか、意外にもと言うか、華盛頓倫敦両条約の参強が上位を占めました。
合州国の特徴は現代艦が少ない事ですかね。鈍足艦と高速艦にはっきり別れてしまってもいます。なので、現代艦+巡洋艦+駆逐艦の高速前衛部隊と戦艦+護衛駆逐艦+揚陸艦の攻略部隊みたいな空想が出来てこれはこれで楽しい。
Nikon D40
SIGMA HIGH-SPEED WIDE 28mm 1:1.8
4/1
f22
ISO200
周囲若干トリミング
明度調整


4.
第四位は独(右、基準排水量45129t)と第五位の蘇/露(左、満載排水量17520t)です。
規模が随分小ぢんまりとして来たのでまとめてみました。上位参国が参強ならここは弐弱でしょうか。
特に意味無く向き合わせて見たのですが、この双方、対決したらどうなりますかねぇ。規模や見た目の派手さは独ですが、実力は拮抗でしょうか。
「ナヌチュカIII」のSSMを生かせるか、封じるかが帰趨を決定しそうです。
独側は先に相手を発見して周囲を取り囲んでしまうとか、一部の駆逐艦を被害担任にしてしまって射耗させてから水上砲雷戦に持ち込むとかする。
蘇/露側は逆に大型艦3隻を犠牲覚悟で前哨させて、独側に発見されるか、解隊されるかする前に発射してしまう。そんなところでしょうか。
もっとも、名にしおう蘇/露の兵器の精度、信頼性ですから、途中で行方不明やら迷走やら出そうでは有りますが。
Nikon D40
SIGMA HIGH-SPEED WIDE 28mm 1:1.8
8/1
f22
ISO200
周囲若干トリミング
明度調整


5.
第六位の中(右上、正常?排水量9605t)、第七位の豪(左上、基準排水量3370t)、第八位は同率で西班牙(右下、基準排水量2100t)と伊(左下、基準排水量2100t)です。ここまで上位は参強弐弱と来て居るので、四問題外と評すべきでしょうか。
この中で実力面の順位を付けるとどうなるものやら。中以外の参国、搭載している中小口径砲を一番多く積んでいて雷装も残っている西班牙が一歩抜けている感じです。とは言え、豪の5吋砲の方が射程が長かったりしますし、FCSが新しい分精度も良さそう。なので、伊が最下位で西班牙vs.豪は微妙な所かと。
悩ましいのは中ですね。射程は短いし鈍足だしで、戦術運動的には振り回される一方で終わりそう。ただ、「定遠」は実戦で大量の中小口径砲弾を叩き込まれても耐えた実績が有りますし、弐隻居る点から「定遠」がぼかすかヤラレている間に「済遠」が間合いを詰めるとか・・・無理か。
何れも数少なく寂しいので、ちょっと増勢させてあげたい気がしてきました。と言っても、当面は"Flecther"級を追加する程度しか策が・・・あ、伊は戦艦が在庫していたぞ。
Nikon D40
Zoom Nikkor 35〜105mm 1:3.5〜4.5
4/1
f16
ISO200
周囲2,3割トリミング
明度調整

H27/10/14展示 観艦式〜♪
R02/07/14 制御文更新
R02/08/24 制御文更新


700/700の世界では海自観艦式週間ですが、拙宅本棚を根拠地としている1/700のそれも観艦式を挙行してみました。(笑)


う〜ん、こう並べると、とぉ〜っても気持ち良い。他・・・英米独蘇等々・・・も並べてみようかしらん。
で、行列通りにざっと列挙すると、
「とわだ」、「くらま」、「はたかぜ」
「ゆき」級×4
「くも」級×4
「いすず」、「はつしま」級×2、「なみ」級×2
です。「あやなみ」は未成です。
Nikon D40
SIGMA HIGH-SPEED WIDE 28mm 1:1.8
4/1
f22
ISO200

H27/9/23展示 ドレミの歌〜H26度下半期からH27度上半期のお布施

H28/8/29 削除


Topに戻る